「刑事さん、布教キャラバンを探してくれ。ただし、おうえんを呼ぼうとかおかしなことは考えない方がいいぞ」

「布教キャラバン? 光輪教の?」

 清音が答えないので、美星がかわりに聞いた。

「そうだ。ちかいを永遠にするためにな」

「永遠に? あなたまさか、魎呼と結婚……!?

「そうだ。君は?」

「え!?

 阿重霞は言ってしまってから、今はそれどころではないことに思い当たったが、言い直すかわりにこう続けた。

「わたくしは樹雷の皇女です。魎呼と結婚するのは願ってもないことですけど、どうして天地様を巻き込むのよ!?

 一呼吸おいてビシッと指を突きつける。

「今すぐリングを外しなさい!!