葵×エミー 百合痴態を生中継!
狩る側から狩られる側へ。
手帳とカメラを失った(カメラよりデータの損害が大きい)陽一に、莉桜に対抗する手段はない。今のところ報復らしきものはない。それはまるで猫が戯れにネズミをつけ狙うがごとく生かさず殺さず弄ばれるようで憂鬱なままに日々が過ぎていく。
しかしいつまでも引きずっているわけにはいかない。女性美の探求に終わりはない。
いつか来ることを怯えるより今はできることをするしかない。
気分を切り替えた陽一は今日も今日とて、エミーリエが書いた恋文の添削に励む。
彼女より上の立場に立てていたのは処女を奪う前後だけ。以降は彼女に言われるまま添削する赤ペン先生状態。
ただ、その成果もあって最初に見た衝撃の文章にくらべれば上達は明らかで、日本語能力にも向上の兆しがある。
「ほら、ラブレター」
昼休み、エミーリエと待ち合わせて添削した手紙を渡す。
「どーも! どーも!」
エミーリエは目を輝かせながら目を通す。
「おぉ。赤いの減ってますね!」
「この調子ならもう自力で書けるんじゃないか」
「本当ですか。ああ、ぜんぶ、ヨーイチのおかげです!」
「い、いやあ」
手を握りしめられると、とてつもなく照れる。エミーリエは陽一に無理矢理、処女を奪われたことも忘れたように感謝しきりだ。
「……なあ。エミー。どうしてそんな手書きなんて古風なやり方なんだよ。メールのほうが簡単だろ」
「手書きの温もりは、日本でもドイツでも変わりません。ムッター(母)も、ファーター(父)と結婚する前、何通もの手紙をもらいまして、それがとってもよかったと語っています。ムッターもファーターも今も仲良しなのです」
頭の中で、葵との甘い生活を思い浮かべているのか、ほう、と悩ましいため息を漏らした。ちなみにエミーリエは葵がすでに陽一の手によって純潔を失っている事実を知らない。
「……でも」
不意にエミーリエの表情が翳った。
「どうした?」
「アオイ、好きな人がいると思うんです」
「え。マジか」
「確信がありますね!」
(ぜんぜん気づかなかった)
頻繁に会っているわけではないが、会えば挨拶は交わすし、向こうから勉強を教えて欲しいと言われたりと多少の交流はしている。
「付き合ってるのか」
「……わかりません」
別に葵と付き合っているわけではないが、はじめての相手になった陽一としては面白くない。あの堅物の剣道少女を籠絡した男がこの学園にいるかもしれないと思うだけでむかっ腹が立ってくる。
(俺の被写体に手を出すとは許せん!)
交際をしているのかは定かではないが、他人の手垢がついた女性では本質を捉えきれない。撮影者と被写体はその撮影時間においては恋愛関係にあるといっても過言ではない。カメラマンとモデルが恋愛関係に発展することも珍しくはない。
それは主演女優と映画監督の関係にも通じるものがある。
とにかくプロの世界にさえそういうことはままある。
一方、素人の場合、本命の存在が被写体にあたえる影響は小さくない。
陽一は善は急げと行動を起こす。
すみやかに葵にメールを送り、事の真相を問いただそうと考えた。
ついでに久しぶりに被写体として激撮するための準備も並行しておこなう。
放課後。陽一は視聴覚室で葵が来るのを待っていると、扉が開いた。
葵は入ってくるなり訝しそうに顔をしかめた。
「先輩。一体どうしたんですか。重要な用事があるとのことですが」
「……わかるだろ」
カメラを見せると、一瞬、その顔が強ばる。しかしそれ以上、強い拒絶はなかった。
(あれ?)
恋人、もしくは片思いの相手がいればもっと違った反応を見せるはずなのだが、まあよい。
「実は、今日は趣向を変えてみようと思ったんだ」
「趣向を変える、ですか」
「入ってこいよ」
呼びかけると、葵につづいて人が入ってくる。
その人物は目と口の部分に穴を開けただけの袋をかぶっているのだ。
葵が思わず身を引いた。
ちなみに、その紙袋の正体はエミーリエだ。
彼女には『裸のお付き合い』という文化が日本にあることを教えている。
葵がどこの馬の骨とも知れない誰かのものになってしまうくらいなら、エミーリエのものにして優しく性の手ほどきをしてしまえ──と。
「実はその子は葵が大好きなんだ。好きってのは友だちとかじゃない。葵を女として好き……愛している。その子のたっての希望でこの場をセッティングしたんだ」
「わ、私は女性のことは……」
「だいじょうぶ。ワタシが優しくして教えてあげますから」
「あなたは誰なんですか! そんな怪しい格好で」
「アオイ。怖がらないで」
葵は一瞬きょとんとしたかと思えば、
「え、エミー先輩……?」
「わかります?」
「わかるに決まっているじゃないですか。……そ、その格好、宮園先輩に変なことを吹きこまれたんですねっ」
「そんなことはどうでもいいんです。ワタシはただ、アオイと裸のお付き合いがしたいんです。……あなたが誰かを好きにならないうちに……わ、ワタシを好きになって欲しいと思うから」
「ど、どういう意味ですかそれ──」
言い終わらぬうちにエミーリエが剣道少女の唇を奪う。
紙袋がガササッと音をたてた。
陽一は準備に取りかかる。
「宮園先輩、なにをしてるんですかっ!」
「実況中継の用意」
「じ、実況ぅぅぅぅ……!?」
「そんな悦んでくれるとは思わなかった。エロエロになる姿をたっぷりとネット配信するんだよ。視聴者が何人来るか見物だな」
陽一は傍らに置いたパソコンを覗きながら言った。
「今のは、け、軽蔑の声です! エミー先輩は構わないんですか!?」
「アオイ。撮られて困ることがあるのですか」
「困るって……そんなのたくさん……」
「ワタシは困りません。アオイも困ることなんてないでしょう。そんなに好きな人に見られるのがいやなんですか」
「好きな人? 先輩、さっきからなにを言ってるんですか。私にそんな人は」
葵は陽一をキッと睨みつけた。
「エミー先輩になにを吹きこんだんですかっ!」
「べっつにー」
「大丈夫。アオイも紙袋を、かぶればいいんです」
エミーリエは問答無用で同じように目と口に穴を開けた紙袋をかぶせた上で、再度、迫った。
「ようし。配信の開始だ」
「エミー先輩、こんなことダメです……い、いけません。私たちは女同士……んふうううぅっ……」
聞きたくないとばかりにもう一度、唇に吸いついた。
すぐに桃色の艶唇があわく開かれ、唾液で絖る舌が絡み合う。
紙袋からのぞく濡れた瞳、情の深さを物語るような肉厚な唇からのぞく朱舌が、ゾクゾクするほど蠱惑的だ。
「らめれですっ……私たちのことっ、み、見られちゃってェッ……いろんな人にぃぃぃ……んちゅっ……えろぉっ……ンンッ……」
「大丈夫ですよ。ワタシたちの顔は見られていないんだからぁっ……それより、もっとベロをください……んちゅぅっ」
エミーリエは積極的に葵の舌に噛みつくと、チュウチュウと吸いつく。
「ひぁっ……んちゅ……えろぉおっ……んんっ……先輩ィッ……ンヒッ……」
深いキスを交わせば交わすほど、紙袋が擦れて音をたてた。
「ほうら、ツバのんでっ」
「ふぁむぅっ……!?」
紙袋から覗く葵の双眸が戸惑いに揺れるも、細い喉が小さく波打った。
葵の肩がひくんと震える。相手がエミーリエとあって葵も乱暴なことはできず、受け入れるしかない。緊張と不安とで強張った身体から力が抜けていく。
エミーリエのしなやかな細指が制服のリボンをほどいた。ジャケットを脱がし、ブラウスのボタンを一つ一つはずしていく。三つほど外せばブラウスの向こうから、グレイのスポーツブラに包まれた乳房がこぼれる。
「んひゃうっ……先輩ぃっ……ああ、いやだ……恥ずかしいっ……エロッ、エロォッ……見ないでください……じ、地味な下着、ですからァッ」
こんな状況でありながらも下着を羞じるのは実に女らしい。
口の端より滴るよだれがグレイの無地に滴り、紺色の染みを刻んだ。
「そんなことないデス。可愛いビュステンハルター(ブラジャー)です。ワタシのも、外してください」
「ふぁ、ふぁいっ……」
顔が隠れていることが淫らな行為にふけることへの抵抗を削いでいるのか、葵はせがまれるままブラウスのボタンを外す。
ブラジャーごしにも葵を圧倒するようなバレーボールを押しこんだかのような大ぶりのバストが突き出す。下着は黄色いレース飾りがついたもので、華やかだ。
「ああっ……先輩ィッ……下着、可愛いです。日本ではデザインが少なくて……」
「外国にはたくさんこういうデザインがあるんです」
「う、うらやましい……です」
「んふふ。似合うの、ワタシが探してあげます」
「ありがとう、ございますぅ……んぁっ……」
「じゃあ、アオイの、おっぱい、見せてください」
「先輩、名前はダメですっ。これ、中継されて」
「好きな人の名前を呼ぶことがおかしいんですか。アオイ」
「だめです、本当に……それは」
「アオイ、ワタシのこと嫌いですか」
「ち、違うんです、これはそうじゃなくて」
葵のことしか目に入っていないエミーリエは頭を切り換え、「アオイのおっぱい、見せてください。大丈夫。ワタシも一緒におっぱいを見せますから」と囁き、率先してブラを外せば、ミサイルのごとき流線型の乳峰がぶるんぶるんと左右互い違いに大きくバウンドしながら露わになった。
尖端の乳頭は粒立ちもはっきりと勃起している。
「さあ、アオイも」
スポーツブラをまくり上げ、特大のゆで卵のようにつるんとした乳球を披露する。恥ずかしさと昂奮とで体温が上がっているせいか、蜜乳はほのかに赤らみ、特に乳頭が眩しいくらい爛熟している。
「すっごくまん丸おっぱいですね。キレイですね」
「そんな」
「いえ、すごく可愛いです」
「え、エミー先輩のも、すっごく大きいのに、綺麗な形してます」
「ダンケ(ありがとう)」
エミーリエは勃起尖端をふくんだ。
「ひゃうぅぅぅぅン!」
「アオイの、おっぱい、ぷりぷりしてますねえ」
念願の葵との交わりに、エミーリエは碧眼を潤ませ、透けるように白い双頬をへこませながらきつく啜った。
葵は紙袋からこぼれた黒髪をさわさわと波打たせながら緩く仰け反った。
「可愛いですよ。ケンドーしてる時のアオイはかっこいいですけど、ここは、すっごく可愛い可愛い女の子のおっぱいです。こんな素敵なおっぱいを、男の人に揉ませるなんて絶対にダメです……えろえろぉっ」
「先輩、そんなこと、してません……誤解ですからぁッ……あひっ」
紙袋ごしにも剣道少女は凜とした相を悩ましく引き攣らせていやいやをするのがわかる。
「うそつきは悪い子デス。悪い子にはおしおき」
「ひいいい……噛んじゃだめですううっ!」
葵が切なげに身をくねらせた。
エミーリエは桃色突起をふくみながらスカートを外すと、葵のスカートもまた脱がす。葵は「だめです、ああっ」と白い喉をさらけ出して弱々しい拒絶の文句をこぼすが、二人の美少女たちはたちまち下着一枚になってしまう。
エミーリエは乳頭から口を離すと、葵を抱きしめる。全身に玉の汗を浮かべ、まるでそれを銀色の鱗のようにてからせる葵はしゃくり上げる声を大きくした。
「アオイの身体、ふかふかですう」
「ひぁっ……エミー先輩のも、んんッ……抱き心地いいですっ……」
葵は高く結い上げた黒髪をフリフリと揺すり上げた。凜乎とした雰囲気は甘やかに蕩け、柔らかな女らしさが強く匂い立っている。
マシュマロのような乳塊が重なり合えば、どちらもふにゅりと潰れ合う。
「あああんっ! 先輩ィッ!」
「アオイも、おっぱいこすりつけてください」
「は、はいぃっ……」
葵はちらとカメラを見たが、それよりも目の前の甘い楽園に抱きこまれるほうを望んだように恥ずかしそうに身動いだ。汗を帯びた双乳がぷるっ、ぷるうんっと活き活きと身動ぐ。さらにエミーリエの爆乳に埋もれながら、ピンク色の乳頭が擦れ合えば、一年生にして大人びた美貌が懊悩に翳った。
「ああっ、あっ、ああっ……エミー先輩、んんッ……乳首、コリコリッ」
「アオイも、すっごくコリコリだよう」
二人は濡れた視線を絡めながら再び唇を吸う。身長は百七十はあろうかという葵のほうがエミーリエよりも高い。葵はのしかかるようなキスで応じた。
「ひゃうぅん!」
エミーリエはまるであやしてもらった子猫のような声を上げた。
「せんぴゃいぃっ……エロォッ……ンチュゥッ……ぢゅっ……ぢゅぅぅ……んんっぐ……んふぅぅんっ!」
口唇を深く吸いながら胸を重ねる。
キスの甘さとは裏腹に、優婉な豊胸の押し合いへし合いが過激さを増す。
「ひゃああん! ラメッ……先輩ィッ……そこぉっ!」
葵がキスをふりほどき、伸び上がった。エミーリエが股の間に指を差しこんだのだ。
「アオイ、ここ、ヌチャヌチュしちゃってるね」
グレイの下着はシンプルだからこそ背徳の染みが目立つ。繊手で何度も往復するようになぞれば、逞しい太股に筋が浮かぶほど力んだ。
「ああっ……あああっ……」
「ほうら、アオイもっ」
留学生の要請に応えるように、葵は指を伸べた。
「ああ……先輩も……ここ……すっごくぅっ」
「ヤァ。アオイとのキスとおっぱいで気持ちよくなっちゃってるのッ」
二人はキスをし、乳房を密着させて捏ね捏ねしながら、互いの陰部をまさぐる。
どちらも甲乙つけがたい美少女であるからこそ、どれほど淫靡な行為に没頭しようとも下品さや、女性同士の倒錯した性戯に対する忌避感はない。
(くっそぉ。見せつけてくれるぜ)
相手が男でもないのに二人の感応するさまに陽一は嫉妬を禁じ得なかった。
やがてエミーリエは恥じらいつつ下着を脱がせる。紙袋ごしといえども十二分に陶酔の色を浮かべた葵はもうそれを恥ずかしがらないどころか、自分もまたエミーリエの下着を脱がしにかかる。小さな三角の布地に圧迫された股尻がプリッとこぼれた。
やはり日々の鍛錬の成果か、葵のほうが尻の持ち上がり具合は恵まれている。
しかしエミーリエの方も外国女性らしくお尻の豊穣さの点において優っている。
「先輩のお尻、気持ちいいですっ」
葵がたまらないとばかりにむんずと鷲づかんだ。
「ああん。いきなりは恥ずかしいですうっ……!」
エミーリエは嫋やかに身動ぐ。
「ぷりぷりしてて、でもふわふわして柔らかくて。肌も吸いついて。女性のお尻……こんな感じなんですね。私のはここまで気持ちよくありません」
「にゃあふぅっ……んふぅぅっ……ああん!」
エミーリエは身悶えながら指を食いこまされる桃丘を振りたくり、歓喜する。
視聴覚室にむんむんと湿ったにおいがたちこめる。それは百合の香気にも似る。
「アオイのお尻だって、やわらかいよう」
「ああ、嫌ですッ……ひぃぃん!」
葵は腰を逃がそうとするが、エミーリエは逃さないと小さなヒップを握りつぶす。
葵はゆっさゆっさと母性の象徴を波打たせながら仰向けに倒れる。
エミーリエは葵にしなだれかかる。押し倒すような体勢になったかと思えば、血統書付きの猫のような柔らかな蜜毛に縁取られた陰唇を指でなぞる。
「ひゃっ……んんん、先輩、ビリビリしちゃいますっ!」
エミーリエは甘やかに濡れそぼつ紅膣をまさぐる。指を浸したり、離したりして糸びく様子を瞳を爛々と輝かせて見つめる。
「んひぃっ! んはああうぅっ! だめえ、だめえです……やめてください、先輩!」
葵は自分の胸を両腕で挟みこみながらビクンッと仰け反った。試合では相手を圧倒する強さを誇るからこそそのギャップに萌える。
「アオイ。ワタシのココもグチョグチョなんです」
葵の花びらをまさぐり、自分の秘処も捏ねる。会陰をふやけさせた、トロトロの蜜雫が太股を伝い流れる。
「ここも一緒に気持ちよく……ね?」
エミーリエはすり寄ったかと思えば、湯気を上げんばかりに熱狂の坩堝と化している陰唇を押し当てた。
「んひいいいいいい! 先輩ぃ、あ、熱いぃぃっ!」
葵は素っ頓狂な嬌声を上げながらもかぶりを激しく揺らした。それでもエミーリエの腰遣いはとどまらない。
「アオイ、ここ、ヌニュヌニュですね」
「ヒィッ……先輩のあそこ、熱いですッ!」
媚肉をこすり合わせれば、生々しい水音が爆ぜた。二人の肌の色がじんわりと濃密なピンクに染まった。
「ワッフウゥゥゥゥゥ! アオイのクリトリス、すっごくおっきいいっ!」
「ひいいい、み、見ないでくらひゃいぃぃっ! エミー先輩、ダメエッ!」
みずからのオナニーの成果によってすくすく育った牝豌豆の出来映えに、葵は深く恥じ入る。
「おっきいぃです! アオイのクリトリス、すっごくおっきいですっ!」
エミーは外国人らしい明け透けさで、大和撫子の秘密を暴き立てる。
「まるで男の人のおちん×んみたいですねっ!」
「い、言わないでぇぇぇぇ……ッッッッッグッ!?」
まるで胸を重ね合わせたのと同じように秘蕾を擦れば、胸で感じたのよりもずっと激しい感電に見舞われるようなショックに二人は仰け反った。
「ひぎいいッ! 先輩、い、今の、ダメ……激しすぎるッ」
「ワフゥッ! ハァウゥッ! アオイのお豆、おっきすぎて……ンンッ……すぐにおかしくなっちゃいそうですね!」
葵は袋の中で今にも号泣しかねないほど顔を真っ赤にしながら腰を引いた。
しかしエミーリエは強烈な刺激、より深い交わりを求めて両足を葵の柳腰へ巻きつける。再び、激しい貝合わせ。
「ひいいいっ!?」
葵は量感豊かなバストを激しくのたうたせる。
「ああ、ラメですうっ! 先輩、こ、こんなの、ダメですうぅぅっ!」
いやいやをしながらも葵の腰もまた快感を求めてくねる。
倒錯の泥沼にはまっていく。
「アオイッ」
二人は互いの身体に足を絡めながら、きつくきつく抱き合った。
楕円型に乳房がひしゃげ、互いの肌に浮かんだ無数の汗が一つになる。
「あぉっ、あおぉっ、アオイッ……ビリビリするよう。すごいッ……ひッ……ひッ……クリトリス、気持ちいいッ!」
「ひぃぃっ! ひぁっ! あひぃっ! お豆、ダメなのに! 頭爆発しちゃうくらい、気持ちよくなっちゃいますっ! デカクリトリスでひぎぎぎぎいぃぃぃぃい……あああ、先輩! 擦りつけないで……あそこと、お豆一緒に、ぐりぐりぃ……ら、らめぇぇ……らめえええええ……ひぎいいっ!」
二人は火が点いたように貝合わせに耽溺する。
腰で大きくのの字を描けば、下品な音と飛沫が爆ぜた。
「アオイのあそこから、たくさんのおつゆがこぼれてぇッ……ひっ……クリトリスにすごく絡みついてるうっ! 燃えちゃう! アオイのおつゆで、ワタシ、燃えちゃいますッ!」
「先輩! ごめんなさい……ごめんなさいぃぃ! 腰がとまらないんです! あああ、おかしくなっちゃうのに、お豆……ぐりぐり、死んじゃうくらい感じちゃう……あおぉっ……おぉぉっ……き、気持ちイィッ!」
悩ましい声は上擦り、手足を互いの身体に深く絡みつかせたまま慄然とした。
二人の性感の激しいうねりは抑えようのない懸河となり、百合の世界を知らなかった葵の理性を絡め取って押し流す。
その証に、ひそめられた眉の下、切れ長の瞳の黒目がぐりんっと宙返りを果たす。
「ふへえ! へぇっ! ひゃぁぁっ! お豆、ぐりぐり! すごいッ! 先輩の身体気持ちいいッ!」
葵は剣道で鍛えた膂力でもってエミーリエを圧倒せんばかりの腰振りを紡ぐ。
「女の人と、エッチ、すごいっ! 燃えちゃうっ! 先輩のぉ、吸いつくうっ! あそこぉっ……ぢゅぶぢゅぶってエッチな音ぉ……オッホ、ッホォッ……ヒィオッ……とまらない……と、とまらないぃぃッ! オッ、オッ、オオォォォンッ!」
「アオィッ! アオイィィィッ! もっろぉ、もっろぉぉっ、いっぱい、ハグゥッ! ハグゥゥゥゥッ! ヒッ、ハヒィッ、ヒィィィィンッ!」
「せんぴゃぁいぃ、ごめんなさい、わ、わらひ、も、もうぅぅぅ」
「アオイのここぉ、可愛い、ヒクヒクして……もう、ダメなんですねえ!」
葵は激しく首肯する。
「ひぁあ、あひぃっ……ひぃぃぃ、先輩ィッ……わ、らひぃっ、わらひぃぃぃ、ひぎッ……いいい、イくぅぅう……イきまひゅううううううっ!」
葵は上級生にも多くのファンができるほどの大人びた顔貌を官能で曇らせる。裂帛の気合いを吐き出す代わりに「ヒグググググウウ!」とケダモノじみた咆吼を上げた。
「ワタジィもぉぉ、イキュウウッ……いっひょにぃぃ、いっひょぉっ……いっひょにぃぃ、きもひよぎゅうううううう!」
葵とエミーリエは玉の汗をびっしりと張りつかせた、たわわな乳塊をくんずほぐれつさせ、原始人にでも退化したような発狂の喘鳴を重なり合わせれば、
「イッッグウウウウウウウウ……イグ、イギュウウッ……先輩ヒィィッ……せ、センピャヒイイィィィィィィィ……!!」
「オッ、オッ、オッ、アオイィィィィ……イックウウゥゥ……イクイクッ……ヒイイイイイイイイッ……!」
プシャアアアアアアッ! 情欲の蜜潮が盛大にしぶきを上げた。
「あへぇっ……ひぎぃ……ひおぉぉ……おっ、おっ……せんぴゃぃぃ」
「わ、タシ……き、きもひぃよかったよぉぉうう……っ」
二人はびくんびくんと身体のあちこちの不随意筋を引き攣らせながら唇を何度も合わせる。そうすることで昂ぶりをいつまでも保とうとするかのような切実さが、そこにはあった。
それはまだ二人の中に灯った情炎が消えず、まだまだ貪りたいと願う無意識の行為。
男女が睦み合う時のような明確な終わりのない女性同士ならでは、だ。
(さて、そろそろ……)
陽一は用意していた小道具である目出し帽をかぶり、滝のように汗を流しながら後戯に余念のない二人の元に足を運んだ。
炙られた飴のように時間が間延びしていた。気怠さが蜘蛛の糸のように武芸少女を絡め取る。まるで何時間もエミーリエと一緒にまぐわっているような錯覚。しかし時計は葵がこの場所に来てから三十分ほどしか経ってはいないことを教える。
と、目出し帽をかぶった男が現れた。
「だ、誰ッ……」
「怖がるなよ。俺だよ」
陽一だった。
「な、なんでそんな変な格好してるんですかっ」
「そりゃ、俺も参戦するからさ。顔出しはNGだからさ」
(あぁ、そうだ。これは全部、ネットで中継されていて)
当初こそ意識していたはずだが、いつの間にか失念してしまっていたらしい。
「葵のここはすっかり蕩けちまってるな」
「ヒャアアッ! 先輩、ダメエッ!」
割れ目をまさぐられる。エミーリエと貝合わせをした秘裂はすっかり蕩け、だらしないほどしとどに濡れそぼっていた。
「ヨーイチ、ダメ! アオイは、ワタシのォッ……」
頬を紅潮させたエミーリエは愛しきロミオを取り返そうとする。
「悪いな。エミー。葵はもう俺の女なんだよ」
「へ、変なことを言わないでください! 先輩のものになった覚えはありません!」
葵は赤面して声を荒げた。
「俺の童貞ち×ぽを卒業させてくれた麗しい肉壺のくせして」
陽一は制服を脱ぎ捨て、圧倒せんばかりに膨張した肉刀をさらす。
その太い胴幹は先走りにまみれ、ビクンビクンと震えていた。
陽一の手が伸びて、うつぶせでうずくまっている葵の腰を取る。
「ひッ……ダメです、先輩! 今はまだ、イったばかりでェッ」
「大丈夫。俺が優しくケアしてやるから」
そう言った暴君は後背位の体勢で問答無用とばかりに獣根を秘肉めがけて突っこんできた。
エミーリエとのまぐわいで柔らかく蕩けているそこに愚息が嵌入してくるのだ。
いやでも牝花弁は収斂して締めつけ、吸いついてしまう。
「アヒイイイイイイイイッ!」
葵は目を剥かんばかりの強引な凶棒の侵入に仰け反った。
たわわな乳丘が左右互い違いに激しく揺れたわんだ。
「おおっ。まだ処女の時と同じでキツキツだな。まだくだんの男とはそこまでエッチしてないみたいだな」
「せ、先輩までなにを言ってるんですか! そんなの、知らない……ヒッ!」
鮮紅色をより濃くした乳頭を扱き立てられれば、その刺激が腰椎に突き刺さり、まるで悍馬のように柳腰が跳ねてしまう。
「照れなくたっていいんだ。もし葵に好きなやつがいるんだったら祝ってやる。ただしこの最高の身体は俺と仲良しこよしのシェアだな。最近はやってるもんな。シェア!」
陽一は基底部を、膨張した亀頭でぐいぐいと押し上げた。
「ヒィィウゥゥウッ!?」
性感の火花が脳裏で爆ぜれば、ゾワゾワと総毛立ってしまう。
「そんな男のことなんて、知らないです! だ、だいたい、シェアだなんて、そんな男性の身勝手な考えなんて、私は認めません……ハァンッ!」
男にも負けない百七十センチの立っ端を身動がせ、葵は小鼻を広げた。がっぷりと男茎を咥えて広がった肉輪からは泡立った快感汁がドロドロと噴きこぼれる。
「あいつか、剣道部の部長か。爽やかそうなやつだもんなっ!」
「ど、土門先輩には、彼女がぁっ!」
「なら一年の宮脇か」
「違うッ、ぜ、ぜんぜん、違うぅぅぅッ!」
葵は激しくかぶりをふった。
「じゃあ、誰なんだよ。言わないと彼氏の勃起が馴染むよりも先に俺が身も心も開発して、身ごもらせちゃうぞ。妊娠の過程を一日刻みで撮影しちまうぞっ」
陽一は言うが早いか、肉鉾が抜けるか抜けないかのところまで一気に腰を引く。
「オオオォオォォォォ!」
充血した無数の襞壁がざわざわと震え、果汁が視聴覚室のカーペット敷きの床に飛沫をとばす。
「これでもかっ」
陽一は広がった笠肉で肉路を拡張しながら股尻を穿った。
腰骨にヒップを打擲されれば、葵は伸び上がる。高く結い上げた黒髪がほつれ、玉の汗を浮かべた顔に張りついた。
「ハアァァッ……アアアンッ……先輩、もう、ラメッ……潰れちゃうッ……赤ちゃんの部屋の入り口ィッ……先輩のでへこんじゃうぅぅッ……ヒイィィィンッ!」
執拗な取り調べと共におこなわれる、胸の形が崩れてしまいそうなくらい力強い指遣いと、切れ長のへそがたわんでしまうくらい情熱的な抽送。
ズチュ、ヌチュッ、グチュゥゥッ!
「あひぃっ! ひぎっ! おっ、おぉぉん! 深いィッ……先輩の、深すぎて……ヒギッ……息、できなくなっちゃううぅぅッ!」
どれほどの精神修養をおこなっても内からこみ上げる淫欲の沸騰は抑えきれない。
(こ、この、鈍感、鈍感ッ!)
葵は打ちすえられながら、心中で陽一に対して毒づく。
「おぉぉ、締まった。お前、いいのか。彼氏じゃなくて、俺のち×ぽにそんなによがりながら吸いついちゃって。それもWEBで生放送中だってのによ!」
(ああ、そ、そうだ! 私が、エッチに啼いちゃってるの、いろんな人に……み、見られちゃってるッ!)
葵は身を捩り、この桎梏から逃げだそうと試みるが、陽一の発情しきった雄牙が逃すはずもない。不特定多数の視聴者たちの視線があのカメラのレンズの向こうから感じられるようで、引き締まった下半身は粟立ち、牝肉の蠕動は嵐の波間のように激しく逆巻く。
「ひいいい、ラメッ! ラメだからぁッ! 先輩ィッ……やめて、中継ラメだからぁッ! ひいいいいいいいいッ!」
葵は涎をこぼし、荒い息をつむぐ。そのたびに紙袋の口の周りが唾液と熱気とを吸ってくしゃくしゃになり、顔に紙袋が張りつく。
「もしかしたらお前の彼氏も、お前がエロエロに乱れまくってるのを観賞中かもなッ」
脊髄から脳髄にかけて鋭い紫電が迸った。
「ひぃ、ひいいいい、い、言わないで……言わないでくださいいぃぃぃ!」
葵は涙を流す。しかし兆すのは哀しみではない。
それは理性では抑えがたい荒馬のような歓喜に根ざしたもの。
(間違ってないぃ! 先輩の言葉ァッ、当たってるうぅぅぅっ! 私が、乱れてる姿、ぜったい見られちゃってるぅぅぅっ! っていうかああ、その人に蕩けさせられちゃってるうううぅぅぅ!!)
「うおぉ、また締めつけが……っ!」
根元から食いちぎられんばかりの膣圧迫に陽一は驚く。
「アオイ、もしかして、アオイの好きな人……ヨーイチでしょう!」
「ち、違います! それ、絶対、違うッ!」
だが声よりも先に媚肉が反応してしまう。
下りてきた爛熟の子宮が牝啼きの雫を増水させる。
「ヨーイチとアオイがエッチしてるのびっくりしました。でもでも、ワタシとおそろいなので、他の人よりもいいかもしれません」
思わぬ告白に葵は「エミー先輩もォッ!?」と声を荒げてしまう。
「おそろいですね、アオイ」
「おい、本当か! 本当に俺に恋しちゃってるのか!?」
「違う! エミー先輩ィィッ! そんなこと、絶対、絶対ぃ、ないですからあぁっ!」
「おい照れるな!」
(やめて、あそこをそんなに大きくしないでくださいっ!)
求愛に応えようと雄の見せる猛然とした迫力に胴震いを禁じ得ない。
「嫌いだ! 私を脅した人間のことなんて、だ、大っ嫌いだっ!」
陽一はまるでさっきとは打って変わって、壁に砲身をすりつけるようなまるで甘えてでもいるような挿抜で産道全体をほぐす。
(や、優しくしないで! キュンキュンしちゃうっ! これ以上、子宮を蕩けさせないで!)
葵は心底、紙袋の存在がありがたかった。思わぬ形で知られた自分の心。それへの照れと共に、こみ上げる悦楽の坩堝で自分の表情がどれほど女になっているかを知られずにすんでいるのだから。
「だ、誰が、先輩のことなんかぁ……へ、変態なんかァッ! 私を脅迫してぇ、エッチしたああ、強姦魔なのにぃぃぃぃぃ!」
(大好き! 先輩、大好き! エッチうまいし、子宮にも優しくしてくれるし! 先輩のこと考えながらするクリトリスオナニーすぐにイっちゃうう!)
「アオイの乳首、さっきよりもエッチな色になっちゃってますね」
エミーリエは重量感を増した乳管に吸いつく。
「エミー先輩、ラメエエッ……おっぱい、パクパク……よ、弱ぁっ……ヒィ、ホォッ、ホォォォッ、ォオオオオオンンッ!」
胎内を漲る肉槍で埋められている最中の甘噛みに、声が二オクターブ高く裏返る。
「おらおら、好きなんだろっ! もうこの際だ! 言えよ! WEB中継で、俺が好きだって言っちゃえよ!」
「す、好きでもないのに言えないぃぃ! 強姦されて、恋しちゃうなんて、そんなことあるわけないぃぃ!」
(言ってもいいの!? ここで、知らない人たちの前で、竜胆葵は、毎日オナニーしちゃうほど、先輩が好きだって言ってもいいの!? 世界中の人に知られちゃうの!?)
心臓が一昼夜稽古でもしたかのように今にも破裂せんばかりに早鐘を打つ。
いつまでも口を割らない葵に焦れたようにペニスが不意に抜けようとする。
「はへぇ!?」
「ホラ! 告白しないと、ち×ぽを抜いちまうぞっ!?」
嘘だとわかっている。ただのこけおどしだとわかっている。いくつもの大会で、相手の小手先の牽制を見破って不動心を鍛えてきた葵にはお見通しだ。
しかし。
(ああああああ、私、先輩のおちん×んで一本取られたがってるよおぉぉぉぅうう!!)
ダメ。言葉で発するよりも牝口の反応のほうが早かった。
巨根をしゃぶり、媚を売るように蜜を分泌させたのだ。
「好き好き好きいいいいいいいいいぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃッ!」
「よく言った!」
瞬間、下あごが痙攣せんばかりに胎奥を抉られる。
「オッッッッッグゥフウォォ!?」
「アオイ、ワタシは? ワタシは?」
エミーリエは頭がおかしくなりそうなほどの性感の塊である乳頭をちぎれんばかりに引っ張ってきた。
「ワタシは嫌いですか」
ドイツからの留学生は膝小僧で葵の勃起肉莢を擦ってきた。さきほどのやりとりで、脱皮して悦芯を剥き出しにしている牝亀頭にとってその圧迫感は息も止まらんばかりの衝撃を孕む。
「おっほおおおうううっ!」
もはや葵はケダモノのような声しか出せない。女の嫉妬の怖さをありありと見せつけるように乳頭へ爪まで立てられてしまえば、鞭で打たれるように仰け反った。
「しゅ、しゅきですぅぅぅ! ひいいいいいい、じょ、女性で、一番、しゅ、しゅきぃぃぃぃ!」
たとえ学校関係者が冒頭からWEB中継を見、竜胆葵だと疑ったとしても、ここまでの従順さと、甘えきった牝の口調にたちまち他人の空似と思うだろう。
(もうどうだっていぃ! どうなってもいいっ!)
陽一が好きなことも、エミーリエが好きなことも嘘偽りない本心だ。
後ろめたいことはなにもない。
陽一の腰が激しく振幅を刻んだ。果敢な突きこみに頭の中が沸騰する。
血湧き肉躍り、暴虐の奔流の虜になる。
「あひっ! ひぎぃぃっ! ふぁっ! あふぁっ! ぬふっ! むふううぅぅっ!」
「ああん、アオイ、イっちゃいそうなんですね。アオイ、そうなんですね。もう熱々のおつゆがたくさんこぼれちゃってますよ」
「おらッ、注ぐぞッ! 俺が好きなら一滴もこぼさず受精しろっ!」
「し、します! 先輩の赤ちゃんを孕むために、ひぎいい! 飲みますうっ! ライブ中継されながらァッ、受精しますうううぅぅぅぅ!」
葵が律儀に応え、怒張が赤熱したかと思えば、猛々しい噴火を果たす。
ビュルルルルルッ!
膣粘膜が灼け爛れんばかりの猛射に、葵は紙袋が張りついて輪郭が浮き彫りになるほど大汗をかきながら落魄する。
「く、くるううううううううう! 先輩の妊娠精液、いっぱい、おぉぉっ、おおおおおっ……くるう、たくさん、たくさんのおつゆぅぅ、うううッ……イクッ……イッグッ……ヒッッッッッグウウウウウウウ!!」
葵は汗みずくになりながら恍惚の色に相を塗りつぶした。
「アオイ、ヨーイチのおつゆをたくさんもらってすごく幸せそう。嫉妬しちゃいます」
エミーリエは汗みずくの肢体を葵にかぶせる。秘処を葵の顔に近づけ、みずからは逞しい男根に刺し貫かれたことで痛々しく赤らんでいる媚粘膜を正面に見る──いわゆるシックスナイン。
「アオイとエッチなことをするの、ワタシの夢でしたあ」
情炎のともった秘芯からは子種汁を絶え間なく逆流してくる。
エミーリエはかすかな嫌悪を感じる。葵の思い人がわけのわからない人間でないことに安堵はしたものの、それでも男の臭気を漂わせることが許せない。
(アオイ、ワタシがあなたを汚している男の人の液体をもらってあげます)
窄めた唇を押しつけ、ヂュルルルッときつく啜った。
「ヒイッ! エミー先輩、だめえッ! そこ、弱いんです……ひゃアウッ! 強くされちゃうと、私、ダメですッ!」
まだ上り詰めてまもないこともあって、爛熟した蜜口を責め立てられるのは葵はなによりもきついのか、眉間に皺を刻んだ。
「エロォッ……ジュッバッ……エラエラァッ……ンフッ……ムフ、ムフゥッ……アオイ、可愛いですね。大丈夫。ワタシ、ヨーイチよりも優しくするから」
エミーリエは肉芽を舐り、蜜の穴に指をズッポリと埋めた。
「ああッ、だめえっ! エミー先輩、や、やめてください! 今、先輩に注いでもらったばかりなんです……ヒゥゥウッ……」
「アオイ、やっぱり男の人のものになってはダメ。アオイはワタシのものですっ!」
エミーリエが細指を根元まで埋めれば、男精を嚥下した蜜壺が嬉々として締めつけてくる。ヌクヌクした体温に思わず相好を崩した。
「ほぅら、アオイのここだってワタシのことが好きだっていってますよ。ここだって、ワタシの口の中ですっごくプルプルしちゃって……」
エミーリエは頬張った葵の陰核に歯を立てた。
「~~~~~~~~~~ッ!?」
葵は目を見開き、たちまち上り詰めてしまう。
「ひぃっ、ひぃぃっ……エミー先輩、もうそこは許してぇ」
葵は回らない舌でどうにかこうにか言葉を紡ぐ。
「ワフゥッ! ほうら、アオイ、今、気持ちよくなったでしょ。やっぱりアオイは、ヨーイチよりもワタシが気持ちいいんです。大丈夫。すぐにワタシに夢中にさせてあげちゃいますからネッ」
「葵の受精は誰にも邪魔させないぞ」
「あああ、先輩!」
葵が感涙に染まった声を上げるのにムッとした。
(うぅぅ! ダメです! アオイは、ワタシのものなんだからぁっ!)
陽一にむんずと腰を捕まれる。
「なんです! 邪魔をしないでください!」
「エミー。忘れたのか。お前のはじめてを破ったのは俺なんだぜ。その時に見せた牝の顔、もう一度、さらしてもらうぞっ」
葵の胎内を散々乱暴に攪拌した肉槌が押し寄せてくる。
「ンンンンッ!」
先ほどの葵とのやりとりで、エミーリエのラビアはふやけんばかりに濡れそぼつ。
猛々しい長槍が根元まで嵌入すれば、全身が強張ってしまう。
「あああ、ダメです! ヨーイチ! きちゃ、ダメですっ! フェアボーデン(立ち入り禁止)ッ!!」
エミーリエは陰唇に力をこめ、侵入を防ごうとするが、極太棹の侵犯は撥ねつけがたい。たちまち牝腔を狂おしいほどに埋められてしまう。
基底を穿たれれば全身を使って反応した。
「アッ、アヘェッ……つ、突いちゃラメですうッ!」
エミーリエは再び襲いくる牡の圧倒的な存在感に、涙ぐみ、慄然とする。
金髪碧眼の少女は鼻を鳴らし、身震いした。
「エミー先輩も、すっかりぐちゃぐちゃじゃないですか」
「あ、アオイッ! 違うんです! これはアオイとさっきエッチなことをしたから、濡れちゃっているんです! ヨーイチのペニスのせいなんかじゃありません!」
エミーリエは激しくかぶりを振った。
「どっちだっていいさ。エミーはなんだかんだで、ち×ぽが好きなんだよ。両刀遣いっていうのかな。まあ、その様をしっかりカメラの向こうの人たちに見せつけてやろうぜっ!」
陽一は吼えるが早いか、豊かな大尻を弾くように腰をぶつけてきた。
亀頭冠に子宮をぐいりと押し上げられてしまえば、「あひぃっ!」と声を裏返す。
砲身の直径にぱっくりと拡張された媚孔からは嬉し泣きのように陶酔汁がジクジクと滲出した。
自分の中の女が過敏に反応することにエミーリエは焦燥感を煽られてしまう。
「アッ、アアッ、ぬ、抜いてください! ヨーイチのなんていりません! ワタシ、アオイに気持ちよくして欲しいんです!」
「そう言いながら、いやらしいお肉が俺のち×ぽに吸いついてるぜ。葵みたいに、たっぷりと熱いのをくださいってお願いしてきてるんだぞ」
「う、嘘言わないでください……アヒィッ!?」
肉棒が後退すれば、広がった笠肉に膣壁が研磨されてしまう。
それもその動きは、エミーリエが喜悦を押し殺そうと葛藤する様子を堪能しようとするかのようなねちっこい振幅だった。
相手はエミーリエを脅迫して処女を奪った相手だ。その策略だと知りつつもあられもない声が漏れ、小鼻がひくひくと膨らんでしまう。
そうかと思えば、返す刀で埋没させられる。ケモノの角のように反り返った肉刀に牝道を拓かれるや嬉々として陰唇が収斂してしまう。
「さっきは私の中をたくさんかき混ぜてくれたのに。もうエミー先輩の中をそんなにたくさんかき混ぜて。先輩はほんとうに浮気者ですねっ!」
葵は嫉妬に駆られ、エミーリエの膣前庭にキスをする。
ビリッ、ビリッと甘悦の紫電が爆ぜると、肉感的な下肢を嫋やかに戦慄かせた。
「アオイィッ! 今は、ヨーイチが入っていますから、ダメです……ンンヒィィッ!」
「どうしてですか。先輩は男の人が嫌いじゃないんですかっ」
葵は結合部分に、ネットリと舌を這わせる。
「ペロペロしたら、ダメですううううッ!」
「先輩の、少し酸味が強いですけどすごくおいしいです」
葵は唾液で口の周りの紙袋が黒々と濡れ汚れるのも構わないほど舐り、ジュリエットと呼ぶにはあまりに淫奔な留学生を責め立てた。
「アオイ、熱いです! アオイのベロで、火傷しちゃいますッ!」
葵はブロンドの恥毛に顔をすりつけながら小鼻を広げ、昂ぶる女が醸し出す世界共通の発情の薫香をたっぷりと吸いこむ。
「先輩のここ、十分すぎるくらい熱いですよ。エロォッ、エロォォォッ!」
「アヒィッ、ラメ……ンンッ……アオイッ……お願いです。今は、ペロペロしないで……アヒイイイッ! そこ、ダメッ!」
エミーリエはエビ反る。
葵の舌に牝蕾を弾かれてしまったのだ。
エミーリエは汗みどろの肢体を揉んだ。ねっとりとした玉の汗が飛散する。
「うぉッ、エミー、そんなに締めつけるなよっ」
引き絞られた陰茎がビクンビクンッと狭隘の中で戦慄いた。その波紋が亀頭冠に密着した子宮口ごしに、女の芯を震わせる官能を生み出す。
「ヒイッ! 締めつけてません! これはぁ、アオイのおしゃぶりで、感じているんです」
エミーリエはさめざめと涕泣するも、下の口は本能に塗りつぶされ、淫蕩さが渦巻いていた。
陽一は腰の抜き差しを加速させ、尻を弾きながら、襞を巻きこみながら淫蜜をかき出す。その勢いは一往復ごとに熾烈さを増した。
「オォォッ! ンォォッ! ナイィィンッ! ラメッ! ヨーイチ! 刺さっちゃう! ヨーイチので突き殺されてしまいますぅぅ……アヒイイイイイイイイッ!」
エミーリエは豊かな胸を前後に揺すり上げながら、牝を調伏しようという猛威にあてられ、とめどもない嬌声を上げた。ジュッポ、ギュッポッと蜜が充ち満ちた淫肉をこね上げられるたび、エミーリエは色めき立つ。
「あん、先輩、すごい! 私とした時も、こんなに激しくしてくれたんですね!」
葵が本気汁でべっとりとコーティングされた陰茎を間近で眺めながらため息を漏らした。すぐそばに顔を寄せているだけあって爛熟の牝花を攪拌するごとにこぼれる飛沫が葵の顔をねっとりと汚す。しかし彼女は洗礼でも受けるように恍惚とする。
(今、ヨーイチとしている時のことを考えているんですか!?)
葵の表情から透けて見える羨望、そして彼女の媚粘膜から新しく滲んできたと思しき愛液によって子宮に張りついているであろうザーメンが押し出されている様に嫉妬の念がこみ上げ、胸中が燃え上がった。
しかし今のエミーリエに打てる手はない。それどころか舌っ足らずな声に触発されるように陽一を深く嚥下しようとお尻の高さを調整してしまう。
「あ、アオィッ! ワタシ、おかしいですっ! 男の人なんて嫌いなのに、ヨーイチのペニスで、おかしくなってッ……」
「そんな自慢なんてしないでください」
「自慢なんかじゃ、ないです……アウゥゥンッ!」
処女喪失の痛みに嘆きながらも、陽一の手練手管で女の喜びを引き出された時の、生々しい質感が甦る。
長い睫毛に涙の雫をはりつけたエミーリエは双頬を紅潮させながら、再び葵の三角地帯に顔を押しつけた。
「ふぁっ、エミー先輩ぃっ! ああんっ!」
葵の熱く湿った息吹に、涎と愛液とにまみれた充血陰唇がさらされ、カアッと灼けつく。
「あひっ、ひいっ、アオイ、あああん、だめです! アオイの、息、感じるだけで、ワタシ、ゾクゾクがとまらないぃぃっ!」
花園が蜜まみれになりながら、肉棍棒を緊縮にさらす。
玉袋が強かに股座を打ちすえれば、ネチャッと愛液の飛沫が爆ぜた。
「エミーリエ。素直になってきたなっ!」
陽一は膣天井を刮ぐように腰を旋回させる。女の胎内で一際柔らかい部分を肉の返しで削られた瞬間、
「アヒイイイイイッ!」
雷に打たれたようにぞわぞわと総毛立ち、ぱっくりと開いた鮮紅色の狭間からドロドロと本気汁をこぼした。
「ナイィンッ! な、ナイッ……ないぃぃぃぃぃぃんっ……!」
エミーリエの声は昂奮に染まった。まだ屈服していない心は今責められている場所が骨抜きになるような性感帯であることを教え、雄につけいる隙を与える。
「ここかっ! ここがいいんだろっ!」
「ヒッ、アアッ……ヒイッ! ゆるしっ……許して下さいイィィィッ!」
エミーリエはかぶりを激しく振り、発作めいた嗚咽を漏らした。
だが陽一はやめない。煙が出んばかりに赤黒い蛇のように毒々しい肉茸で淫壺を掻き乱す。エミーリエは甘悦に侵され、茹で上がったタコのように頬を染める。
ヂュブ、ヌッチャ、グチュ、ズッチャッ!
腹腔を焼き尽くそうとする長大な肉塊の埋没と、神経を感電させられる鮮烈な刺激に、エミーリエはもはや身を任せるほかない。脱力した瞬間に子宮を貫かれ、反射的に力めば、一番深いところで雄蕊を咥えこんでしまう。
「ホォォォォッ……ヒィッ、ホォッ……ヒォッ……オッヒイッ……!」
窒息寸前にまで追いこまれ、涙がこぼれる。茶色い紙袋に染みが刻まれた。
(死ぬ! 死んじゃいますっ! これ以上、されちゃったら、アオイよりも気持ちよく死にますうううううっ!)
身も心も弛緩し、思考力はにぶるのに、胎内だけはガチガチに収縮する。
「ぐッ……エミー」
陽一は肉棒の抽送を加速させる。緊縮しているからこそ雁肉との摩擦熱で花倉が炙られ陶然とした。
「あっ、でそうなんですねっ! 先輩の中に精液を注いじゃうんですねっ!」
葵が目を輝かせる。
「アッ、ヒッ、ヒッ、ンッ、早い……よ、ヨーイチ、ダメダメ……これ以上、早くしないでください……ハアア、アオォッ……ンッ!」
女体に溺れれば溺れるほど濃くなる種づけの気配に受精の準備を整えてしまう。
迫りくる溶岩流の気配に、エミーリエは目前にある葵の割れ目へ指を差し入れ、鉤の形にして掻き出す。
「ひっ! ひいいっ! エミー先輩ィッ! わ、私、またあっ!」
「アオイィッ、一緒に気持ちよくなりましょうぅぅぅ!」
「い、一緒に、一緒にぃっ!」
葵は虚ろな眼差しで、エミーリエと陽一の結合部に吸いつく。
「ひぃぃっ、あひぃぃっ、せ、先輩ィィッ……イクッ……ひぃぃ、いくううっ!」
クリトリスを甘く囓られるまま、葵は弾かれるように身を仰け反ると同時に。
「出るっ! エミー! 俺の子を孕め! 葵と合わせて同時懐妊だ!」
エミーリエの深部めがけて精子を送りこむ。
「あっ、あああん、アオィィッ……ひぃぃぃっ、イっちゃうぅ……ヨーイチのおつゆぅで、イくうぅぅ……ヒギッ……アオイとオソロイィッ……ヨーイチのドロドロ、お腹に受け止めて、イッグウウウウウウウッ!!」
エミーリエと葵はそろいもそろって痙攣しながら潮をしぶかせ、散華した。
「ふぁっ……ああ……エミー先輩ィッ……ひぃぃ、頭くらくらしちゃいますうっ」
「ア、アオヒィッ……ワラヒ、しゅごい……お腹、しゅごく熱くて、……ひ、ひりひり、しちゃってますうっ……」
二人はシックスナインの縫合をやめ、互いに四つん這いの格好で青息吐息。
葵もエミーリエも、そろいもそろって整った肉花弁をすっかりみだりがましく毛羽立たせていた。そして大陰唇にも収まりきれない妖美の大輪には、栗花臭も芬々たる濃厚生殖汁を滴らせていた。
もう二度も放出してもなお、激しい摩擦によってひりつく雄筆は健在。
(射精し足りないっ!)
眼前にさらけだされている二房の蜜尻めがけて平手を見舞う。
極上ヒップが弾け、ぷるるんと揺れた。
「ひいい、先輩ィィッ……痛ァッ……ンムゥゥゥゥッ!」
「アッ、アアッ、ヨーイチィッ……ひぎ、ぼ、暴力、ダメですううぅぅぅッ!」
陽一に対する所業に二人は反発するが、すでに胎内をどっぷりと牡精に満たされ、高揚感にうちのめされたその声は舌足らずで媚びきっている。
それが陽一の嗜虐心をくすぐり、すでに二度も放出したことが信じられないほど昂ぶった肉樹を増長させる。
「カメラ目線だっ! ちゃんとお客様たちにお前らの変態顔を見せろっ!」
罵詈雑言と共に股尻を打擲する。
「あひぃぃっ! 先輩っ! 見せるからぁっ! お尻叩かないでェッ! アヒッ!」
「あっ、アアアンっ! さっき、入れられたおつゆ、こぼれちゃいますうゥッ!」
葵とエミーリエのぱっくりと口を開けた秘貝からはドロッと白濁液が滲みでた。
「よし、入れるぞッ」
陽一は二人の牝洞を交互に刺し貫いた。
「刺さるうううゥゥッ! あっひぃンンッ! だめえ、先輩ぃ、深いッ……あ、あああっ、蕩けたおま×こ、かきまぜないでェッ! に、妊娠できなくなっちゃうぅッ!」
凜乎とした美少女剣士はもはや、牝となって、自分に一本を喰らわせた牡茎をギュウギュウッと熱心に締めつける。
「オ、オッッフウウゥゥゥンッ! ヨーイチィッ! 深いですッ! ヨーイチィッの、ワタシの、ヴァギナにぃ、ぴっちりですううぅゥッ!」
まさか夢にまで見た日本留学において文化だけでなく、牝としての行儀作法を学ぶとは予想だにしていなかったであろうドイツ少女に日本男児の陰茎を教えこむ。
二人は紙袋ごしとも思えぬ華やかな声、艶っぽい光沢を双眸に浮かべた。
口は開きっぱなしで、唾液は溢れ放題。紙袋はへなへな。
葵の陰唇はやはり日々の鍛錬が効いて全体的に狭隘で襞の蠢きもはしっこい。堅苦しい葵からは予想できないほど、そこは円熟味を増す。これでもっとこなれてくればどれほどの快楽の源になるか子宮をくじりながら将来が楽しみだった。
一方、エミーリエは生来の性愛との相性のよさが処女を喪失したことでいよいよ開花しているのか、潤色具合がとびきり。溢れた淫汁によってぬかるみ、一刺しごとにより牝口との一体感は俄然高まるのだ。
(ああ、やべえ。ううッ、もっと楽しみたいってのに!)
これまでのことで散々肛門を締めているせいか、再び盛り上がった射精衝動を押しとどめる術はない。
陽一にできることは導火線が尽きるその瞬間まで、日独の蠱惑の坩堝を掘り進むだけだ。
「あへええっ! ひぇっ! ふぁああっ! んんっ……ぐひぃぃっ! あああ、早い! 先輩ィッ、早い、ひぎぎぎ、もぎとられちゃうッ! あひ、ヒダヒダ、先輩のぶっといので、削れひゃうぅっ!」
「ヨーイチィッ……ヒッ、ヒッ、ヒィッ……ガンガンされて痛いのに……ワタシ、燃えちゃいますっ! ……ンンッ……一番深いところぉ、アヒイッ……お腹、いっぱいになってしまいますゥ!」
二人は白い喉をさらけ出しつつ、重力に引きずられ暴れ回る乳房、その頭頂で尖りきった乳頭を自分で揉みしだいた。
ズチュ、グチュ、ヌチャ、ズボボォッ、グッポ、ヌッポ、ズッッッッッポッ!
経年劣化でひび割れた水道管から噴き出す水のように、牡と牝の混合汁が清楚さとはかけ離れた、涸れぬことを知らぬ蜜肉からとめどもなく吹きこぼれ、失禁と見紛うほどの大きな染み……いや、最早水たまりと言っていいほどの痕跡をカーペットに刻んだ。
「うぉ、二人とも……ッ」
肉棒が粘液にまみれながらビクンビクンと震え上がった。
「先輩ィッ! 私に、出して! エミー先輩じゃなくて! 先輩大好きな、わ、わたしにだしてえ! 子宮をいっぱい、先輩のドロドロ精液で膨らませて! 元気な赤ちゃん、孕ませてぇぇぇぇぇぇぇ!」
「ワタシ! ワタシに注いでくださいィッ! アオイに、妊娠ダメエッ! 代わりに、ワタシが赤ちゃんもらいます! そして、アオイと一緒に、育てますゥッ!」
二人の目からは完全に理性が失われ、昇天という喜悦めがけて狂奔する。
「くっ……出すぞ。イッた時にはカメラにポーズをしろ」
陽一は二人に、どんなポーズをするかを囁く。
「それをすればくれるんですね!!」
「するゥッ! するから早くゥッ!!」
「いや、まだある!」
「まだあるんですかぁ……あああああ、せんぴゃいぃっ!!」
「ヨーイチィィィィッ!! フリュー(早く)、フリュュウゥゥゥゥゥゥ!!」
「全世界中にお前らの素顔を見せるんだッ」
性の爆発だけを追い求める無防備な二人から紙袋を取り払った。
蒸れて汗だくになった二人からは甘酸っぱい香りが盛大に弾ける。
「ああああ、顔ォッ! 顔ォォッ、バレっちゃうぅ! ひいいい! 放送されちゃってるのに! ヒイイイッ! さらしちゃうぅぅ、え、エロ顔、先輩以外に……ひぎぃっ……ぁあああっ……知らない人たちにさらひちゃうぅぅぅっ!」
「みーんなに、顔がわかっちゃいますぅぅ! ネットぉっ! オオオッ……ファーター、ムッターにもぉ、オゥゥウ……し、知られてしまいますぅぅぅ……ヤーパン(日本)でぇ、オルガスムス、しちゃうの、知られちゃいますぅうううぅぅうぅっ!」
肉棒が炸裂し、おびただしい量の生殖汁が葵とエミーリエの身体に行き渡れば、二人からは戸惑いがなくなり、
「オッオッオオオオオオオッ! イグウウウッ! ヒギイィッ……イイッッギイイイイイイ……精液ィ、ぶっかけられりゅう……精液絶頂ヒジャウウゥゥゥノォ、ゴメンニャヒャイイィィィッ……イッッグウウウウウウウウゥゥゥゥゥッ!!」
「ひいいい、あづっ……あづいですうううぅぅぅぅ……弾けちゃいますッ……ンヒイイイイイイイッ……どろどろおつゆだらけでしゅうぅぅう……ヒグッ……ヒッ、ヒッ、ヒッグウウゥゥゥゥゥ!」
素顔を露わにした葵とエミーリエは油膜の張ったような濁った双眸をさらし、ピースサインをしながら、めくるめくエクスタシーに溺れた。

二人は倒れ伏す。しかし虹彩こそ行き場を失いながら、まだ意識はあった。
「よーし、カーテンコールといこう。自己紹介だ」
反応の遅い二人の尻をはたけば、
「りょ、りょーゆぅーがくえん、いちねんにょぉー……りぃんでょぉうあおひぃ、でひゅぅー……」
「にねんせいでひゅぅ……えみぃーりぃえぇー、でちゅぅぅー……」
二人は表情筋を崩壊させたまま名乗り、白目のまま今度こそ本当に意識を失った。
陽一は満悦なまま果てた和洋の美少女たちを顧みた。
WEB中継のことは全部、シチュエーションを盛り上げるための小道具だ。
もちろん、そんなことをするわけがない。
陽一にとって葵とエミーリエは門外不出・秘蔵の被写体だ。
誰の目にもさらしたくはない。もったいなさすぎる。
(二人とも俺のものだ! 誰にもやらんっ!)
今日のことでその思いは一段と強くなった。