Ⅰ 勇者と
六月中旬。時は一四時半を回る。
森の中は青々と緑が茂っていた。背の高い草木。
人を食らいにくる化物どもを殺し、その血を吸って森や土が成長するからだ。
そんな森の中を、大きな音が響き渡る。
一つは何かが転がるような音だ。併せて、森の木が
同じく、断続的に上がる
深い森の中を二体の異物が通り過ぎる。
一つは巨大な大玉だ。転がり続けるそれは、全長二〇メートル近い。進行上にあるもの
並走するは、鋼鉄の鬼──Iz-42C・試作
一四・五メートルの
鬼灯は大玉を追い掛けていた。
『クソ! 止まれっ! この! このっ!』
鬼灯の外部スピーカーから、搭乗者・
鬼灯は右手に持ったリボルバー式グレネード【クロガネ】を撃ち続ける。
大玉が
『オーガゼロ! そのままでいいわ! もうすぐ森を出る! そこで【ブラックウィッチ】とエンゲージ! あとはセレンに任せなさい!』
鬼灯のコックピットモニターに、長い黒髪の少女・
バイク型のシートに座る葵はライダースタイルだ。赤と黒の防護服で身を
「ハっ! ヤなこったっ! この玉コロ野郎!
『今のデストブルム相手じゃ返り討ちだと思いますけど……。でも、葵さんならそう言うと思ってました!』
今度は、幼い少女がモニター横に映る。
『エンゲージポイントに新しい武器を置きました! なんだか良く分からないけど
「
『
少年・
「もちろんです! 隊長、待ってて! カッコいいとこ見せるから!」
モニター向こうで
『油断と無理は厳禁だ。よし、頼む!』
葵は心底
「よっしゃぁあああああ!」
葵が
鬼灯の両肩が点火する。二基のブースターが推進力を高めた。ロケットダッシュで鬼灯は大玉を抜く。森の出口が見えてきた。鬼灯は勢いよく森から跳び出す。
視界に鋼材の敷き詰められた高原が広がった。鋼材の接合部分が四角形の模様を作っている。
「ぐるるるる」
大玉から獣の
大玉は、団子虫が
【
やや首を上げる
『お互いに
鬼灯が両肩のブースターを点火させる。中段に金棒を構え……振り上げた。
激打音──堅牢型の横っ面が殴られる。
鬼灯は全身を振り子に変える。全力で金棒を振り回し続けた。顔や肩、腹に金棒が浴びせられる。堅牢型は、痛そうな素振りは見せるものの、その外皮には傷一つ付かない。
鬼灯が堅牢型の上に跳び乗る。今度は頭上から金棒を振り下ろした。
「これ使えないじゃん!」
『葵ちん! アレを使うんだ!』
突如、
『武装カーソルにあるドクロマークを押すんだ! その後に、
『
モニター向こうで
モニター底部には、武装を示すアイコンが並んでいる。現在は金棒のアイコンにカーソルが合わさっている。葵はそれを親指で押す。
画面中央に〔ドクロマーク〕の電光スイッチが表示された。葵は素早くそれも押す。
『大人しく、しろ!』
外部スピーカー越しに葵が言う。足元で暴れる
突如、金棒の表面がカギ爪のように変形した。金棒の中から〔ドリル〕が現れる。
『ド! ドリルぅ!?!?』
葵の仰天声が周囲に響く。ドリルが強烈に打ち出された。堅牢型の外皮に小さなヒビが入る。ドリルの先端が、
「うおぉおぉっっおっおっ!」
コックピットが揺れる。葵の全身もだ。特にその大きな胸が小刻みに震えた。
金属同士が削り合うような音──火花を上げてドリルと外皮がぶつかり合う。
外皮のヒビが広がっていく。堅牢型が痛がるように鳴き声を上げた。
ドリルがみるみる堅牢型の体内に入って行き……ドリルと金棒が
「な! 何だコレ!?」
〔4〕〔3〕とカウントダウンしていく。
葵は猛烈に嫌な予感がした。
血肉の花火が上がる。
堅牢型の体内で爆発が起こったのだ。黒い血や外皮を周辺にばら
「っ!?!? なん……つう、物騒なもんを!」
葵は顔を青くする。堅牢型は、後頭部から丸い背中をごっそりと失っていた。
一歩間違えればこちらもお
モニターを見た葵に喜色が
黒い、
鬼灯の腕や腰には、鋼鉄の
「セレン! ナイスキャッチ!」
『葵、お疲れさま』
デストブルムから少女の声が上がる。続けて、中の少女はデストブルムに命じた。
『クロ! 終わり!』
魔女帽子の内側──デストブルムのアイカメラ──が、パールから赤に変わった。
デストブルムが二本の蔓を勢いよくしならせる。
真っ黒い血が噴水のように上がった。四つのブロックになって、
一刀両断だった。接敵して五秒も掛からずに終幕を迎えた。
デストブルムは目の色をパールに戻す。担いでいた
『やったね!』
『うん』
鬼灯が右手を上げると、デストブルムが鬼灯の右腕に
一四時三九分────堅牢型の襲撃は、鬼と
スーパーコンピューターがダース単位で並ぶ。正面には三つの巨大モニターを掲げる。
映画館を
夏樹は
目鼻立ちのはっきりした甘いマスクをしている。一〇人見れば、一〇人が認めるような色男だ。夏樹は振り向き、首を上げた。
「司令。状況終了です」
一際高い位置にあるのは司令席だ。座るのは、最近は毛皮のコートを着なくなった
「大した手際だ。人出が足りない時は
「自分は現場の方が性に合ってます。やはり落ち着きません」
夏樹は笑顔を取り
皆、笑顔で帰投命令を出している。巨大モニターからは部下たちの
──もう……大丈夫だ。
夏樹は再び雷鳥の方を向く。
「司令、このあと少しよろしいですか? お話があります」
西暦二〇七〇年──人類は【マリス】と呼ばれる怪物と戦争をしていた。
マリスに奪われた命は十億以上にも上る。平和の二文字は地球上から無くなり、半世紀以上が過ぎた。人類は
追い込まれる人類を支えているのは二つ──生贄と武器の存在だ。
優先
ヘキサでおびき寄せたマリスを、対マリス戦用決戦兵器【ネイバー】で殺す。
人類は生きたいがために、ヘキサを
同じ人間を差別することで、人類は自分たちの命と尊厳を保っていた。
同日の夜。ここは寮代わりに当てられた生徒のマンションの一室である。
一五畳のリビング──壁際に、所狭しと通信機器が並ぶ。どれもが軍用品だった。
二四面の監視モニター。弁当箱が三段並んだような通信機。これは広帯域多目的無線機である。それらは一般人が所持できる代物ではなかった。
リビング中央にはモダンな机だ。机上には四〇インチの光学画面が二つ浮かんでいる。
PCの前には一人の少年が座っていた。金髪に染めた髪を、トップで立てている。ソフトモヒカンという髪型だ。その目元は刀剣のような鋭さを帯びている。
彼の名前は
大和は、
地図データ・円グラフ・棒グラフ・折れ線グラフ──画面に表示されているのは様々なデータ群だ。氷室義塾のマリスとの戦績がモニターに映し出されている。
戦闘時間、戦費、動員数、死傷者数と、様々な情報がデータになって表示されていた。
「短期間で、これだけの大戦果を……こんなの
大和はしきりに画面のウインドウを切り替える。過去データとの比較を行っていた。
現在の機兵部の部隊規模はかつての半分にも満たない。それなのに、全盛期の戦果と同等以上の数値を出してしまっているのだ。
大和は光学画面の一つを指で払う。画面は写真映像に切り替わった。
映ったのは

「
「次にネイバーフッドと黒帽子、このペアもだ。まさかここまで大化けするとは……。天井知らずの武装・性能の代償に、制御は困難を極める【デストブルム】。それを、あの気弱なネイバーフッドが乗りこなしている……着目すべきは、その内面の変化だろう──」
大和は再度、画面を指で払う。一人の少年が映し出された。
「そしてこの生徒……
廊下を歩いているところを盗撮したものである。彼はこの春に転入してきた、一般人の生徒だった。
「本土からきた
大和は当面の調査対象を、彼に定める事にする。
「氷室
翌日──時は一〇時だ。
雲は無い。青々とした空がどこまでも広がっていた。太陽光を反射して海が幾重にも光の層を作っている。海上に一
船上の
そして……二人は目をまん丸に広げる。
海面を盛り上げ、クジラが天へと飛び出した。クジラの次に海中から現れたのは黒い大怪獣……漁師・妻は泡を吹いて気絶した。
全長二四・九メートル。重さ一〇一トン。
頭から背骨と
クジラを持ち上げて現れたのはデストブルムだった。
デストブルムから、茜とセレンの声が流れる。
『特務! 封鎖エリアから出ちゃってます! ってクジラぁ!?!?』
『大漁』
デストブルムに捕まったクジラは、空中でぴちぴち尾を振っていた。
次に
『セレン。デストブルムの様子はどう?』
『……気持ちいい。クロ、水好き』
二人が話す中、船上の漁師・夫が「トミ子ぉ!」と妻を介抱する。
『飼っていい?』
『そんな大きな物、どうやって世話するの。逃がしてあげなさい』
セレンが質問すると、ため息混じりに
セレンが『お行き』と言う。デストブルムが捕まえたクジラを海に返す。
海面が大揺れを起こし、漁船が一八〇度ひっくり返る。そのまま大波に
デストブルムは即座に鋼鉄の
デストブルムが超巨大ハンガーに背を預ける。固定用のロックボルトが、デストブルムの背中や腰後ろに差し込まれた。
そんなデストブルムを足元から
長い髪を左右でまとめる。幼い
「も

! 特務! いくら実験だからって、あんまりデストブルムの好きにさせないでください! 漁師のオジサンに、在り得ない感じでキレられたんですから!」
デストブルムが首を下に向ける。パール色のアイカメラが茜を
茜はビクっと腰を引かせる。デストブルムを怒らせたかと思ったのだ。すると──
デストブルムの帽子の
金色の長い髪とライトブルーの大きな
セレンの場合、容姿と年齢が一致しない。茜と同年代くらいに見えるのだが、実際の年齢は一五歳である。セレンは「下ろして」と、デストブルムと頭を二回
デストブルムが蔓の一本を伸ばす。セレンの
「なんか、すっかり仲良しですね」
茜が
デストブルムは自分の意思を持っている。セレンが深層に眠っていたデストブルムの声を聞いた事で、その自我を表に出すようになっていた。
最近ではロボットというより、セレンのペットに近い。少なくとも茜はそう思っている。
不意に鋼鉄の蔓が、セレンの身体を巻き取った。
「きゃ! クロ、いたずら!」
セレンが宙に浮かぶ。セレンは小柄なくせに胸だけは大きい。最近はFカップからGカップに成長済みだ。
そんな様を見て
「なんか特務……触手モノのエロゲーヒロインみたい」
セレンは分からなそうに首を
一三時。本日の業務を終わらせたセレンと
夏樹はというと非常に眠そうである。歩きながら、首をコク、コクと落としている。
その度にセレンが、慌てて夏樹の
夏樹は本日、三日ぶりの帰宅だった。新しい任務に取りかかっているとしかセレンは聞かされていない。髪や肌に脂が浮いている。風呂に入っていないのだなとセレンは思った。
頰を叩かれて「すまん」と夏樹が目を
この世界ではアニメと認知される【ドール・ワルツ・レクイエム】の世界から、この世界にやってきた少年戦士なのである。

現在は
セレンは夏樹の手を引く。近くの公園で夏樹を休ませようと思った────
セレンから、共用の場所だと教えてもらう。夏樹はこの島の豊かさを
貧しい国や星を渡り歩いてきた夏樹はそれをよく理解していた。中央の慰霊塔を見上げる。夏樹は「落書きがない」と、感動した。それから信じられない物を見つけてしまう。
「み、水がっ!?」
夏樹が急に早足になった。セレンも慌てて追いかける。夏樹が見つけたのは噴水だった。
「今は戦時中だろ……どうしてこんな物? セレン、これはいったい何に使うんだ?」
噴水なんて物を夏樹は初めて見た。夏樹の生まれ育った〔月〕は、食事も水も完全配給制だ。子供の時分は、雨が降れば、ドラム缶を担いで外に飛び出したものである。
聞かれたセレンは噴水の用途を考える。間を置いて「……見る?」と、疑問形で
夏樹は
「なんて、もったいない……」
夏樹からしてみれば、一般家庭に水が引かれていることがまず考えられない。
この世界に住み出したばかりの
夏樹は「よし」と、制服を脱ぎ出す。ここで汚れを落としていく事に決めた。片やセレンは度肝を抜かれて後ずさる。セレンが見る中、夏樹はトランクス一丁になった。
そして、迷いなく噴水の中に飛び込んだ。
「な! 夏樹!?」
「ハハ! 目が
夏樹は喜色満面で噴水をシャワー代わりにする。
ちなみに公園には二人以外にも人がいた。一般市民から見れば、夏樹の奇行は、最近の
夏樹は水を
「き! 汚いから止める、うぅ!」
思い切り引く……が、ビクともしない。逆に夏樹の方がセレンの手を引いた。
「? 何を言ってるんだ。透明で綺麗じゃないか。君も入れ。ここで洗っておけば家で水を使わずに済むんだ。いい思いつきだろ?」
セレンは
そしてセレンは見てしまう……隣の水面に浮かぶ、お好み焼きのような物体を──
セレンはこの世の
「むうっ! むーむーっ!」
セレンは涙目になって
許否していることを懸命に伝えた。でも夏樹は、それをセレンの照れ隠しだと思った。
「はは。服なんて帰ってからまとめて洗えばいいんだから──」
「ちょっと君! ここで何をしている!」
そんな夏樹を止めたのは、年若い制服警官だ。
夏樹は一瞬、きょとんとなった。セレンはその
「半裸の変態が
「な! なんだって!?」
警官の言葉に、夏樹は目が覚める思いだった。
白昼堂々、そんな凶悪事件が起こっているなんて……夏樹はその変質者に強い怒りを覚える。いち軍人として、彼らに協力を申し出た。
「くっ! どこにでも外道はいると言う事か! 場所は!?
男性警官は
「お前の事だ! この変態め! こんな小さな子に何をしようとしていたんだ!」
凶悪犯罪に巻き込まれた
一方の夏樹は……その目を細くする。すぐに分かってしまった。この警官の魂胆が。
「こんな天下の往来で! 恥ずかしいと思わないのか!」
夏樹は、ほらと思った。次に来るのは大方『見逃してやるから金を出せ』という決まり文句だろう。様々な星や国で任務を行ってきた経験で夏樹は知っている。
現地で本当に注意すべきなのは、チンピラやマフィアではなく汚職警官だ。
おそらくは『ここは俺たちの縄張りだ』とでも難癖をつけ、ゆすりにでも来たに違いない──夏樹はそう
「ここは共用の施設と聞いている。また、遊泳禁止等の警告も
「いっ! 一般常識の話をしてるんだ!」
「貴様の腐った公理観念など知るものか! この汚職警官め!」
二人は激しく言い合いを始める。それを見ているセレンは泣く寸前だ。夏樹の手を後ろから引いて「ごめんなさい」と、謝り始めた。
しかし夏樹の熱は上がるばかりだ。
「国家権力が何のためにあると思っている! 市民を守るためだろう? それを悪用するこの小悪党が! 恥を知るのはお前らの方だ! 貴様らのような奴がいるから国から民の心が離れてしまうんだ! 貴様は何のためにその制服を
この状況が、夏樹の中の悲しい記憶を呼び覚ます。
戦火で家を焼かれた、
その悪徳警官たちに、岩をも砕くエイルンパンチが
そんな
「貴様のような
夏樹は心からの叫びを上げる。パンツ一丁で。
警官たちの顔が
「ふえ……ええん、うええええん!」
「っ!? よくもセレンが泣かせたな!」
その晩の事である。自室の光学PCの前で、
大和は日中の間に盗撮した、
「こいつ……ただのバカなんじゃないか?」
パンツ一丁で公園の噴水で水浴びを始め、注意してきた警官に逆ギレして襲い掛かる高校生──そんなものを大和は初めて見た。
「ま、まあ始まったばかりだ。明日は奴の周辺にも気を配ってみよう」
不意に呼び鈴が鳴らされる。大和は「きたか!」と、財布片手に玄関へ飛び出した。
「もう、ほんと。いつもご苦労様です。お重、洗っておくんで。ありがとうございまーす」
人当たりの良い声が玄関から聞こえてくる。しばらくして大和が、黒漆のお重を手に持って戻ってきた。手に持つお重は、
大和はリビングに掛けられている鏡を見て、自分に言う。
「
鏡の前でキリ! と顔を作る。それから
大和は「ほう」とため息を漏らす──
「さすがは四五〇〇円。俺に食べられるなんて幸せなウナギ様だいただきます」
大和は流れるような所作で手を合わせ、割り箸を割る。一枚目を取り、口に運んだ。
「もぐ……はぁ。機兵部をやめてからは月一回の楽しみになってしまったな」
大和の表情が憂いを帯びる──大和は元々、機兵部の出身だ。
初代機兵部こと【
本陣警護中隊【
援護機動中隊【二番隊】
砲撃支援中隊【四番隊】
そして、単独戦闘の許された、独立小隊【一番隊】と【六番隊】だ。
隊長には【
彼らは当時の
だが三番隊だけは神無木緑の推薦で一般部員が預かっていた。それが当時の
でもそれは、
「光あるところ、ずず。影あり。影が暗いほど光は強く、なるからな。ずず」
大和は当時を立ち返りながら、肝吸いをすする。ふと、窓ガラスを擦るような音が聞こえた。振り向くと、ベランダに〔
「……ニャンタス。まったく、毎夜ご苦労なことだな」
大和は小さく笑った。お重を置いてベランダに向かう。窓を開けるとデブ猫が中に入ってきた。大和の脳裏に機兵部・初代部長の顔が
《ニャンタス
!! あなたまた来たのぉ!? もう! 食いしん坊ね!》
このデブ猫に抱きつく
「……あいつが死んでからは、
大和は押入れを開けて猫缶を取り出す。振り返ると、猫がうな重に顔を突っ込んでいた。
「おぃいいいいいいいぃいいぃいいぃ!」
──
「この駄猫ぉぉ!」
大和が猫に飛び掛かる。うな重を取り上げようとした。しかし暴食の
一秒
「この大和様に爪を立てるとはいい度胸だ……もう今日という今日は我慢ならん」
大和が再度、デブ猫へと飛び掛かる。デブ猫も二枚目の鰻を咥えながら応戦した。
「宗家仕込みの古武術! そのだらしない
大和とデブ猫の仁義なき戦いが始まったが、しばらくして隣の部屋から苦情がくると大和は平身低頭で謝った。