ホテルの電話のベルでケインがたたき起こされたのは、まだ朝早くのことだった。
「……はい……こちら、ケイン=ブルーリバー……」
ベッドにもぐり込んだまま、
『ケイン、お前、とうとうやったな』
「……はあ……?」
意味がわからず問い返す彼。
『とぼけなくてもわかってる。
レイルはここでことばを切り、受話器の向こうで、はぁっ、と、大きな息をつき、
『
「こ……こらっ! ちょっと待てっ!」
あわててベッドに身を起こす彼。
「なんでそれが
『宇宙広しといえど、あんな
ずっぱりきっぱり言い放つ。
「……う……宇宙広しとまで来たか……」
『すなおに認めて反省すれば、きっと
「だからぁっ! 俺じゃねーって!」
『まあ、何はともあれ話は聞きたい。ともかく署まで来てくれるか。
──そうそう、一応参考までに話を聞きたいんでな、ミリィさんも連れてきてくれ』
ぴくんっ!
ケインの
「……レイル……お前まさかひょっとして、ミリィに会いたいだけなんじゃあねーだろーな?」
『……………………』
受話器の向こうはしばしの
「てめえっ!
『──ともかく。署で待っている』
事務的な
めずらしく、今日は雨だった。
雨が好き、という人間も世の中にはいるが、ケインははっきり言って、雨が
理由はかんたん。マントが
むろん
タクシーを呼び、ケインとミリィの二人が警察署に着いたのは、現地時間で午前十時頃のことだった。
警察署の中は、以前来た時と変わらず、ごった返していた。
「……雨だっていうのに、やっぱし事件ってぇのは起こるのねぇ……」
わけのわからん感想をぽつりと
「……あのなぁ……どこの世界に、『今日は雨だから事件を起こすのはやめよう』なんて考える
「たとえば
「
っ!?」
思わぬ
「……そ……そりゃまあ、放火魔はそうかもしれねーけど……けど、雨音なんかが……」
「ケイン!」
ムキになって反論しかけたケインに声をかけたのは、言うまでもなくレイルだった。
二人はレイルに連れられて、取り調べ室へと通された。
三人のほかには
小さな机にケインが座り、向かいに、ファイルを手にしたレイルが腰かける。ミリィは、すこし
「……さてと……」
レイルは、ケインにほがらかな笑みを向けて、
「なんで
「だぁぁぁぁらぁぁぁっ! 俺はやってねーって言ってっだろーがっ! 第一、何を
「まるっきり根拠がない、ってわけじゃない。まずは、サイ・ブレードって武器の
今、この
「なら、まず
「調べてるよ。むろん、な。ただそっちの方は少々時間がかかりそうなんでな。とりあえず手近なところから、ちゃっちゃと済ませよう、と思ってな」
「ちゃっちゃと調べるのはいいけどな、なんでお前がこんなことに首
「たまたまおれの知ってる
──なぁ、ケイン、お前がここで、ちょっと自己
「するかぁぁぁぁっ! くどいよーだが、俺はやってねーって言ってっだろ!」
「……やれやれ……
なら聞くが、きのうの夜、現地時間で十時頃、お前、どこで、
その時刻なら、ミリィがメリーナと
「……その頃なら……車の中でミリィとヤってた」
すかけぇぇぇぇぇぇん!
飛んで来たアルミの
「……わけのわかんない
顔を赤く
「……だ……だからっ! しごとの相談をやってたんだよっ!」
あわてて言いつくろいながら、内心、胸をなで下ろすケイン。
記録者の席に置いてあったのが、アルミの灰皿だったからよかったようなものの、もしもタイプライターか何かだったら、一体どうなっていたか……
「……ということは、一応、ミリィさんと
「ああ。─たしか、『モルディン』とかなんとかいう
──それと、そこから『ソードブレイカー』のキャナルに通信送ったから、くわしい時刻や通信座標の記録、残ってるかもしれねーぜ」
「……キャナル……か……」
レイルはしぶい顔でつぶやく。彼女が
「……あのご立派な教育をされたコンピューターさんに聞けってか? この前は、おれからまんまと二千もふんだくりやがって……」
「……なに……!?」
レイルのことばを聞きとがめるケイン。
「ちょっと待てレイル! その、『二千取られた』ってぇのはどーいうことだ!?」
「は! とぼけやがって!……って、そんな
「……あ……あいつぅぅぅぅぅっ!」
ケインは腕時計の通信スイッチをオンにする。
『──はい、こちら『ソードブレイカー』のキャナル』
「ケインだ。レイルに会った。
『……………………』
しばしの
やがて、
『……この電話番号は、現在使用されておりません。もう一度よく番号をお確かめの上、おかけなおしください』
ぷつっ、つーっ。つーっ。つーっ。
ごていねいに、電話の発信音まで流れる。
「…………」
「…………」
しばしの沈黙のあと、ケインは通信を切った。
「……な……なかなかアバウトなコンピューターだな……」
感心したようにつぶやくレイル。
「……あ……あいつぅぅぅっ! 帰ったら
「……まあ、それはともかく……この調子じゃあ、お前の言う『ソードブレイカー』の記録とやらも
レイルはこんどはミリィに向かって、
「──ミリィさん、それではあなたにお
「──ええ。まあ」
「ほーら、見ろ」
ミリィのことばに、勝ちほこったように言うケイン。
レイルはにっこりと、ケインの方をふり向いて、
「なるほど──で、どんなアリバイトリックを使った?」
「……てめー、俺をからかってるだろ」
「当り前じゃないか。今ごろ気づいたのか?」
涼しい顔で言うレイル。
しかしケインも涼しい顔で、
「いやぁ、お前なら、デッチ上げで無実の人間を
「はっはっはっはっ」
「はっはっはっはっはっはっはっはっ」
ひきつった笑いを交わす二人。
たがいの額に
「──ま、
いきなり
「お前がサイ・ブレードを持ってる、ってことだけは事実だったからな。一応念のため、話を聞きたかっただけだよ」
言ってファイルを手に取り、席から腰を浮かしかけ──
「──と、そうだそうだ」
ばらばらとファイルをめくりながら、
「現場に、女物のバッグが落ちててな。知らんとは思うが一応念のため聞いておく。メリーナ=コンセンスって名は──知ってるわけないな」
『メリーナ!?』
同時に声を上げ、立ち上がるケインとミリィ。
「な……何だ!? 知ってるのか!?」
「まちがいないと思うけど……」
言って席を立ち、ミリィはレイルに近づいた。
「この女性ですが……」
言って彼女にファイルを手渡すレイル。
そこには、数枚の、メリーナを写した写真があった。
「まちがいないわ」
「どういうお知りあいなんです?」
レイルの問いにはケインが答えた。
「知りあい──ってほどでもねーけど……
ともかく、俺は
「人殺しの仲間? どういうことだ?」
「ああ。俺も気になって、ちょいと
なんでも彼女には、アソートってぇ恋人がいたんだが、こいつが、ラグルドの貨物船に乗ってて、
「……アソート……? そうか。まえにお前たちが聞いてきた男だな」
「ああ。それ以来メリーナは、あっちこっちで、『彼を殺したのはラグルド社だ』なんて言いふらしてたらしい。
彼女の言うには、ラグルドと
……どうやら、単なる
彼女の言った、ラグルド社のマリガンと
昨夜、キャナルに、マリガン部長の個人データを調べさせたのだが、これといって
ギャンブルなどが好き、というわけでもなく、どちらかというと会社べったりの男のようだった。
「──ふぅん……ラグルドと
一笑に付されるかとも思ったが、レイルは
「──まさか──
「いや、そういうわけじゃないんだがな──
──ただ、今度の
「得!? どういうことだ!?」
「保険だよ」
レイルは言った。
「
──地道な商取引よりも、ずっと多い額が、な。
……もし、ラグルドが
「会社ぐるみ、って奴かよ……」
ケインは、ふとあることを思いつき、腕時計の通信機のスイッチをオンにする。
ややあって──
『この電話番号は、現在……』
「キャナル、その話はあとだ。それより、調べてもらいたいことがある」
『……何?』
「契約の時、保険もラグルドがかけてくれる、って条件だったな。その保険の条件について調べてくれ。もしもこちらの
──しばしの間を置いた後、キャナルの答えた数字に、ケインたちは、思わず小さな
ちょっとした
それが
むろんその時の額は、かなり目減りしているだろう。
「……なるほど……今度は
苦い表情でつぶやくレイル。
「するときのうの殺しも
「メリーナとの
「むろん連絡はしたよ。しかし電話にも出ない。パトロールをアパートへ向かわせたが、どうやらそこにもいる様子がない」
「……まさか……メリーナのことをかんづいた
「ありえん話じゃないな……」
──もしもそうなら、もう無事ではいないだろう──
ことばの後半をレイルは
「……まあ、いずれにしても、事件の参考人、ということで探してはみるよ。お前も、もし何か気づいたこととかあったら連絡してくれ」
言ってレイルは席を立った。
「──ねえ、ケイン、どう思う?」
警察署をあとにして、
「……メリーナか?」
「ええ……もしも彼女の身に何かあったんだとしたら……」
ブラックのアメリカンをひと口すすり、ミリィはそこでことばを切る。
「──ほうってはおけない──か?」
ケインに問われ、彼女は小さくうなずいた。
「……なーんか、ちょっと気になる、なんて程度で近づいたら、いきなり首までハマり込んで……」
「引き返すことはできるんだぜ。何も知らなかったフリすりゃあいいんだ。
……それにもしもメリーナが、
試すかのような
「……うーん……
ミリィはしばし考えて、
「とりあえず──さぐりだけ入れてみる、っていうのは?……もちろん、タダ働きになっちゃうけど……」
「──賛成」
言うと、ケインは、残ったアイス・ティーをひと息に飲み干して席を立った。
めずらしく、今日は雨だった。
車のウインドウの向こうには、雨に煙る、五十二番街がある。
「──で、どうするの? これから」
メリーナは、助手席に座る男に目をやった。
昨夜、あのあと──
アパートに
バッグを落としたことに気づいたのは、チェック・インの時である。
おそらく
結局、代金は男が
見知らぬ男と同じ部屋──ふつうなら、女としての身の危険を案じるべきところだが、なにしろ相手が相手である。命の危険が先に立つ。
しかし、男がいきなり暴れ出すようなこともなく、無事に一夜が明けた。
昨夜のうちに、
そして──今朝。
男は一度、ホテルを出て、帰って来た時、その手の中には車のキーが
どうやって車を手に入れたのかは知らない。
男は、メリーナにキーをほうり投げて言った。
「案内しろ。五十二番街に」
そして──
男は今、車の中から、雨の向こうにひろがる町
メリーナは、男の名前を知らない。
男は名乗ろうともしなかったし、メリーナも、聞きたいとは思わなかった。
ホテルの台帳に、男の書き込んだ名前は目にしたが、むろんこれは
「……どうするのよ……?」
ややあって、ふたたびメリーナは問いかける。
男はようやく、彼女のほうをふりかえり、
「──見たくないか? アルザス=コーンウェルの
「……え……?」
「見たくないか、と言った。お前の恋人を殺した連中の片割れの死を」
問われて彼女は答えに
たしかに、恋人のかたきは
抵抗はあるが、男の口ぶりから察するに、どうやら何かの考えがあるようである。とすれば、ここで『見たくない』と言い張ったところで、男が
「──見たくないか、って言ったって、どうやったらそんな
質問を返す形で答えをはぐらかす。
しかし──
「そうだ」
男はいともあっさりと答えた。
「そうだ……って、だからどうやって!? アルザスを見つけるだけだってひと苦労じゃない! そりゃあ確かに、あいつは、この
「手は打った」
やはりあっさりと男は言う。
メリーナの顔をじっと見つめ、
「五十二番街の北にある、廃工場を知ってるか」
「……知ってるけど……あなたはよく知ってたわね」
「今朝、地図で調べた。
もうすぐ、アルザスがそこに現われる」
「……なんでわかるのよ? そんなことが?」
「今朝、ラグルドのマリガンに
「──あんた!?」
「最後まで聞け。今日の十一時、五十二番街の北にある廃工場に、アルザス本人が来てもらいたい。
来れば、奴を殺す」
「正気なの!? あんた!?」
メリーナは、思わず声を上げていた。
よりにもよって、彼女を、生きた
「それがお前の
男はあくまで
「私と連中との戦いに
「戦いって……相手はおおぜいなのよ! あんたひとりで何ができるっていうのよ!?
正気じゃないわ!」
「聞きたいのは答えだ。意見ではない。
この案が気に入らないならそう言え。
私は、お前の死体を取引の道具に使う。それだけだ」
もしも彼女が、ここで首を横に
「……わかったわ……」
メリーナは、しかたなく首を縦に振った。
降りしきる雨の中、かつて、何かの工場だった建物は、今は大きな
外に面した
入り口近くで見はりに立った
やがて車は、二人のいる場所をやや通り過ぎ、屋根のあるところで
工場の屋根を
車から降り立ったのは、ひと組の男女だった。
片方は、黒ずくめの、
そしてもう片方は、気の強そうな美人。こちらは両手を後ろで
「よぉ。時間厳守だな」
見はりのひとりが声をかけてくる。
「そいつか? 例の女ってぇのは?……なかなかいい女じゃねーか。始末する前に、たっぷり楽しませてもらえそうだぜ……へへ……
あんた、もうヤっちまったのかい?」
「アルザスはどこだ」
見はりの軽口を無視して男は言う。
「あっちだ」
もう片方の見はりは、親指で手近なドアを指し、
「──その前に。ぶっそうなモノ持ってねえか、調べさせてもらうぜ」
そのことばに、男は
「
「なにぃっ!?」
バカにしたような男の口ぶりに、見はりたちは
「アルザス=コーンウェルとその部下は、たった一人の相手が怖いのか、と聞いた」
言われて絶句する見はりたち。
むろん、たとえ何を言われようとも、見はりたるもの、相手のボディ・チェックを
しかしこの二人は、
そういう言い方をされてなお、ボディ・チェックをすれば
「……いいぜ。ついて来な」
片方が言って歩き出した。
そのあとにメリーナと男が続き、その後ろに、もう片方の見はりがつく。
工場の勝手口らしき、小さなドアをくぐり
やがて一行は、通路の奥にある
屋根を打つ雨音が、ひときわ大きく
たぶん、倉庫だったのだろう。あちこちにドラム
「その女か? どこかの誰かを
まん中の人物が、ずいっ、と一歩、前に出る。
としの
──しかしメリーナを引き立てたまま、男は無表情に、
「アルザス=コーンウェル当人に会いたい──そう言ったが?」
「オレがアルザスさ」
「『影』に用はない」
あっさり言い放つ男のことばに、赤毛の顔色が変わった。
「──なるほど。目は確かなようだな」
声は、赤毛の男のさらに奥──転がるがらくたの向こうから聞こえた。
やがて、二人の護衛に左右をはさまれ、現われたのは、赤毛とうり二つの男──
本物のアルザス=コーンウェルだった。
「
アルザスのひとことで、身代りの男は数歩、後ろに退る。
かわってアルザスは、メリーナと男にひたり、と視線をつけて、
「よくわかったな。そっくりに整形させたんだが……」
しかし、男はとりあおうともせずに、無言のままで
「──まあいい。ところで、その女が本当に、誰かさんを脅してる
万が一を
「疑うなら自分で調べろ」
つき放したような男の
「いいだろう!──ところで、
「聞きたいことがある。それだけだ」
「聞きたいこと?」
言われて思わず
「なんだ? 言ってみな」
「
「──な──!?」
あっさりと言い放った男のことばに、アルザスは、思わず
なぜ、この男がそのことを知っている。
「何もんだ!? てめえっ!?」
「──
声と同時に光が
男が放ったサイ・ブレードのきらめきは、アルザスの、右の肩口を
「──殺せ!」
アルザスの声に、無数の
「……で? これからどうしよう?」
助手席でチョコレートをぱくつくミリィに問われ、ケインはことばに
窓の外には、雨に煙る五十二番街があった。
警察署でレイルにからかわれたあのあと。
メリーナのことを、なぜか、どうしてもほうってはおけず、二人はレンタ・カーを借り、五十二番街へとやって来た。
やって来たのはいいのだが、なにしろ手がかりのようなものが何もない。さぐりを入れてみる、とは言ったものの、一体どこから手をつけていいのか見当もつかない。
とりあえず、車であたりをひと回りしてはみたのだが、雨のせいで、出歩く者の姿さえない。
「どっかそのへんの店かなんかで、聞き込みでもやってみる?」
「聞き込み……ったって、メリーナの写真も何もないんだぜ」
「あたし持ってる」
「……なんでそんなもん持ってる?」
「ひ・み・つ
」
にっこり笑ってことばを
まちがっても、レイルの持っていたファイルの中から、スキを見て一枚だけ失敬してきた、などと本当のことは言えない。
「……そういうことなら、それで行ってみるか」
答えてケインは、傘を片手に車のドアを開ける。
雨が地面を
「──銃声!?」
ミリィが思わず声を上げたその時には、ケインは、傘を車内にほうり出し、雨の中へと
「ちょっと!」
しかたなくあとに続くミリィ。こちらはきっちり傘をさしている。
銃声は、断続的に聞こえている。
二人の向かうその先には、雨の中、静かに
アルザスは我が目を疑った。
男の放ったエネルギー
まわりには、男から見えるところ、見えないところに、自分の部下を、二十人ほど配してある。もしも男が、誰かの放った
しかし──
倒れたのは男ではなく、彼の部下数人のほうだった。
裏切り者がいたわけではない。
男がやったのだ。ひとりで。
銃声が、倉庫の中に鳴り
気がつくと、男は別の場所におり、かわりに、アルザスのまわりにいた、部下数人が倒れ込む。
どうやって身をかわしたのか、アルザスにも、そして部下たちにも見切れなかった。
「ひるむな!
無責任に言い捨てて、アルザス自身は身をひるがえし、数人の部下を引き連れて、奥へと続くドアへと向かう。
「何なんだ!?
暗く細い通路を行きながら、アルザスは、前後をかためる部下たちにわめく。
「人間じゃねえぞ! あの動き!──わけのわからん武器使いやがって! だいたい、見はりの連中は何やってやがった!? ボディ・チェックも満足にできねえのか!?」
やがて、開けた場所に出た。
せり出した屋根の下、アルザスたちの乗ってきた、六台の車が停まっている。
うち一台にかけ寄って、部下たちは前に、アルザスは後ろの座席に乗り込む。
「何やってる!? 早く出せ!」
短気にせっつくアルザス。
タイヤの音をきしませて、車は、屋根の下から、雨の中へと飛び出した。
工場のまわりをぐるりと
「──なんだ!?」
最初にそれに気づいたのはアルザスだった。
すなわち、雨の向こうに
「──まさか──!?」
運転をしていた部下が、それの正体に気づいたその瞬間──
びずっ!