惑星プラネツトレグン


 やみいろと、ちりばめられた星を背景バツクに、あおくかがやく星ひとつ。

「……へぇ……きれーな星ねー」

 ディスプレイに映し出された映像に、ミリィは思わず声を上げていた。

 ウィナラーンせいいき、第四わくせいレグン。

 かなり辺境ではあるが、ともあれここが、今回の仕事の場所である。

 あのあとラグルド社にれんらくし、結局、護衛のしごとを受けることになったのだ。

「もともとは観光惑星だったらしいんですよ」

 やはりディスプレイを見つめながら言うキャナル。

 ──むろん立体映像のこの姿が画面を見る、などというのは無意味なのだが、どうやら彼女、おかしなところでしようらしく、みょーに演技やポーズにこだわるところがある。

「……けど、いまひとつパッとしなかったみたいで、それで工業なんかにも力を入れはじめたみたいですね。

 ……けど、やっぱりそっちもパッとしなくて、つぶれかけた会社もけっこうあって、そんな会社が吸収、がつぺいなんかをくり返して、今のラグルド社ができたみたいです」

 そんな会話をわすうち、星の姿は、画面の中でその大きさを増してゆき、やがてその上に、小さな銀色の点が見えてくる。

「……あれかな?」

「確認します」

 つぶやくケインに答えるキャナル。

 メイン・ディスプレイが切りわり、銀色の点だったものを大きく映し出す。