The Squid Girl (Japanese) > 01b. 同胞じゃなイカ?
千鶴「イカ娘ちゃーん!これ、4番テーブルね!」
イカ娘「はいでゲソ!」
栄子「コーラ、クーラーに足しとけよ」
イカ娘「今やるでゲソ!」
―――
イカ娘「侵略しに来たのに...こんな筈じゃないでゲソ。
気のせいでゲソか?妙な視線を感じるでゲソ
うわー!」
たける「ヘハ!
このうねうね、面白いね!」
イカ娘(うねうねだと?私の触手を、よくもそんな風に...)
たける「ああ!動く!変なの!」
イカ娘(いかん、舐められてるでゲソ。ここは一つ、私の怖さを教えて上げようじゃなイカ!)
たける「ウオーー!ウオーーーーーーー!!面白い!」
イカ娘「逆効果!?」
たける「もう一回やって!もう一回!もう一回、もう一回!」
イカ娘「そうでゲソ!遊んでやるから私の部下になるでゲソ!」
たける「ぶか?」
イカ娘「私は海からの使者:イカ娘でゲソ!私のことは『隊長』と呼ぶこと!後、ちゃんと敬語を使うでゲソ!」
たける「了解であります、隊長!」
イカ娘(これはいいでゲソ!)「さっそく地上を侵略するための作戦に取り掛かるでゲソ!」
たける「はい、隊長!」
イカ娘「まずはここを占拠するでゲソ!」
たける「おおお!」
イカ娘「突撃でゲソ!」
たける「おう!」
栄子「は?何やってんだ、イカ娘?」
イカ娘「フハハハハ!今からここは私のものでゲソ!」
栄子「来てたのか、たける?」
たける「うん、姉ちゃん!」
イカ娘「うえ!姉ちゃんってことは、弟!?」
たける「僕、この隊長の部下になったんだよ!地上を一緒に侵略するんだ!」
栄子「ほぉ、うちの弟を...」
イカ娘「あ、遊びでゲソ!侵略ごっこのつもりだったでゲソ!」
たける「ええ!?部下にしてくれるって言ったのに!」
イカ娘「人間の子供の相手はしてられないでゲソ!私は忙しいんでゲソ」
たける「あ、イカ姉ちゃん!人間の子供の相手は...そうだ!」
栄子「何やってんだ、たける?」
たける「これでイカ息子に見えるかな」
栄子「息子...ああ」
千鶴「イカ娘ちゃんのあれね。見分けがつかないほど、完成度高いわ」
栄子「むしろ、小学生に作れてしまうほど簡単ということでは」
たける「ヘヘヘ!」
栄子「あいつのことだから、『真似するんじゃないでゲソ』とかって怒るんじゃないか」
イカ娘「アアアァァァ!!」
栄子「ほら、怒らせた」
イカ娘「こんなところで同胞に会えるるなんて!」
栄子「えええ!?」
イカ娘「きっとお主も地上を侵略しに来たのでゲソね!」
たける「そ、そうで...ゲソ」
栄子「もしかして、たけるだって気づいてない?」
千鶴「たぶん。あのパーツさえあれば、仲間と認識するのに十分なんじゃないかしら」
イカ娘「さっそく今後の侵略計画を話そうじゃなイカ?」
たける「なイカ!」
イカ娘「今、私はあの家の床掃除を任されているでゲソ。つまり、地盤はもう占拠したも同然!次はいす、テーブル方面に侵攻するでゲソ!」
たける(仲間に会えてすごくうれしいんだろうな...なのに、僕、本当は―)
イカ娘「というわけで、お主にはおもにカウンタ方面を任せるでゲソ」
たける「え?あ、い、いいんじゃなーイーカ?」
イカ娘「ところで、お主、触手は?」
たける「あ!?ちょっ、ちょっと待っててくれなイカ?」
千鶴「どうしたの?」
たける「あ、お姉ちゃん、あのね...
ただいま...でゲソ」
イカ娘「よかったの、お主!触手が生え変わって!」
千鶴「よかった!誤魔化せたわ!」
栄子「よかったのかよ?」
イカ娘「しかしお主の触手は、細くて元気がないのではなイカ?」
たける「え?そんなことないよ」
イカ娘「垂れ下がっているだけみたいだし...大丈夫でゲソか?」
たける「ちょっと待っててでゲソ!」
イカ娘「おお!なんと元気な触手ではなイカ!これなら大丈夫でゲソ!」
たける「ヘヘ!」
イカ娘「よしっ!さっそく今から出撃でゲソ!」
たける「え、今から?」
イカ娘「二人もいれば、あんな家、余裕でゲソ!」
たける(っていうか、その安易な計画はどうなんだろう?)「うっ...おお!?」
イカ娘「どこへ行く!?
せっかく...」
たける(ばれた!)
イカ娘「せっかく同胞に会えたのに、なんで突然死んだりするのでゲソ!?」
たける、栄子「えぇぇ!?」
たける「イカ姉ちゃん...」
イカ娘「お主とはもはや、部下でも隊長でもない!」
たける(また人間扱いに戻った)
イカ娘「ウフ...同胞よ...せめて、故郷で安らかに、眠るでゲソ」
栄子「まぁ、なんだ...ご苦労さん」
イカ娘「さらばでゲソーーー!」
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イカ娘「はいでゲソ!」
栄子「コーラ、クーラーに足しとけよ」
イカ娘「今やるでゲソ!」
―――
イカ娘「侵略しに来たのに...こんな筈じゃないでゲソ。
気のせいでゲソか?妙な視線を感じるでゲソ
うわー!」
たける「ヘハ!
このうねうね、面白いね!」
イカ娘(うねうねだと?私の触手を、よくもそんな風に...)
たける「ああ!動く!変なの!」
イカ娘(いかん、舐められてるでゲソ。ここは一つ、私の怖さを教えて上げようじゃなイカ!)
たける「ウオーー!ウオーーーーーーー!!面白い!」
イカ娘「逆効果!?」
たける「もう一回やって!もう一回!もう一回、もう一回!」
イカ娘「そうでゲソ!遊んでやるから私の部下になるでゲソ!」
たける「ぶか?」
イカ娘「私は海からの使者:イカ娘でゲソ!私のことは『隊長』と呼ぶこと!後、ちゃんと敬語を使うでゲソ!」
たける「了解であります、隊長!」
イカ娘(これはいいでゲソ!)「さっそく地上を侵略するための作戦に取り掛かるでゲソ!」
たける「はい、隊長!」
イカ娘「まずはここを占拠するでゲソ!」
たける「おおお!」
イカ娘「突撃でゲソ!」
たける「おう!」
栄子「は?何やってんだ、イカ娘?」
イカ娘「フハハハハ!今からここは私のものでゲソ!」
栄子「来てたのか、たける?」
たける「うん、姉ちゃん!」
イカ娘「うえ!姉ちゃんってことは、弟!?」
たける「僕、この隊長の部下になったんだよ!地上を一緒に侵略するんだ!」
栄子「ほぉ、うちの弟を...」
イカ娘「あ、遊びでゲソ!侵略ごっこのつもりだったでゲソ!」
たける「ええ!?部下にしてくれるって言ったのに!」
イカ娘「人間の子供の相手はしてられないでゲソ!私は忙しいんでゲソ」
たける「あ、イカ姉ちゃん!人間の子供の相手は...そうだ!」
栄子「何やってんだ、たける?」
たける「これでイカ息子に見えるかな」
栄子「息子...ああ」
千鶴「イカ娘ちゃんのあれね。見分けがつかないほど、完成度高いわ」
栄子「むしろ、小学生に作れてしまうほど簡単ということでは」
たける「ヘヘヘ!」
栄子「あいつのことだから、『真似するんじゃないでゲソ』とかって怒るんじゃないか」
イカ娘「アアアァァァ!!」
栄子「ほら、怒らせた」
イカ娘「こんなところで同胞に会えるるなんて!」
栄子「えええ!?」
イカ娘「きっとお主も地上を侵略しに来たのでゲソね!」
たける「そ、そうで...ゲソ」
栄子「もしかして、たけるだって気づいてない?」
千鶴「たぶん。あのパーツさえあれば、仲間と認識するのに十分なんじゃないかしら」
イカ娘「さっそく今後の侵略計画を話そうじゃなイカ?」
たける「なイカ!」
イカ娘「今、私はあの家の床掃除を任されているでゲソ。つまり、地盤はもう占拠したも同然!次はいす、テーブル方面に侵攻するでゲソ!」
たける(仲間に会えてすごくうれしいんだろうな...なのに、僕、本当は―)
イカ娘「というわけで、お主にはおもにカウンタ方面を任せるでゲソ」
たける「え?あ、い、いいんじゃなーイーカ?」
イカ娘「ところで、お主、触手は?」
たける「あ!?ちょっ、ちょっと待っててくれなイカ?」
千鶴「どうしたの?」
たける「あ、お姉ちゃん、あのね...
ただいま...でゲソ」
イカ娘「よかったの、お主!触手が生え変わって!」
千鶴「よかった!誤魔化せたわ!」
栄子「よかったのかよ?」
イカ娘「しかしお主の触手は、細くて元気がないのではなイカ?」
たける「え?そんなことないよ」
イカ娘「垂れ下がっているだけみたいだし...大丈夫でゲソか?」
たける「ちょっと待っててでゲソ!」
イカ娘「おお!なんと元気な触手ではなイカ!これなら大丈夫でゲソ!」
たける「ヘヘ!」
イカ娘「よしっ!さっそく今から出撃でゲソ!」
たける「え、今から?」
イカ娘「二人もいれば、あんな家、余裕でゲソ!」
たける(っていうか、その安易な計画はどうなんだろう?)「うっ...おお!?」
イカ娘「どこへ行く!?
せっかく...」
たける(ばれた!)
イカ娘「せっかく同胞に会えたのに、なんで突然死んだりするのでゲソ!?」
たける、栄子「えぇぇ!?」
たける「イカ姉ちゃん...」
イカ娘「お主とはもはや、部下でも隊長でもない!」
たける(また人間扱いに戻った)
イカ娘「ウフ...同胞よ...せめて、故郷で安らかに、眠るでゲソ」
栄子「まぁ、なんだ...ご苦労さん」
イカ娘「さらばでゲソーーー!」