(mayuri no sobo ga nakunatta nowa
mada mayuri ga shougakusei no koro datta
mayuri wa mainichi hakamairi wo kakasazu
sore wa, sobo ga nakunatte hantoshi tatte mo
tsuzuite ita.
katami no kaichuudokei wo te ni,
itsumo itsumo sora wo miagete ita.
marude, sobo ga mukaeni kuru no wo
matte iru youni.
sonna aru hi, hikari wa sashita.
renburanto-kousen.
enjeruradaa tomo iwareru hikari.
mayuri ga sono hikari ni
hikikomarete iku youna,
konomama mayuri ga kiete simau youna...)
Okabe
まゆり!!
mayuri!!
mayuri
おかりん?
okarin?
Okabe
連れてなんて行かせない。
まゆりは俺の人質だ。
人体実験の生贄なんだ。
tsurete nante ikasenai.
mayuri wa ore no hitojichi da
jintaijikken no ikenie nanda
Steins;Gate
Metaphysics Necrosis形而上のネクローシス
keijijō no nekurōshisu
どういうこと?
douyuukoto?
岡部倫太郎、
橋田至、
3名は一緒に来てもらう。
okabe rintaroo
hashida itaru
sanmei wa issho ni kite morau
やめてくれ…。
yametekure...
まゆり!!
まゆり!?
なんだよこれ!!!!
mayuri!!
mayuri!?
nandayo kore!!!!
離れて!!!!
岡部も殺されちゃう!!!!
hanarete!!!!
okabe mo korosarechau!!!!
俺が!
あいつを!!
ore ga!
aitsu wo!
ブラウン管。
点灯済み。
buraunkan
tentou zumi
まだまゆりが小学生の頃だった。
まゆりは毎日墓参りを欠かさず、
それは、祖母が亡くなって半年経っても
続いていた。
形見の懐中時計を手に、
いつもいつも空を見上げていた。
まるで、祖母が迎えにくるのを
待っているように。
そんなある日、光は射した。
レンブラント光線。
エンジェルラダーともいわれる光。
まゆりがその光に
引き込まれていくような、
このまままゆりが消えてしまうような… )
mada mayuri ga shougakusei no koro datta
mayuri wa mainichi hakamairi wo kakasazu
sore wa, sobo ga nakunatte hantoshi tatte mo
tsuzuite ita.
katami no kaichuudokei wo te ni,
itsumo itsumo sora wo miagete ita.
marude, sobo ga mukaeni kuru no wo
matte iru youni.
sonna aru hi, hikari wa sashita.
renburanto-kousen.
enjeruradaa tomo iwareru hikari.
mayuri ga sono hikari ni
hikikomarete iku youna,
konomama mayuri ga kiete simau youna...)
まゆりは俺の人質だ。
人体実験の生贄なんだ。
mayuri wa ore no hitojichi da
jintaijikken no ikenie nanda
ガキの頃覚えたそんな台詞。
まゆりと二人で観たテレビで、
マッドサイエンティストが
馬鹿みたいに叫んでた台詞)
gaki no koro oboeta sonna serifu.
mayuri to futari de mita terebi de,
maddosaientisuto ga
baka mitai ni sakende ta serifu)
まゆしぃはおかりんの人質なんだね。
じゃぁ、しょうがないね。
mayusii wa okarin no hitojiti nandane.
jaa, shouganai ne.
どうしたの?
もしかして、居眠りでもしてた?
doushitano?
moshikashite, inemuri demo shite ta?
もうすぐ5時。
買い物に行くんでしょ?
mousugu go-ji.
kaimono ni iku ndesho?
トロピカルスペシャルだけはやめてね。
あれ苦手なの。
"toropikarusupesharu" dake wa yamete ne.
are nigate nano.
タイムリープに)
taimuriipu ni)
まゆりはどこだ!!??
mayuri wa doko da!!??
るか氏のとこに
パーティー誘いに行くって
さっき出て行ったじゃん。
ruka-shi no toko ni
paatii sasoini iku tte
sakki deteitta jan.
どうして?
doushite?
二人ともすぐ家に帰れ!
futari tomo sugu ie ni kaere!
いいな!?
絶対だ!!
iina!?
zettai da!!
携帯がかかってきたと思ったら……。
ん…、携帯…?
keitai ga kakattekita to omotta ra....
n..., keitai...?
Cellular
phone
トゥットゥル~♪
まゆしぃです。
今電話に出られません。
御用の方は--------
Dメールの時とは違って、
本当に今日の午後5時に戻ってきたんだ)
新幹線~。
新幹線は白いの。
まゆりが鈴羽を連れて帰ってきて……。
警察に駆け込むか?
いや、誰が信じる。
未来からタイムリープしてきたなんて。
あと3時間で、なんとかするしかない。
まゆり!!
おか…、あ、いえ、凶真------
いつだ!?
ラボに戻るって言ってましたけど…。
戻ってないんですか?
あの…、すみません、
せっかくパーティーに誘ってもらったのに、
僕、今日はどうしても------
いえ。
すぐ俺に電話するように言ってくれ!!
まゆり自身の行動は
俺が何かをしない限り変わらないはずだ。
どこだ?
Cellular
phone
ニャン・ニャン
フェイリスは今、電話に出られないニャー。
御用の方は--------
今日はもう解散だと言っただろ。
早く帰--------
あんた、
未来からタイムリープしてきたんじゃない?
……なぜ分かった…。
人が変わったみたいになったから。
その様子だと、何かあったってこと?
だが詳しく話している時間は無い。
とにかく逃げるんだ。
なるべくラボから離れるんだ。
分かったな?
ダルにも伝えてくれ。
岡部?
あのさぁ、お茶の水って------
ああ、ちょうど今
パーティーに誘われて------
あああ!
ねぇ、お茶の水ってどっち~?
綯が買い物行くから送ってかなきゃなんだけど~。
それと!!
送ったらお前も戻ってくるな!!
まゆり!!!!
見て~、一番星。
わ! あ、何ぃ?
パーティーは?
もう紅莉栖とダルにも言ってある!
ダルくんだってピザ頼むって------
おかりんはいつもよく分からないことをするけど、
今日のおかりんは本当に分からないよ。
実験、やっぱりやりたかったのかな。
そういうわけじゃない。
でも、今は言う通りにしてくれないか。
時間が無いんだ。
詳しいことは後でちゃんと話す。
ごめんね。
まゆしぃ、なんかビックリしちゃって。
まゆりは悪くない。
でも誰もいないよ、ホーム。
爆破の予告があったために
現在運転を見合わせているのは、
次の列車------
こんな時に。
地下鉄だ!
早く------
どいてくれ!!
ぁあぁ!!
全力で走るんだ!!!
逃げろ、まゆり!!!!
岡部君、いえ、岡部倫太郎は確保しました。
くっそおぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!
殺させない!!!!
まゆり!!!!
絶対に助けてやる!!!!
お前を、必ず!!!!
どうして?
実はな、ミスターブラウンが
今晩乗り込んでくるという情報をキャッチした。
とにかく、ここにいては危険だ。
本日は解散とする。
いや、怪しかろうとなんだろうといい。
とにかく今は、
みんなをラボから遠ざけるのが先だ。
Cellular
phone
まゆしぃです。
今電話に出られません。
これじゃぁさっきと同じだ。
なんとかしてまゆりを…。
……!!
Cellular
phone
俺だ!!
岡部だ!!
凶真さ------
はい、今帰るところ------
俺が行くまで、
絶対にそこから動くなと伝えてくれ!!
まゆりちゃ~ん!
新幹線~。
新幹線は白いの。
トゥットゥル~♪
これから吹雪ちゃんのコス直して、
ラボに帰るところだったのに。
コスプレ仲間か?
まゆしいの作ったコスの糸が
ほどけちゃったんだって。
今メールがあって…。
パーティーには間に合うよ。
パーティーは……、
パーティーはチュー……、延期になった。
どうして~?
仕方ないんだ。
今からちょっと付き合ってもらいたい。
今すぐだ。
大至急なんだ。
これからちょっと遠出する。
旅行だ。
ふ、ふ、2人でですか!?
いえ…、その…。
急だねぇ。
どこに行くの?
電車の時間がないんだ。
お金も------
さぁ、行くぞ。
行ってくるね~!
向こうじゃないかなぁ。
すごい久しぶりだね。
まゆしぃの懐中止まっちゃってる。
おかしいなぁ、
さっきネジ巻いたばっかりなのに。
随分人が多いね。
爆弾を仕掛けたという電話が入ったらしくてな。
ねぇ、オカリン?
あのね、まゆしぃは聞きたいことがいっぱいあるけど、
今は我慢しとくね。
そのかわり、終わったら全部聞かせて欲しいのです。
約束する。
オカリンの力になれなくて。
ごめんね。
いつか。
わざとじゃないの。
あたし、お姉ちゃんを…、ビックリさせようと思って…。
まゆりは、俺が、助ける!!