サンレッド「なー」
かよ子「だめよ」
サンレッド「なーって」
かよ子「だめだって。もう、おこづかいなら、昨日あげたしょう。あれ、どうしたの?」
サンレッド「ちっ、かよ子がどっか出かけてこいって言うからさ」
かよ子「言うから?」
サンレッド「だから、ちょっと時間つぶしてくるからさ」
かよ子「何?もしかして、もうおこづかい使っちゃたの」
サンレッド「だって、CR江戸の花嫁がよ(?!)」
かよ子「もうーパチンコ以外することないの」
サンレッド「んだよ。え?何だこりゃ」

ヴァンプの声「拝啓、天体戦士サンレッド様、新茶が美味しい季節になりましたが、いかが過ごしでしょうか。
ヴァンプ「さて、本日は決闘の日時のお知らせをお送りさせていただきたく思…」
サンレッド「しつこい!」


ヴァンプ「え、でもー、あれですねー。雨降るって言ってましたけど、一日持ちましたね天気(?)」
1号「え?雨降るって言ってました?」
ヴァンプ「うん、TVKの天気予報でね」
サンレッド「どうでもいいんだよそんなこと!」
2号「オマッタセシマシター!あ、これコーヒーです」
サンレッド「てっめ!微糖買ってこいって言っただろうが!」
2号「イタッ!イタイヨコレー」
1号「ダイジョウブカ?」
2号「カドキタヨ、コレー」
サンレッド「お前ら、揃いも揃って、俺のこと馬鹿してんのか」
ヴァンプ「いえ、すいませんすいません。あの彼、一般戦闘員なもんでー」
サンレッド「そういうこと言ってんじゃねえよ」
ヴァンプ「ちょっと1号くん、悪いけど今度は君行ってくれる?」
1号「は、はい」
ヴァンプ「後で立て替えるから」
サンレッド「つうか!いつまで、待たせんだよおい!」
ヴァンプー「ああ、いや。今すぐ、買いに行かせますんで微糖を」
サンレッド「違うだろ!
ヴァンプ「はっ!」
サンレッド「コーヒーなんかどうでもいいんだよ。こんなもの、わざわざうちのポストに突っ込んで呼び出したのはてめえらだろう」
ヴァンプ「あ、いえ、あのー。レッドさんの電話番号をお伺いしなかったのでー」
サンレッド「そういう問題じゃねえだろう!何当日呼び出してんだよ」
ヴァンプ「あ、すいません。呼んだが子が当日までバイトのシフトがわからない子だったもんでー」
サンレッド「で?!当の本人が遅刻か?いつまで、待またせんだ。いつも、お前らこんなじゃねえか」
ヴァンプ「あ、いえ、あのう彼のバイト先電話しましたら、もうあがったとは言ってましたのでもうすぐ…」
サンレッド「ふ・ざ・け・ん・な・よ。いい加減な、てめえらに俺の貴重な時間を…」
ヴァンプ「あっ、もしかしてレッドさん今日はお忙しかったですか」
サンレッド「あ?てめえ、『今日はお忙しかった』ってなんだ?まるで、おれがいつも暇してるみたいな言い草じゃねえか」
ヴァンプ「いえいえ、そういう意味で言ったんじゃ」
ジェノラ「す、すいませーん!遅れちゃってすいませーん!」
ヴァンプ「ちょっとジェノラくん、何してたのもー」
ジェノラ「ホントすいません。バイトは定時にあがったんですけどー」
ジェノラ「帰り際に、バイトの対応についてお客様からクレームがあったらしくて。あ、僕に対してではなかったんですが。」
ジェノラ「そのミーテング、途中で抜け出せる雰囲気じゃなかったもんで」
ヴァンプ「ああ、あるよね、そういう雰囲気。あ、ほらレッドさん待たしちゃってるからかなり」
ジェノラ「は、はい!」
ヴァンプ「あ、あのうレッドさん。本当に今日は…」
三人「すいませんでした!」
1号「微糖買ってきましたー」
ヴァンプ「1号1号、ジェノラくん来たから準備してほら。いい?いい?」
ジェノラ「はい」
ヴァンプ「行くよー」
1号と2号「はい」
ジェノラ「ダー!」
1号と2号「キィー!」
サンレッド「できるかー」
ヴァンプ「えー?」
サンレッド「この間の抜けた状況で、オレにどういうテンションで闘えってんだよ!」
ヴァンプ「いや、で、でもー」
サンレッド「もういい。帰るかえるからな」
ヴァンプ「あ、いや。ほら、ジェノラくん」
ジェノラ「はい!死、死ねえサンレッド!」
サンレッド「アホか!」
ナレーター「天体戦士サンレッド。これは神奈川県川崎市で繰り広げられる善と悪の戦いの物語である。」
かよ子「遅い!いつまでパチンコやってんのよあいつ。ラップしとこっかな」