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――― 日常の27 ―――
53番「連れてまいりました」
ドルフ「入れ。これはこれは、アルベルト王」
アルベルト王「ドルフ、これはいったいどういうつもりだ?」
ドルフ「是非ごいっしょにおいしいお食事をと思いましてね。ああっ、残念ですが、あなたの分は予約が入ってないようです。押さえていろ」
19番「はっ」
ドルフ「ふーん」
アルベルト王「やはりそれが狙いか!」
ドルフ「さあて、かわいい姫君とのかくれんぼもそろそろ終わりにしましょう、アルベルト王。いや、アルベルト」
「見つかったか?」
「いや、だめだ。俺は向こうを見てくる」
隊長「いいか、お前ら! 目的はウッドキューブだ! 姫はまだ殺すなよ!」
アルベルト王「こんなことをして、許されると思っているのか、ドルフ!」
ドルフ「許される? 誰が私に審判を下すというのです? ここにはもう、あなたの味方はいないんだよ、アルベルト。あなたが計画したこの地球旅行、私にとっては最大のチャンスだったのですよ。王と姫以外、私の部下で固められたのでね」
アルベルト王「なぜだ! なぜ裏切った、ドルフ!」
ドルフ「あああ、人聞きが悪いなあ、アルベルト。あなたには感謝していますよ。孤児だった私をここまで育ててくれ、王国の指揮官にまでしてくださってね」
アルベルト王「だったらなぜだ!」
ドルフ「私が何の野心も持たず、今まで支えていたとでも? これは正当なる神の裁きですよ、アルベルト」
隊長「ドルフ様!」
ドルフ「ん?」
隊長「姫が見つかりました!」
ドルフ「オッケー、すぐ行く! と、まあ、そういうわけで、そろそろ辞世の句でもひとつお願いしますよ、アルベルト王」
アルベルト王「裏切り者め!」
スターラ姫「何だよお前ら! 身分わきまえてんのかよ!」
ドルフ「これはこれは、スターラ姫。ご機嫌うるわしゅう」
スターラ姫「ドルフ! てめー、自分で何やってんのか、わかってんのか、コラーッ!」
ドルフ「相変わらずお顔の割りに口が下品だ。もちろんわかっていますとも。私はこのアルベルト王のウッドキューブと、その姫のウッドキューブを手に入れ、古代兵器をよみがえらせるんです。そう、私がフェイ王国の新たな王となるためにね! イャッハーッ! ここにはお前の仲間はいない。もう逃げられないんだよ。さあ、おとなしくそれを渡すんだ! ダッ! ダッ!」
隊長「はっ! し、死んでる!」
「え、ドルフ様が?」「ど、どうする?」「ええ?」
6番「ひーめ!」
全員「ええっ!?」
6番「あそーれ、ひーめ! あそれ、ひーめ! あそれ」
4番・6番「ひーめ!」
全員「ええっ!?」
4番・6番「あそれ、ひーめ!」
全員「あそれ、ひーめ! あそれ、ひーめ! あそれ、ひーめ! あそれ、ひーめ! あそれ、ひーめ! あそれ、ひーめ! あそれ、ひーめ! あそれ」
スターラ姫「お前ら!」
全員「わああっ!」
スターラ姫「利子は高くつくぞ! よし、父上のところへ案内しろ!」
全員「おおーっ!」
8番「ん? ウッドキューブ? 姫はしっかり持ってたはずだし。いや、もしかすると・・・」(え・・・? ちょ、ちょええーーーーーーっ!? これ、俺、王になれちゃうってやつじゃないか? あ、いや。いやいや、待て待て、落ち着け。とりあえず一服だ。兵士生活12年、俺はこのまま死んでいくものだとばかり思っていたが、まさかこんなチャンスが・・・。やめよう。俺が王になったところで、何かプランがあるわけでもないし、ましてこれが2つそろったところで、古代兵器の呼び出し方もわからんよ)「あちっ! あっ・・・、ぬあああああーーーーっ!」
祐子「ぬわあああっ!」
全員「えええ!?」
祐子「・・・おはようございます」
――― 宝くじ ―――
祐子「やった! やった! やった! やった! やったー! みおちゃん、宝くじ3等10万円が当たった!」
みお「嘘!? えー、ちょっとおごってよ」
祐子「あー、どうしよう! 何買おう。家とか買っちゃおうかな、っつって」
みお「あ、ゆっこ」
祐子「ん?」
みお「これ、去年のだ」
祐子「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
――― プレゼント ―――
みお「まあまあ、そうそう宝くじなんて当たんないって」
祐子「いいの。慰めはやめて」
みお「それはそうと、今日はゆっこの誕生日でしょう? はい」
祐子「え? 嘘! プレゼント? ありがとう! 開けてもいーい?」
みお「うん。つまんないもんだよ。たまたまうちにあったやつだし」
祐子「いいって、いいって。その気持ちがうれしいんだから」
――― 日常の28 ―――
高崎先生「桜井先生」
桜井先生「あ、高崎先生。おはようございます」
高崎先生「おはようございます。先生、相生のやつ、どうにかなりませんかね? 一向に宿題をやってこないのですが」
桜井先生「ああ、す、すいません」
高崎先生「担任からこう、ガツンと一発やっていただくとありがたいんですが」
桜井先生「ええ? ああ、すいません。相生さんには伝えておきますので。そ、それでは私、1時限目向かいますので」
高崎先生「よろしく頼みますよ」
桜井先生「失礼します。ああっ! すいません! 大丈夫ですか? お茶、かかりませんでしたか?」
富岡先生「私、熱さ感じませんから」
高崎先生(はあ・・・、守ってやりてえ!)
桜井先生「本当に大丈夫ですか?」
高崎先生(生まれてこの方26年、女というものにまったく縁がなかった私にとって、桜井先生は、庭先に不意に生えた竹の子のようだ)
. 桜井先生「本当にすいませんでした」
. 富岡先生「あー、いやいや」
高崎先生(あっ! いかんいかん。教育者として、恋愛感情を職場に持ち込むなど言語道断。しっかりしろ、高崎学!)「ん? あ」(忘れ物)
高崎先生「桜井先生! 黒いの、忘れてますよ」
桜井先生「あ、すいません、高崎先生。でも私の黒いの、これですので」
高崎先生「え?」
富岡先生「高崎先生、私の黒いの、どこ持ってくんですか」
高崎先生「あっ、す、すいません」
桜井先生「あ、じゃあ、失礼します」
富岡先生「私の黒いの・・・」
高崎先生(シイタケ狩りに誘いてえ! 桜井先生は今、彼氏とかいるのだろうか? 指輪をしていないところから察すると、結婚しているとは考えがたいし。果たして私にもチャンスはあるのだろうか? 好きな音楽は? 好きな動物は? 好きなスポーツは? 好きな山菜は? あっ!! 何考えてるんだ、俺は!! 不純だ。不純だぞ、高崎学。こんなことじゃ生徒の鑑として立派に職務を全うできんぞ!)
校長先生「おっ、高崎先生、生徒のことで何かお悩みですかな? あ?」
高崎先生(しかし、好きな食べ物ぐらい聞くのはいいんじゃないか?)
(高崎先生「桜井先生の好きな食べ物は何ですか?」
桜井先生「えっと、何でも食べますよ」
高崎先生「はっはっは、そうですか。シイタケなんかどうです? 焼いても煮てもいけますし」
桜井先生「そうですね。揚げてもいいですか?」
高崎先生「もちろん! 揚げるのもOKです」
桜井先生「揚げてもいいですよね」)
高崎先生(よし、いける! 自然にだ。自然にだぞ、高崎学。うちのナスに話しかけているように、自然に話しかけるんだ)「桜井先生!」
桜井先生「あ、はい。何でしょう?」
高崎先生「すいません、たびたび呼び止めてしまって。今、付き合っている彼氏はいるんですか?」(何言ってんだ、俺は!! バカか! 俺はバカなのか! アホなのか!)
桜井先生「はい、いませんよ」
(桜井先生(エコー)「いませんよ」「いませんよ」「いませんよ」「いませんよ」「いませんよ」「いませんよ」)
高崎先生(ほっ、ほっ、ほっ、ほい来たーーーーっ!!)
桜井先生「あ、あのー、高崎先生?」
高崎先生「ほっ!? ああ、いや、失礼なことを聞いてしまって」(結果オーライだ)「桜井先生、1時限目、がんばってください」
桜井先生「はい。高崎先生もがんばってくださいね」
高崎先生「はい」
桜井先生「じゃ、すいません。失礼しまーす」
(桜井先生(エコー)「高崎先生もがんばってくださいね」「高崎先生もがんばってくださいね」「高崎先生もがんばってくださいね」)
校長先生「おおー、精が出ますな」
――― Helvetica Standard ―――
死神「ちょっと、あの、鎌、返してくださーーい!」
天狗「この鎌を質に入れて食べ物を買わないと死んでしまう。しまった、川だ! あっ! あああ・・・。やった」
死神「返してくださーーい!」
天狗「あちゃあ」
――― じゃんけん ―――
はかせ・なの「最初はグー、その次パー、グチョパはなしよ、ジャンケンポン!」
なの「わあ、勝った!」
はかせ「ありがとー! えいっ」
テレビの声「これだけではありません!」
はかせ「えい」
テレビの声「ナタデココ入り」
はかせ「えい」
テレビの声「明日からの天気は」
はかせ「えーい」
テレビの声「ミラクル・ピーンチ! でもここからが見せどころよ!」
――― キャッチボール ―――
――― 想像 ―――
祐子「今、みおちゃんの頭の中でまったく思ってもないこと、言ってみようか?」
みお「なになに?」
祐子「スチャラカOL旅日記」
みお「ちょっと」
祐子「かーーーーーーーーーーー」
――― 駆け込み乗車は危険です ―――
祐子「みおちゃん、麻衣ちゃん、もう電車来てるよ! 急いで!」
みお「ちょ、待っ」
祐子「よっしゃ、何とか、セーフ。あ?」
みお「ぷぷぷ、一人で間に合ってる」
麻衣「ぷぷぷ」
祐子「あーーー、スラマティンガル(Selamat Tingal)」
――― 何にしましょ ―――
店員「さあ、どんどんおっしゃってよ」
客1「ビントロ一つ」
客2「ブリ、いやハマチ」
店員「どんどんおっしゃってよ」
祐子「マグロとエンガワください」
みお「ウニ一つ」
店員「えー、ビントロ一つと、えー・・・。忘れちゃった」
祐子・みお「わーすれちゃったーよー」
――― 日常の29 ―――
よしの「あ? わああ・・・・」
なの「ん?」
よしの「わああああ」
なの「わあああぁぁあぁぁあっ!」
よしの「あ、こんにちは」
なの「あ、え? こ、こんにちは。あの、何でしょうか?」
よしの「いやあ・・・。ん? ああ・・・」
なの「んー・・・。わああああぁぁああっ! ちょっちょ、ちょっと、さっきから何なんでしょうか?」
よしの「いやあ、変わってて面白いなあって」
なの「か、変わってなんかいませんよ。普通ですし、ネジだってアクセサリーですし」
よしの「あ・・・。あはははは」
なの「どわああぁぁああぁっ!」
よしの「ねえねえ、これどうやってやったの? ねえねえ、お姉さんに教えて」
なの「ちょ、ちょっと返してください!」
よしの「見して、貸して、いっちゃって」
なの「返してくださいー!」
よしの「よし!」
なの「ええ?」
よしの「じゃあ、こうしよう。ふん! じゃ」
なの「何で!?」
よしの「ごめんごめん、冗談冗談」
なの「冗談じゃないですよ。返してくださいよー」
よしの「ん」
なの「え?」
よしの「どっちだ」
なの「カバンです!」
よしの「わあ、正解! じゃあ第2問」
なの「ええええ!?」
よしの「ケンタ君のお母さんがリンゴを10個買ってきました。そのうち3個、お母さんが食べました。残りのうち4個を隣のユミコちゃんに上げました。あなたの手首はどこでしょう?」
なの「カバンです!」
よしの「すごーい! またまた大正解!」
なの「じゃあ早く返してください」
よしの「それでは最後の問題です」
なの「な!?」
よしの「これに正解すると、何と手首がもらえます」
なの「ええー、もともと私のなのに」
よしの「手首が欲しくないか!」
なの「欲しいでーす」
よしの「んじゃ、問題。カバンカバンと10回言って下さい」
なの「カバンカバンカバンカバンカバンカバンカバンカバンカバンカバン!」
よしの「絵を描くときに下に置くのは?」
なの「カバ・・・じゃなくて画板です」
よしの「ぶっぶー」
なの「えええーーっ!?」
よしの「正解は紙でした」
なの「そんなあ、ずるいです」
よしの「冗談よ、冗談」
なの「もう、私に付きまとわないでください!」
よしの「わかったわかった。ごめんね」
なの「ううう・・・」
よしの「あ、とれちゃった」
なの「わあっ!? ああああああっ!!」(・・・わあああ、とれたー。とれたー。とれたー。とーれーたー)
よしの「みお」
みお「ん?」
よしの「いっしょ帰ろ」
みお「あれ、お姉(ねえ)、大学帰り?」
よしの「いやあ、さっき面白い人と会っちゃったよ」
みお「どんな人?」
よしの「腕がとれてね」
みお「え」
よしの「ネジが付いててね」
みお「何それ」
よしの「そんな人がいたんだよ」
みお「へえ、変なの」
――― ヒトコトワドコトバ ―――
「お、なかなかカッコいいなあ」って感じのカッコをつけたい
――― 日常の30 ―――
はかせ「なの、いくよ!」
なの「はーい!」
はかせ「魔球!」
阪本さん(まあ、ガキだしな。こんなもんか)
はかせ「勝ったー!」
なの「負けました」
阪本さん(何だこいつら。全然なっとらんじゃないか)
はかせ「阪本、はかせ今の何点?」
阪本さん「なにぃっ!?」
なの「じゃあ、はかせ、いきますよー!」
はかせ「はーい!」
阪本さん(まだ投げてないのに!)
なの「ふん!」
阪本さん(こ、ここここ殺す気か)
なの「阪本さーん! 私、今の何点ですか?」
阪本さん「お前もか!」(また振りおった!)
はかせ「次、はい、阪本」
阪本さん「何で俺が! っていうか、この手でバット持てるわけないだろ!」
はかせ「ええー」
阪本さん「まったく。だいたい俺の手を何だと思ってるんだ。肉球を散々ぷにぷにしているくせに。これだからガキは・・・」
阪本さん「まあ、あれだ。お前たちだけだと危ないから、俺が見てやってんだ。俺は参加するつもりはない。最初のうちはキャッチボールでいいんじゃないか?」
なの「はい!」
はかせ「はい、監督!」
阪本さん「監督?」
なの「監督、グローブが1個しかありません」
阪本さん「お前は素手で大丈夫だろ」
はかせ「監督、グローブがうまく入りません」
阪本さん「さっきは左手にしてただろ」
なの「監督!」
はかせ「監督!」
阪本さん「くーっ、しょうがないやつらだな!」
なの「はかせ! いきますよ!」
はかせ「バッチこーい!」
なの「えい!」
なの「あーもう、どこいっちゃったんだろう」
祐子「それでね、先生に怒られちゃってさ」
みお「やっぱりそうなるよね」
麻衣「同感」
祐子「麻衣ちゃんもそう思う? でも何もそこまでしなくてもね」
みお「だよね。でもこれからは気をつけないとね」
祐子「うんうん、何が起こるかわかんないからね」
なの「ん? あ、すいません」
ナレーション「オウ、ジェントルメン」
祐子「でさあ、相談なんだけど、麻衣ちゃんまた貸してね」
麻衣「いいよ」
祐子「ああ、よかったあ」
みお(お姉が言ってた子かなあ)
祐子「やっぱり持つべきものは友人だよね。いやあ、助かりますな」
――― 誕生日プレゼント ―――
――― 予告 ―――
「私はウッドキューブ。私のあるじになれば古代兵器を手に入れることができちゃう。はっはっは。さて次回の『日常』は第8話。お楽しみにね」
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53番「連れてまいりました」
ドルフ「入れ。これはこれは、アルベルト王」
アルベルト王「ドルフ、これはいったいどういうつもりだ?」
ドルフ「是非ごいっしょにおいしいお食事をと思いましてね。ああっ、残念ですが、あなたの分は予約が入ってないようです。押さえていろ」
19番「はっ」
ドルフ「ふーん」
アルベルト王「やはりそれが狙いか!」
ドルフ「さあて、かわいい姫君とのかくれんぼもそろそろ終わりにしましょう、アルベルト王。いや、アルベルト」
「見つかったか?」
「いや、だめだ。俺は向こうを見てくる」
隊長「いいか、お前ら! 目的はウッドキューブだ! 姫はまだ殺すなよ!」
アルベルト王「こんなことをして、許されると思っているのか、ドルフ!」
ドルフ「許される? 誰が私に審判を下すというのです? ここにはもう、あなたの味方はいないんだよ、アルベルト。あなたが計画したこの地球旅行、私にとっては最大のチャンスだったのですよ。王と姫以外、私の部下で固められたのでね」
アルベルト王「なぜだ! なぜ裏切った、ドルフ!」
ドルフ「あああ、人聞きが悪いなあ、アルベルト。あなたには感謝していますよ。孤児だった私をここまで育ててくれ、王国の指揮官にまでしてくださってね」
アルベルト王「だったらなぜだ!」
ドルフ「私が何の野心も持たず、今まで支えていたとでも? これは正当なる神の裁きですよ、アルベルト」
隊長「ドルフ様!」
ドルフ「ん?」
隊長「姫が見つかりました!」
ドルフ「オッケー、すぐ行く! と、まあ、そういうわけで、そろそろ辞世の句でもひとつお願いしますよ、アルベルト王」
アルベルト王「裏切り者め!」
スターラ姫「何だよお前ら! 身分わきまえてんのかよ!」
ドルフ「これはこれは、スターラ姫。ご機嫌うるわしゅう」
スターラ姫「ドルフ! てめー、自分で何やってんのか、わかってんのか、コラーッ!」
ドルフ「相変わらずお顔の割りに口が下品だ。もちろんわかっていますとも。私はこのアルベルト王のウッドキューブと、その姫のウッドキューブを手に入れ、古代兵器をよみがえらせるんです。そう、私がフェイ王国の新たな王となるためにね! イャッハーッ! ここにはお前の仲間はいない。もう逃げられないんだよ。さあ、おとなしくそれを渡すんだ! ダッ! ダッ!」
隊長「はっ! し、死んでる!」
「え、ドルフ様が?」「ど、どうする?」「ええ?」
6番「ひーめ!」
全員「ええっ!?」
6番「あそーれ、ひーめ! あそれ、ひーめ! あそれ」
4番・6番「ひーめ!」
全員「ええっ!?」
4番・6番「あそれ、ひーめ!」
全員「あそれ、ひーめ! あそれ、ひーめ! あそれ、ひーめ! あそれ、ひーめ! あそれ、ひーめ! あそれ、ひーめ! あそれ、ひーめ! あそれ」
スターラ姫「お前ら!」
全員「わああっ!」
スターラ姫「利子は高くつくぞ! よし、父上のところへ案内しろ!」
全員「おおーっ!」
8番「ん? ウッドキューブ? 姫はしっかり持ってたはずだし。いや、もしかすると・・・」(え・・・? ちょ、ちょええーーーーーーっ!? これ、俺、王になれちゃうってやつじゃないか? あ、いや。いやいや、待て待て、落ち着け。とりあえず一服だ。兵士生活12年、俺はこのまま死んでいくものだとばかり思っていたが、まさかこんなチャンスが・・・。やめよう。俺が王になったところで、何かプランがあるわけでもないし、ましてこれが2つそろったところで、古代兵器の呼び出し方もわからんよ)「あちっ! あっ・・・、ぬあああああーーーーっ!」
祐子「ぬわあああっ!」
全員「えええ!?」
祐子「・・・おはようございます」
――― 宝くじ ―――
祐子「やった! やった! やった! やった! やったー! みおちゃん、宝くじ3等10万円が当たった!」
みお「嘘!? えー、ちょっとおごってよ」
祐子「あー、どうしよう! 何買おう。家とか買っちゃおうかな、っつって」
みお「あ、ゆっこ」
祐子「ん?」
みお「これ、去年のだ」
祐子「あーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
――― プレゼント ―――
みお「まあまあ、そうそう宝くじなんて当たんないって」
祐子「いいの。慰めはやめて」
みお「それはそうと、今日はゆっこの誕生日でしょう? はい」
祐子「え? 嘘! プレゼント? ありがとう! 開けてもいーい?」
みお「うん。つまんないもんだよ。たまたまうちにあったやつだし」
祐子「いいって、いいって。その気持ちがうれしいんだから」
――― 日常の28 ―――
高崎先生「桜井先生」
桜井先生「あ、高崎先生。おはようございます」
高崎先生「おはようございます。先生、相生のやつ、どうにかなりませんかね? 一向に宿題をやってこないのですが」
桜井先生「ああ、す、すいません」
高崎先生「担任からこう、ガツンと一発やっていただくとありがたいんですが」
桜井先生「ええ? ああ、すいません。相生さんには伝えておきますので。そ、それでは私、1時限目向かいますので」
高崎先生「よろしく頼みますよ」
桜井先生「失礼します。ああっ! すいません! 大丈夫ですか? お茶、かかりませんでしたか?」
富岡先生「私、熱さ感じませんから」
高崎先生(はあ・・・、守ってやりてえ!)
桜井先生「本当に大丈夫ですか?」
高崎先生(生まれてこの方26年、女というものにまったく縁がなかった私にとって、桜井先生は、庭先に不意に生えた竹の子のようだ)
. 桜井先生「本当にすいませんでした」
. 富岡先生「あー、いやいや」
高崎先生(あっ! いかんいかん。教育者として、恋愛感情を職場に持ち込むなど言語道断。しっかりしろ、高崎学!)「ん? あ」(忘れ物)
高崎先生「桜井先生! 黒いの、忘れてますよ」
桜井先生「あ、すいません、高崎先生。でも私の黒いの、これですので」
高崎先生「え?」
富岡先生「高崎先生、私の黒いの、どこ持ってくんですか」
高崎先生「あっ、す、すいません」
桜井先生「あ、じゃあ、失礼します」
富岡先生「私の黒いの・・・」
高崎先生(シイタケ狩りに誘いてえ! 桜井先生は今、彼氏とかいるのだろうか? 指輪をしていないところから察すると、結婚しているとは考えがたいし。果たして私にもチャンスはあるのだろうか? 好きな音楽は? 好きな動物は? 好きなスポーツは? 好きな山菜は? あっ!! 何考えてるんだ、俺は!! 不純だ。不純だぞ、高崎学。こんなことじゃ生徒の鑑として立派に職務を全うできんぞ!)
校長先生「おっ、高崎先生、生徒のことで何かお悩みですかな? あ?」
高崎先生(しかし、好きな食べ物ぐらい聞くのはいいんじゃないか?)
(高崎先生「桜井先生の好きな食べ物は何ですか?」
桜井先生「えっと、何でも食べますよ」
高崎先生「はっはっは、そうですか。シイタケなんかどうです? 焼いても煮てもいけますし」
桜井先生「そうですね。揚げてもいいですか?」
高崎先生「もちろん! 揚げるのもOKです」
桜井先生「揚げてもいいですよね」)
高崎先生(よし、いける! 自然にだ。自然にだぞ、高崎学。うちのナスに話しかけているように、自然に話しかけるんだ)「桜井先生!」
桜井先生「あ、はい。何でしょう?」
高崎先生「すいません、たびたび呼び止めてしまって。今、付き合っている彼氏はいるんですか?」(何言ってんだ、俺は!! バカか! 俺はバカなのか! アホなのか!)
桜井先生「はい、いませんよ」
(桜井先生(エコー)「いませんよ」「いませんよ」「いませんよ」「いませんよ」「いませんよ」「いませんよ」)
高崎先生(ほっ、ほっ、ほっ、ほい来たーーーーっ!!)
桜井先生「あ、あのー、高崎先生?」
高崎先生「ほっ!? ああ、いや、失礼なことを聞いてしまって」(結果オーライだ)「桜井先生、1時限目、がんばってください」
桜井先生「はい。高崎先生もがんばってくださいね」
高崎先生「はい」
桜井先生「じゃ、すいません。失礼しまーす」
(桜井先生(エコー)「高崎先生もがんばってくださいね」「高崎先生もがんばってくださいね」「高崎先生もがんばってくださいね」)
校長先生「おおー、精が出ますな」
――― Helvetica Standard ―――
死神「ちょっと、あの、鎌、返してくださーーい!」
天狗「この鎌を質に入れて食べ物を買わないと死んでしまう。しまった、川だ! あっ! あああ・・・。やった」
死神「返してくださーーい!」
天狗「あちゃあ」
――― じゃんけん ―――
はかせ・なの「最初はグー、その次パー、グチョパはなしよ、ジャンケンポン!」
なの「わあ、勝った!」
はかせ「ありがとー! えいっ」
テレビの声「これだけではありません!」
はかせ「えい」
テレビの声「ナタデココ入り」
はかせ「えい」
テレビの声「明日からの天気は」
はかせ「えーい」
テレビの声「ミラクル・ピーンチ! でもここからが見せどころよ!」
――― キャッチボール ―――
――― 想像 ―――
祐子「今、みおちゃんの頭の中でまったく思ってもないこと、言ってみようか?」
みお「なになに?」
祐子「スチャラカOL旅日記」
みお「ちょっと」
祐子「かーーーーーーーーーーー」
――― 駆け込み乗車は危険です ―――
祐子「みおちゃん、麻衣ちゃん、もう電車来てるよ! 急いで!」
みお「ちょ、待っ」
祐子「よっしゃ、何とか、セーフ。あ?」
みお「ぷぷぷ、一人で間に合ってる」
麻衣「ぷぷぷ」
祐子「あーーー、スラマティンガル(Selamat Tingal)」
――― 何にしましょ ―――
店員「さあ、どんどんおっしゃってよ」
客1「ビントロ一つ」
客2「ブリ、いやハマチ」
店員「どんどんおっしゃってよ」
祐子「マグロとエンガワください」
みお「ウニ一つ」
店員「えー、ビントロ一つと、えー・・・。忘れちゃった」
祐子・みお「わーすれちゃったーよー」
――― 日常の29 ―――
よしの「あ? わああ・・・・」
なの「ん?」
よしの「わああああ」
なの「わあああぁぁあぁぁあっ!」
よしの「あ、こんにちは」
なの「あ、え? こ、こんにちは。あの、何でしょうか?」
よしの「いやあ・・・。ん? ああ・・・」
なの「んー・・・。わああああぁぁああっ! ちょっちょ、ちょっと、さっきから何なんでしょうか?」
よしの「いやあ、変わってて面白いなあって」
なの「か、変わってなんかいませんよ。普通ですし、ネジだってアクセサリーですし」
よしの「あ・・・。あはははは」
なの「どわああぁぁああぁっ!」
よしの「ねえねえ、これどうやってやったの? ねえねえ、お姉さんに教えて」
なの「ちょ、ちょっと返してください!」
よしの「見して、貸して、いっちゃって」
なの「返してくださいー!」
よしの「よし!」
なの「ええ?」
よしの「じゃあ、こうしよう。ふん! じゃ」
なの「何で!?」
よしの「ごめんごめん、冗談冗談」
なの「冗談じゃないですよ。返してくださいよー」
よしの「ん」
なの「え?」
よしの「どっちだ」
なの「カバンです!」
よしの「わあ、正解! じゃあ第2問」
なの「ええええ!?」
よしの「ケンタ君のお母さんがリンゴを10個買ってきました。そのうち3個、お母さんが食べました。残りのうち4個を隣のユミコちゃんに上げました。あなたの手首はどこでしょう?」
なの「カバンです!」
よしの「すごーい! またまた大正解!」
なの「じゃあ早く返してください」
よしの「それでは最後の問題です」
なの「な!?」
よしの「これに正解すると、何と手首がもらえます」
なの「ええー、もともと私のなのに」
よしの「手首が欲しくないか!」
なの「欲しいでーす」
よしの「んじゃ、問題。カバンカバンと10回言って下さい」
なの「カバンカバンカバンカバンカバンカバンカバンカバンカバンカバン!」
よしの「絵を描くときに下に置くのは?」
なの「カバ・・・じゃなくて画板です」
よしの「ぶっぶー」
なの「えええーーっ!?」
よしの「正解は紙でした」
なの「そんなあ、ずるいです」
よしの「冗談よ、冗談」
なの「もう、私に付きまとわないでください!」
よしの「わかったわかった。ごめんね」
なの「ううう・・・」
よしの「あ、とれちゃった」
なの「わあっ!? ああああああっ!!」(・・・わあああ、とれたー。とれたー。とれたー。とーれーたー)
よしの「みお」
みお「ん?」
よしの「いっしょ帰ろ」
みお「あれ、お姉(ねえ)、大学帰り?」
よしの「いやあ、さっき面白い人と会っちゃったよ」
みお「どんな人?」
よしの「腕がとれてね」
みお「え」
よしの「ネジが付いててね」
みお「何それ」
よしの「そんな人がいたんだよ」
みお「へえ、変なの」
――― ヒトコトワドコトバ ―――
「お、なかなかカッコいいなあ」って感じのカッコをつけたい
――― 日常の30 ―――
はかせ「なの、いくよ!」
なの「はーい!」
はかせ「魔球!」
阪本さん(まあ、ガキだしな。こんなもんか)
はかせ「勝ったー!」
なの「負けました」
阪本さん(何だこいつら。全然なっとらんじゃないか)
はかせ「阪本、はかせ今の何点?」
阪本さん「なにぃっ!?」
なの「じゃあ、はかせ、いきますよー!」
はかせ「はーい!」
阪本さん(まだ投げてないのに!)
なの「ふん!」
阪本さん(こ、ここここ殺す気か)
なの「阪本さーん! 私、今の何点ですか?」
阪本さん「お前もか!」(また振りおった!)
はかせ「次、はい、阪本」
阪本さん「何で俺が! っていうか、この手でバット持てるわけないだろ!」
はかせ「ええー」
阪本さん「まったく。だいたい俺の手を何だと思ってるんだ。肉球を散々ぷにぷにしているくせに。これだからガキは・・・」
阪本さん「まあ、あれだ。お前たちだけだと危ないから、俺が見てやってんだ。俺は参加するつもりはない。最初のうちはキャッチボールでいいんじゃないか?」
なの「はい!」
はかせ「はい、監督!」
阪本さん「監督?」
なの「監督、グローブが1個しかありません」
阪本さん「お前は素手で大丈夫だろ」
はかせ「監督、グローブがうまく入りません」
阪本さん「さっきは左手にしてただろ」
なの「監督!」
はかせ「監督!」
阪本さん「くーっ、しょうがないやつらだな!」
なの「はかせ! いきますよ!」
はかせ「バッチこーい!」
なの「えい!」
なの「あーもう、どこいっちゃったんだろう」
祐子「それでね、先生に怒られちゃってさ」
みお「やっぱりそうなるよね」
麻衣「同感」
祐子「麻衣ちゃんもそう思う? でも何もそこまでしなくてもね」
みお「だよね。でもこれからは気をつけないとね」
祐子「うんうん、何が起こるかわかんないからね」
なの「ん? あ、すいません」
ナレーション「オウ、ジェントルメン」
祐子「でさあ、相談なんだけど、麻衣ちゃんまた貸してね」
麻衣「いいよ」
祐子「ああ、よかったあ」
みお(お姉が言ってた子かなあ)
祐子「やっぱり持つべきものは友人だよね。いやあ、助かりますな」
――― 誕生日プレゼント ―――
――― 予告 ―――
「私はウッドキューブ。私のあるじになれば古代兵器を手に入れることができちゃう。はっはっは。さて次回の『日常』は第8話。お楽しみにね」