The Squid Girl (Japanese) > 04b. 乗りこまなイカ?
栄子「あー、終わったー!」
たける「今日、お客さんいっぱいだったね」
千鶴「お疲れ様」
栄子「んじゃ、帰るか」
千鶴「そうね」
栄子「お前はこなくていい! ってのに、毎日毎日もう」
イカ娘「何ででゲソ! どこへ行くでゲソ!」
栄子「だーから言ってるだろ。自宅だよ」
イカ娘「今日こそついて行くでゲソ!」
栄子「だ・め・だ! うちの敷居だけは絶対またがせねーからな!」
イカ娘「ふっふっふ。まったく詰めの甘い連中でゲソ。これで今日もこの家は私の拠点でゲソ! それも朝まで! さあーって、テレビでも見るでゲソ」
TV「さあ、東は横綱・ハイドウミ、西は大関・フクオウヤマ、大一番で・・・」
イカ娘「あれ? うーん・・・。どうしたんでゲソ? 具合でも悪いのでゲソ? そんな・・・。お主がいなくなってしまったら、私はどうやって朝まで過ごせばいいのでゲソ!
え? 侵略はどうしたって? だめだめ、もう日が落ちてるじゃなイカ。侵略の営業時間は午後5時で終了でゲソ。・・・おなかすいたでゲソ。
つまみ食いがばれてるでゲソ。だが、こんなことであきらめる私ではないでゲソ!」
(千鶴「イカちゃん、わかってるわね?」)
イカ娘「この鎖を切ったら、千鶴もキレるでゲソ。だが、私を放置した上、食料まで奪っておいて、自分たちだけ基地に戻るとは・・・。そっちがその気なら、私も手段を選ばないでゲソ!」
イカ娘「さて、始めるとしようじゃなイカ。侵略ごっこー! 食らえ、イカパンチ! うわー、やられたー。イカ娘、強すぎるー。はっはっは、私の強さを思い知ったかでゲソ!」
栄子「あっはっはっは! 嘘だろ、あれ。行くのか、行くのか、行くのか!? 行ったーーーっ!!」
イカ娘「イカ墨アターーーック!! ははははっ! 千鶴を完全に侵略してやったでゲソ! 次は栄子の番でゲソ!」
千鶴「イカ娘ちゃん、おはよう」
たける「おはよう!」
栄子「夜中の警備、ご苦労さん。これ、やるよ。昨日近所の人からもらったら、うまかったんでな」
たける「ちゃんとイカ姉ちゃんの分、残しておいたよ」
栄子「ん? うあっ、イカ娘ーーーー!! 何てことしてくれてんだ!! どこに逃げた、こらーーっ!! 出てこーい!! 出てこないとひどいからな! 聞いてんのか、イカ娘ーー!!」
イカ娘「ふんだ。こんなもので籠絡される私ではないでゲソ」
たける「お帰り。お風呂沸かしといたよ」
栄子「お前はいい嫁になれるぞ」
イカ娘「私もシャワー浴びたいでゲソ」
栄子「うあーっ、何でお前が来るんだよ。つか、イカのくせにシャワーって、いろいろツッコミどころありすぎだろ!」
千鶴「向こうのテレビが壊れちゃったから、うちに泊めることにしたの」
栄子「どんな事情だよ」
イカ娘「テレビのない海の家なんて、もはや拠点とは呼べないでゲソ」
栄子「そもそもあそこはお前の拠点じゃねーっ! こんなやつうちに入れたら何しでかすか、醤油ぐらいじゃ済まねえだろ」
千鶴「心配しないで。もし何かあったとしても、私が何とかするから」
栄子(頼もしすぎて、別の意味で心配だ)
「ま、いっか、一泊ぐらい」
イカ娘「早苗の家を見たあとだと、ものすごいしょぼく感じるでゲソ」
栄子「やっぱり今すぐ出てけ!!」
4人「いただきまーす!」
イカ娘「おーっ!! こんな美味しいものを毎日食べてるなんて、ずるいでゲソ!」
千鶴「まあ、うれしい」
栄子「いままで何食ってきたんだ?」
千鶴「あら、もうこんな時間。そろそろ寝るわ」
イカ娘「え?」
栄子「そうだな」
千鶴「おやすみ、イカ娘ちゃん」
たける「イカ姉ちゃん、おやすみ」
栄子「お前もさっさと寝ろよ」
イカ娘「まだ遊び足りないでゲソ。一人じゃつまらないでゲソ」
イカ娘「たける、起きなイカ」
たける「ごめんね、イカ姉ちゃん。また明日ね・・・」
イカ娘「たけるなら遊んでくれると思ったけど、まあ子供だから仕方ないでゲソね。
ここは千鶴の部屋でゲソか・・・。あああっ、ほ、本能がこの扉を開けるなといっているでゲソ。やはりここは栄子を起こすしかないようでゲソね。
おい、栄子。起きなイカ」
栄子「あ、むん・・・」
イカ娘「おーい・・・。もういいでゲソ! 私もここで寝るでゲソ」
栄子「ううう・・・。あっ、何じゃこりゃーっ!? って、何でイカ娘が私のベッドで寝てんだ?」
イカ娘「あ? 大きなエビ・・・」
栄子「寝ぼけてる!?」
イカ娘「美味しそうじゃなイカ・・・。捕まえたでゲソ」
栄子「コラ、放せ! 放せよ!」
千鶴「おはよう。ご飯よ」
千鶴「あらあら、仲良くやってるみたいね。よかったわ」
栄子「ちょっと、見てないで助けてくれよ!」
イカ娘「いただきますでゲソ」
栄子「いててててて!」
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たける「今日、お客さんいっぱいだったね」
千鶴「お疲れ様」
栄子「んじゃ、帰るか」
千鶴「そうね」
栄子「お前はこなくていい! ってのに、毎日毎日もう」
イカ娘「何ででゲソ! どこへ行くでゲソ!」
栄子「だーから言ってるだろ。自宅だよ」
イカ娘「今日こそついて行くでゲソ!」
栄子「だ・め・だ! うちの敷居だけは絶対またがせねーからな!」
イカ娘「ふっふっふ。まったく詰めの甘い連中でゲソ。これで今日もこの家は私の拠点でゲソ! それも朝まで! さあーって、テレビでも見るでゲソ」
TV「さあ、東は横綱・ハイドウミ、西は大関・フクオウヤマ、大一番で・・・」
イカ娘「あれ? うーん・・・。どうしたんでゲソ? 具合でも悪いのでゲソ? そんな・・・。お主がいなくなってしまったら、私はどうやって朝まで過ごせばいいのでゲソ!
え? 侵略はどうしたって? だめだめ、もう日が落ちてるじゃなイカ。侵略の営業時間は午後5時で終了でゲソ。・・・おなかすいたでゲソ。
つまみ食いがばれてるでゲソ。だが、こんなことであきらめる私ではないでゲソ!」
(千鶴「イカちゃん、わかってるわね?」)
イカ娘「この鎖を切ったら、千鶴もキレるでゲソ。だが、私を放置した上、食料まで奪っておいて、自分たちだけ基地に戻るとは・・・。そっちがその気なら、私も手段を選ばないでゲソ!」
イカ娘「さて、始めるとしようじゃなイカ。侵略ごっこー! 食らえ、イカパンチ! うわー、やられたー。イカ娘、強すぎるー。はっはっは、私の強さを思い知ったかでゲソ!」
栄子「あっはっはっは! 嘘だろ、あれ。行くのか、行くのか、行くのか!? 行ったーーーっ!!」
イカ娘「イカ墨アターーーック!! ははははっ! 千鶴を完全に侵略してやったでゲソ! 次は栄子の番でゲソ!」
千鶴「イカ娘ちゃん、おはよう」
たける「おはよう!」
栄子「夜中の警備、ご苦労さん。これ、やるよ。昨日近所の人からもらったら、うまかったんでな」
たける「ちゃんとイカ姉ちゃんの分、残しておいたよ」
栄子「ん? うあっ、イカ娘ーーーー!! 何てことしてくれてんだ!! どこに逃げた、こらーーっ!! 出てこーい!! 出てこないとひどいからな! 聞いてんのか、イカ娘ーー!!」
イカ娘「ふんだ。こんなもので籠絡される私ではないでゲソ」
たける「お帰り。お風呂沸かしといたよ」
栄子「お前はいい嫁になれるぞ」
イカ娘「私もシャワー浴びたいでゲソ」
栄子「うあーっ、何でお前が来るんだよ。つか、イカのくせにシャワーって、いろいろツッコミどころありすぎだろ!」
千鶴「向こうのテレビが壊れちゃったから、うちに泊めることにしたの」
栄子「どんな事情だよ」
イカ娘「テレビのない海の家なんて、もはや拠点とは呼べないでゲソ」
栄子「そもそもあそこはお前の拠点じゃねーっ! こんなやつうちに入れたら何しでかすか、醤油ぐらいじゃ済まねえだろ」
千鶴「心配しないで。もし何かあったとしても、私が何とかするから」
栄子(頼もしすぎて、別の意味で心配だ)
「ま、いっか、一泊ぐらい」
イカ娘「早苗の家を見たあとだと、ものすごいしょぼく感じるでゲソ」
栄子「やっぱり今すぐ出てけ!!」
4人「いただきまーす!」
イカ娘「おーっ!! こんな美味しいものを毎日食べてるなんて、ずるいでゲソ!」
千鶴「まあ、うれしい」
栄子「いままで何食ってきたんだ?」
千鶴「あら、もうこんな時間。そろそろ寝るわ」
イカ娘「え?」
栄子「そうだな」
千鶴「おやすみ、イカ娘ちゃん」
たける「イカ姉ちゃん、おやすみ」
栄子「お前もさっさと寝ろよ」
イカ娘「まだ遊び足りないでゲソ。一人じゃつまらないでゲソ」
イカ娘「たける、起きなイカ」
たける「ごめんね、イカ姉ちゃん。また明日ね・・・」
イカ娘「たけるなら遊んでくれると思ったけど、まあ子供だから仕方ないでゲソね。
ここは千鶴の部屋でゲソか・・・。あああっ、ほ、本能がこの扉を開けるなといっているでゲソ。やはりここは栄子を起こすしかないようでゲソね。
おい、栄子。起きなイカ」
栄子「あ、むん・・・」
イカ娘「おーい・・・。もういいでゲソ! 私もここで寝るでゲソ」
栄子「ううう・・・。あっ、何じゃこりゃーっ!? って、何でイカ娘が私のベッドで寝てんだ?」
イカ娘「あ? 大きなエビ・・・」
栄子「寝ぼけてる!?」
イカ娘「美味しそうじゃなイカ・・・。捕まえたでゲソ」
栄子「コラ、放せ! 放せよ!」
千鶴「おはよう。ご飯よ」
千鶴「あらあら、仲良くやってるみたいね。よかったわ」
栄子「ちょっと、見てないで助けてくれよ!」
イカ娘「いただきますでゲソ」
栄子「いててててて!」