メダリオ「おめーだろうかよー!」
カーメンマン「知らねーよー!」
メダリオ「あ、なめてんのか?あ?あ?」
カーメンマン「な、何が?何が?」
メダリオ「俺のだって知ってただろ、なー」
カーメンマン「知らなかったっつってんだろ。は?」
メダリオ「お前、お前昨日よー」

1号「コンビニ行ってたんですか」
メダリオ「ああ。ほらこれ。俺、レベルたけーだろう」
1号「あ!それ、新製品のカップめん。レベル高いっすねー」
メダリオ「ああ、俺さ、新しいカップめん出たら、必ずチェックしてるからよ」
1号「マニアっすね」
メダリオ「カップめんは商品の入れ替え激しいからなー」
1号「あー、油断してるとすぐに、『幻の』なんて言われちゃって」
メダリオ「そーそーそーそー」

メダリオ「お前、あの場所にいただろ」
カーメンマン「いたって話なんか聞いてるわけねーだろうよ」
ヴァンプ「何、何?どうしたのもー」
カーメンマン「あっ、ヴァンプ様」
メダリオ「ちょっと聞いてくださいよー。カーメンマンの野郎、俺が買い置きしたカップめん食ったんですよ」
カーメンマン「食ってねーつってんだろー」
ヴァンプ「え?!カップめんを?!」


♪ 主題歌 『溝ノ口太陽族』♪

ヴァンプ「え?!カップめんを?!」

タイトル:炸裂!? ツインデスアタック

ヴァンプ「あーって、そんな驚く事じゃなかったかな」
メダリオ「あのう、ラーメンマンだかカーメンマンだか知らねーけどよ」
カーメンマン「てめー、何回それ言や気が済むんだよ。一回ウケたからってお前バカみたいに繰り返してんじゃねーよ」
メダリオ「なんだお前!お前、オレなら知らば-知らばっくれるとなんとかなると思ってんだろう。なー)」
カーメンマン「っせーなお前!あ、ガクガクすんだよ、ほら。アゴそれ、取れちゃうこれ。やめろ」
メダリオ「溶かすぞコラァ!」
カーメンマン「呪ったろかコノヤロー」
ヴァンプ「ほらー、よしなってもー。カーメンマン君だって知らなかったんでしょう?」
カーメンマン「え…ええ」
メダリオ「んなわけねーだろ」
ヴァンプ「ほら、けんかはやめて。カップめん代くらい私が出すよ。メダリオ君、これで買ってきなよ。ほら。3個でも4個でも」
メダリオ「え?なんすか?なんすかそれ…へ?悪いのは奴じゃないですかー!」
ヴァンプ「何、何?どうしたの?」

2号「いや、それはヴァンプ様が悪いですよー」
ヴァンプ「え?」
1号「そうですよ。そこでお金出されたら、メダリオさんの立場がないじゃないですか」
2号「や、ラーメン一個くらいでもめてる自分が情けなくなるでしょう」
1号「『3個でも4個でも』っていうところ、かなりかちんときますよー」
2号「や、『カップめんくらい』ってところもね」
1号「間接的にヴァンプ様自身をアピールしてるみたいに聞こえますよ。『オレは太っ腹だ』って」
2号「そうそうそう。オレもそれ思いましたよ」
ヴァンプ「な、なんでそんなに私が攻められなきゃならないの?今回のレッドさんとの対決はっ、あの二人で組むからさー。何?こう、早く仲直りしてもらおうと思っただけなのにさ」
みんな「・・・」
ヴァンプ「もういいよ!知らない!」
1・2号「ああ・・・」
1号「メダリオさん、来ませんねー」
カーメンマン「時間ねーし。俺、もう行くから」
2号「え?」
1号「2時集合なのに」
2号「メダリオさん、電話しても出ないんですよ」
メダリオ「知るか。あんな奴。でも、あいつ一人で行って負けたら、その後、気まずい気分になるんだろうなー」
カーメンマン「 死ねー!サンレッド、しゃー!」
サンレッド「ったく。もうちっとがんばれねーのか、おめーら。悪の組織だろ?」
カーメンマン「くっ、くそー」
メダリオー「うぉーーーーーーーーーーーーーーー!またしたな」
カーメンマンとメダリオ「行くぞー!ツインデスアターック!」
メダリオ「ティッシュ」
カーメンマン「あ、うん」
カーメンマン「勝手にー食って悪かったな」
メダリオ「いや。俺も意固地(いこじ)で悪かったよ」
カーメンマン「なんかー、言い出せなくなっちまってなー」
メダリオ「あるぜ。そういうこと」
1号「よかった、仲直りして」
2号「うん」
1号「後はあの人だけだなー。ヴァンプ様、夕食できましたよー」
2号「今日はヴァンプ様が好きなおでんですよー」
ヴァンプ「いらない」