日本解放戦線(にっぽんかいほうせんせん)。
エリア11における最大の武装勢力(ぶそうせいりょく)をつぶすため、コーネリア総督(そうとく)は成田連山(なりたれんざん)に包囲作戦(ほういさくせん)を展開(てんかい)した。
圧倒的(あっとうてき)な制圧力(せいあつりょく)を誇(ほこ)るブリタニア軍に大勢(たいせい)が決(けっ)したかと思われたその時、黒の騎士団は動き出した。
紅蓮弐式(ぐれんにしき)の輻射波動(ふくしゃはどう)を使い、山頂から水脈を一気に爆発させたのだ。
山は崩れた。
日本解放戦線もブリタニアの主力部隊(しゅりょくぶたい)も、土砂(どしゃ)と水流(すいりゅう)に巻き込まれていく。
主戦力(しゅせんりょく)を失い孤立(こりつ)するコーネリアの部隊。
形勢逆転(けいせいぎゃくてん)をねらうゼロは黒の騎士団を率いてコーネリアをめざすのだが…。
人は誰しもが己(おのれ)の勝利を…存在を信じたがるものだ。
されど、時と運命の前に信じるという行為(こうい)はあまりにむなしく、そして儚(はかな)い…。

ダールトン:
我が軍の被害(ひがい)は?

ブリタニア兵:
信号の返りは20%をきっています。

ダールトン:
20%?
これでは指揮系統(しきけいとう)がなりたたん。

ブリタニア兵:
こちらマルソー隊。
アレックス将軍と連絡が取れません。
第二師団は壊滅(かいめつ)したと見るしか…。

スザク:
ロイドさん、これは!

ロイド:
うん、とっても不自然。

スザク:
不自然って…。

ロイド:
未確認(みかくにん)だけど、黒の騎士団が現れたって情報もある。

スザク:
ゼロ…。

ロイド:
おめでとう!
出番(でばん)、あるかもよ。

スザク:
ロイドさん!

セシル:
不謹慎(ふきんしん)です!

ロイド:
えっ? どうして?

セシル:
教えてさしあげましょうか?

ロイド:
いえ。遠慮(えんりょ)します。
まあともかくさ、参謀府が情報をあつめしだい、こっちも対応を決めるしかないよねぇ。

ブリタニア兵:
総督は無事(ぶじ)なのか?

ブリタニア兵:
流れの外ですから問題はありません。
しかし、後ろ備え(うしろぞなえ)が動いたため、孤立(こりつ)に近い形に…。

ブリタニア兵:
何をやってるんだ、純潔派(じゅんけつは)は!

キューエル:
おい、動け! イレブンに負けてしまう。
誇(ほこ)りあるブリタニアの…。

ヴィレッタ:
キューエル卿!

ゼロ:
よし!紅蓮は予定位置へ。
ここは残ったもので突破(とっぱ)し、コーネリアを狙う。

カレン:
はい。

黒の騎士団:
わかった。
いけるぞ、俺たち。

ブリタニア兵:
ここは死守(ししゅ)するぞ!

杉山:
うわっ!

黒の騎士団:
杉山!生きてるか?

杉山:
ああ…。

黒の騎士団:
くそっ!やっちまえ!

ゼロ:
そうだ、動け。
この戦いに生き残れば、お前たちは戦士になれる。
その先にこそ…。
ブリタニア兵:
純潔派がくい止めている?

ブリタニア兵:
はい。ヴィレッタ卿の指揮(しき)で。

ブリタニア兵:
なら今のうちだ。総督には後ろに下がっていただけ。
空軍の援護を…。

ユーフェミア:
待って!総督の後ろに何かが近づいています。

藤堂:
各機。準備は整ったか?

四聖剣:
はい。

藤堂:
よし。無頼改、出撃(しゅつげき)!

四聖剣:
出撃します。

藤堂:
いいか?この山崩れが人為的(じんいてき)なものであれば、我らはコーネリアの背後をつけるはず。
コーネリアを捕縛(ほばく)せよ。今こそ七年前の借りを返すぞ!

四聖剣:
はい!我ら四聖剣の誇(ほこ)りにかけて!

コーネリア:
なに?

ギルフォード:
殿下をお守りしろ!

藤堂:
囲め!

コーネリア:
日本解放戦線か?

藤堂:
斬撃包囲陣(ざんげきほういじん)!

四聖剣:
承知(しょうち)!

藤堂:
ただの無頼と思うなよ。

朝比奈:
七年前を思い出しますね。

千葉:
あの時とは違う。こっちにもナイトメアがあるんだからな。

ギルフォード:
殿下!ここは私たちにまかせ、一旦(いったん)お引きください!

コーネリア:
よし。ならば逆手(さかて)にとってやる。
ギルフォード!

ギルフォード:
はっ!

コーネリア:
刃(やいば)をまじえたのち、ポイント9まで来い。

ギルフォード:
9? わかりました。

日本解放戦線:
コーネリア!

コーネリア:
脆弱者(ぜいじゃくもの)が!
ふんっ。

ヴィレッタ:
よし!このままゼロを釘付け(くぎづけ)にしろ!

黒の騎士団:
なあ。カレンに戻ってきてもらったほうが…。

ゼロ:
駄目だ。今、配置を変えると作戦がくずれる!
…とはいえ、まずいな。このままでは、親衛隊(しんえいたい)まで相手にすることに…。

カレン:
ゼロ。コーネリアが下から奇襲(きしゅう)をうけたって。

ゼロ:
なに?どの班(はん)がうごいた?

カレン:
うちじゃなくって、解放戦線らしい。

ゼロ:
こっちの狙いをよんだやつがいたか…、優秀(ゆうしゅう)だな。
なら、親衛隊の足止めはやってくれるはず。


藤堂:
少将閣下、遅くなりました。

片瀬:
藤堂。待っていたぞ。

藤堂:
閣下(かっか)、ここで兵力をすべて投入してください。

片瀬:
勝てるか、奴らに?

藤堂:
ブリタニアの本体を足止めすれば、勝てます。
今こそが、戦局逆転(せんきょく ぎゃくてん)の好機(こうき)!

ギルフォード:
エリア11に、将軍と騎士の器(うつわ)を持つ者がいると聞いた。
まさか、こいつがその藤堂?
だが…、私とて!
ダールトン:
ええい、こんな時に!

ブリタニア兵:
どういたしますか?

ダールトン:
転進(てんしん)だ!何が何でもコーネリア総督と合流(ごうりゅう)するぞ!

ブリタニア兵:
しかし、敵の本拠(ほんきょ)は目の前です。それに背後から攻撃を受けると甚大(じんだい)な被害(ひがい)が…。

ダールトン:
馬鹿者(ばかもの)!
姫様を失ったら、この戦いそのものが終わってしまうわ!

ブリタニア兵:
は…はい。
うわぁ!

ブリタニア兵:
ユーフェミア副総督。このG1を突入させましょう。総督を…。

ユーフェミア:
なりません!

ブリタニア兵:
しかし、ギルフォード隊長も動けないということは、コーネリア総督のお命が…。

ユーフェミア:
なりません!
ここには野戦病院も設置されています。避難(ひなん)してきた周辺の住民もいます。それに、このG1ベースは本陣の象徴(しょうちょう)。
「なにがあろうと動くな」との総督の厳命(げんめい)。ですから…だから…。
えっ!?

ロイド:
どうも、どうも。
特別派遣嚮導技術部(とくべつ はけん きょうどう ぎじゅつぶ)でございます。

ブリタニア兵:
無礼者(ぶれいもの)!
駐軍(ちゅうぐん)しているだけのイレギュラーはおとなしくしておれ!

セシル:
あっ…いや…たしかにそうなんですけど…。

ロイド:
おかげで困ってるんですよ、暇(ひま)で。

スザク:
ユーフェミア副総督、お願いします!
特派(とくは)に命令をあたえてください!

ブリタニア兵:
しらじらしい。総督救出の功績(こうせき)がほしいのだろう?

ブリタニア兵:
たった一機で状況をかえられるなら、誰も苦労はせん!
それにナンバーズなど…。

ロイド:
いやいや、だから。やってみてもいいじゃないですか。
失敗したってそちらの損失(そんしつ)なんかじゃないんでしょう?
ねぇ、聞いてます?

ユーフェミア:
わかりました。頼みます。

ロイド:
やったぁ!

セシル:
ありがとうございます。

スザク:
はい!必ずや!
藤堂:
こいつ!やるな。

藤堂:
散(ち)れ!

卜部:
中佐。コーネリアはどうしますか?

藤堂:
ゼロが見込みどおりの奴なら手をうっているはずだ。
ここは奴を信じるしかない!

ギルフォード:
何?ゼロが転進した?

ヴィレッタ:
はい。我々はこのままそちらの援護にまわります。

ギルフォード:
それよりゼロだ。位置情報をくれ!

ヴィレッタ:
は…はい。これがゼロたちの予測進路です。

ギルフォード:
まずい!藤堂たちをさそいこむはずの場所に黒の騎士団が。
コーネリア殿下!

コーネリア:
聞こえているよ、ギルフォード。


セシル:
嚮導兵器(きょうどうへいき)、Z01 ランスロットはサンドボードを使用し、最大戦速(さいだいせんそく)にて液状斜面(えきじょうしゃめん)を上昇。
総督を救援(きゅうえん)せよ。

スザク:
イエス、マイロード。

ロイド:
スザクくん。ひとつ聞きたかったんだけど。

スザク:
なんでしょうか?

ロイド:
君は人が死ぬのを極端(きょくたん)に嫌うねぇ。
なのに軍隊にいる。なぜだい?

スザク:
死なせたくないから、軍隊にいるんです。

ロイド:
その矛盾(むじゅん)はさ、いつか君を殺すよ…。
あ…ご、ごめんなさい!ごめんなさい!

スザク:
ランスロット。発進します。
カレン:
コーネリア!

コーネリア:
下衆(げす)の分際(ぶんざい)で!

コーネリア:
何だ?ただのカスタム機ではなさそうだな…。

ゼロ:
聞こえているか、コーネリアよ?
すでにチェックメイトだ。

コーネリア:
ゼロか?

ゼロ:
ああ。再会を祝うべきかな?
しかし、その前に我々に投降(とうこう)していただきたい。
あなたには聞きたいこともあるしな。
ちなみに援軍(えんぐん)は間に合わない。わたしの勝ちなんだよ、コーネリア。

コーネリア:
愚かなリ、ゼロ。
こいつさえ…、こいつさえ倒せば活路(かつろ)は開く!

コーネリア:
器用(きよう)な奴だな!

コーネリア:
卑怯者(ひきょうもの)!
後ろから撃(う)つとは!

ゼロ:
ほお、ならお前たちの作戦は卑怯(ひきょう)ではないと?

ダールトン:
体制を整えるまえに挟撃(きょうげき)とは。
これでは姫様のもとへは…。

仙波:
中佐。敵の援軍をたたきました。

藤堂:
よし。旋回活殺自在陣(せんかい かっさつ じざいじん)に切り替えよ!

四聖剣:
承知!

ギルフォード:
ええい!このままではコーネリア殿下が…。

コーネリア:
ギルフォード。我が騎士ギルフォードよ。
ダールトンと共にユフィを補佐(ほさ)してほしい。

ギルフォード:
殿下!

コーネリア:
私は投降はせぬ。
皇女として、最後まで戦うのみ!

ギルフォード:
コ、コーネリア様!

ゼロ:
ふん。つまらん選択を…。
セシル:
うわぁ…。

ロイド:
あいかわらず無茶(むちゃ)するなぁ。ヴァリスで間の障害を突き破るなんて…。

スザク:
総督、ご無事ですか?救援(きゅうえん)にまいりました。

コーネリア:
特派だと?誰の許しで…?

ギルフォード:
しかし助かった。あのランスロットならば…。

玉城:
おい、まさかあのナイトメア…。

扇:
ああ、シンジュクや河口湖(かわぐちこ)にいたやつだ。

ゼロ:
またか…。またあいつが…。

ゼロ:
紅蓮弐式は白兜(しろかぶと)を破壊(はかい)しろ!
こいつの突破力(とっぱりょく)は邪魔(じゃま)だ!

カレン:
はい!

コーネリア:
そちらはまかせた。
私はゼロをたたく!

カレン:
シンジュクの借りをここで!

スザク:
まさか!? ランスロット並の速さ?

カレン:
こいつさえ倒せば!

カレン:
そんな武器なんか!

スザク:
止めた!?

カレン:
うわぁ!

扇:
おい、大丈夫か?

カレン:
あ…あぁ。

ゼロ:
扇、紅蓮は?

扇:
右手が駄目だ。修理(しゅうり)しないと。

ゼロ:
退(ひ)くぞ!
全軍、脱出地点に移動させろ!
これ以上は消耗戦(しょうもうせん)になる。撤退(てったい)だ!

スザク:
総督。

コーネリア:
お前はゼロを追え。

スザク:
しかし…。

コーネリア:
エナジーフィラーが尽きただけだ。行け!

スザク:
はい。

玉城:
なあ、本当に退いちゃっていいのかよ?

扇:
勝ったのは事実だし、これ以上…。

玉城:
日本解放戦線を囮(おとり)にして逃げるしかないってか?

カレン:
そんな言い方、嫌いなんだけど。

扇:
ああ、人間はゲームの駒(こま)なんかじゃないんだ。
ゼロだってそんなことは考えていないはずさ。
そうじゃなきゃ、俺たちまで駒として使われているってことになってしまうよ。
でも、ありえない。彼のブリタニアに対する怒りは本物だ。
怒りを知る人間は、悲しみも知っているはずだから。

スザク:
特派ヘッドトレーラーへ。
ゼロを発見。
これより確保(かくほ)します。
スザク:
ゼロ。君には恩がある。
君の行動のおかげで救われた人がいて、多くのイレブンが陰から協力していることも知っている。でも、君のやり方は…、間違っている。

スザク:
あれは…?
まさか…シンジュクの…カプセルの?

C.C.:
やめろ!
この男には手を出すな!

ゼロ:
シーツー?

スザク:
彼女…ゼロの仲間(なかま)?

ゼロ:
おい、何をする気だ?
相手はナイトメアだぞ!

C.C.:
お前に死なれては困る。
間接接触(かんせつ せっしょく)だが、試す価値はある。

スザク:
父さん…?
嘘(うそ)だ…、死んだはずなのに。
違う、そんなつもりじゃ…。
僕は…、俺は!

ゼロ:
おい!まさかパイロットにギアスを…。

C.C.:
ショックイメージを見せているだけだ。
何を見ているのかは知らないがな。
それより逃げろ。今のうちだ。

ゼロ:
お前はどうする?

C.C.:
今は動けない。先に行け。

ゼロ:
冗談じゃない。お前に借りを作ったままで…。

C.C.:
やめろ! 今は…。

ゼロ:
なんだ?前と違う。
こ…これは?

C.C.:
や…やめろ。
私に…入ってくるな!
やめろ…どうして…。
私が…開かれる。

スザク:
俺はああするしかなかったんだ!

ゼロ:
な…なんなんだ、今のは?

C.C.:
馬鹿!今のうちに逃げろ!

ゼロ:
シーツー!

C.C.:
早く…逃げろ!

千葉:
おのれ!

藤堂:
追うな!
ゼロの動きが不鮮明(ふせんめい)だ。
我らはこのまま少将に合流し脱出の手助けをする。

ギルフォード:
殿下!今、参ります!

コーネリア:
ギルフォード、全軍に伝えよ。撤退準備(てったいじゅんび)だと。
これ以上我が将兵(しょうへい)の命を賭ける理由は無い。
戦闘状態(せんとう じょうたい)を維持(いじ)しつつ、ゆるやかに後退せよ。
認めなくてはならん。今回は我々の負けだ。

玉城:
ほらな。ブリタニアは解放戦線の相手をするだけでいっぱいいっぱい。

扇:
ああ、確かに俺たちが逃げる隙間(すきま)はできたが…・

カレン:
ねえ、ゼロは?
無頼ともつながらないし、まさか捕(つか)まったんじゃ…?
ゼロ:
この女、やはり人間じゃないのか?
傷の再生スピードが普通じゃない。
シンジュクでも確かに額(ひたい)を撃(う)たれていたし。
クロヴィスが個人で研究していたのだから、ブリタニアとは関係ないはずだが…。
バイタルは人間と同じ。血液サンプルは後で調べるとして、傷口(きずぐち)も撮影(さつえい)しておくか。
ん?…なんだ?

C.C.:
やっと呼んでくれたね、私の名前。

コーネリア:
結局、ゼロは捕まらないままか。

ギルフォード:
日本解放戦線が防衛(ぼうえい)ラインをおしあげているので、その中に紛(まぎ)れたかと。

コーネリア:
好かんな。
常に何かを盾(たて)にして身を守る。
…で、枢木(くるるぎ)はどうなった?

ギルフォード:
回収済みです。
エナジーフィラーが尽(つ)きて停止するのを待ったため、時間がかかりました。

コーネリア:
待ったとは?
機体の不具合(ふぐあい)か?

ギルフォード:
かもしれません。
暴走状態(ぼうそう じょうたい)になっていたようですから。

コーネリア:
兄上の部隊らしからぬ失態(しったい)だな。

ゼロ:
破片を摘出(てきしゅつ)して、傷口を洗っておいた。

C.C.:
必要ない。

ゼロ:
そうらしいな。

C.C.:
だから、助ける意味なんて無かったんだ。
お前はいつもつまらんところでプライドにこだわる。

ゼロ:
おかげでいいことを知ったよ。
…お前の名前だろ?

C.C.:
趣味(しゅみ)が悪いな。盗み聞きなんて…。

ゼロ:
いい名前じゃないか?
シーツーよりずっと人間らしい。

C.C.:
ばかばかしい。わたしに人間らしさなど…。
どうせ私は…私には…。

ゼロ:
ん?

C.C.:
忘れたんだ、全部…何もかも…。
今さら名前なんて…、名前なんか…。

ゼロ:
いい機会(きかい)だから言っておく。
そう…、さっきは助かった。
今までも、それからギアスのことも…。
だから…、一度しかいわないぞ。
ありがとう。

C.C.:
感謝(かんしゃ)されたのは初めてだよ。
では、お礼を返してもらおうか。
もう一度呼べ。さきほどのように。

ゼロ:
ああ、あの名前か。

C.C.:
一度だけだ。
大切に、優しく心をこめてな。

ゼロ:
仕方ないな。
…これでいいのか?

C.C.:
駄目だな。全然駄目だ。
優しさが足りない。素直さといたわりの心も。
発音もあやしいし、なにより温かみに欠ける。

ゼロ:
わがままな女だ。

C.C.:
そうとも。私はシーツーだからな。

男:
また軍人か?

男:
それだけ部隊が崩れたってことだろ。

ジェレミア:
オレンジじゃないんです…。
ゼロォォォォ!

ゼロ:
お迎えがきたようだな。

カレン:
ゼロ!大丈夫ですか?他のメンバーは先に…
誰!?

ゼロ:
ああ、心配しなくていい。
彼女は私の大事な仲間だ。
シーツー、私はどうして雪が白いのかは知らない。
しかし、白い雪はきれいだと思う。
私は嫌いではない。

C.C.:
そうか。