Lucky Star (Japanese) - らき☆すた>08. 私じゃなくても旺盛 Edit 0 0…

アナウンサー: この秋、一番の陽気となった今日、全国各地で運動会が開かれます。

泉 そうじろう: いやあ、娘の応援に来たんですが、こんなにもりあがるとは! 来た甲斐がありました。はーはは、いい写真が取れましたよ。

泉 こなた: お父さん、娘っていったいどこの? (泉 そうじろう: ほら、綺麗な写真でしょう? それを右下45度からこう!)

柊 かがみ: あ~体育祭に向けて、髪切ろうかな。思い切ってショートとか。

柊 つかさ: え、お姉ちゃん髪切るの?せっかく今まで伸ばしてたのに。

柊 かがみ: え、何気に言っただけだけど・・・

柊 つかさ: 今の意味深な反応・・・絶対男絡みだ!

柊 かがみ: なんでもそっちに結び付けるな!つかさも余計なことを言うな!

泉 こなた: でもかがみが髪切ると・・・(こなた回想中 かがみ: ボッコソコッキーってさ、絶対に普通だよね。)
※ボッコソコッキーと聞こえるが意味不明。ボックスポッキー(お菓子の名前)かもしれない(商標登録上、実名を使えないなどの理由で)

泉 こなた: アクア、ツンデレはツインテールが基本なんや!

柊 かがみ: つまらない顔で悪かったな。

泉 こなた: そういえば、そろそろ体育祭か。めんどくさいなあ。

柊 かがみ: 若者の台詞じゃないわよね。

柊 つかさ: こなちゃんは運動得意だからいいけど、私なんて、足手まといだもん。

泉 こなた: 大丈夫だよ。

柊 つかさ: お姉ちゃんは、どの競技に出るの?

泉 こなた: いやあ、かがみのことだからあれでしょ。パン食い競争。

柊 かがみ: 前から思ってたんだけど、ひょっとして喧嘩売ってんのか?

泉 こなた: で、結局、かがみは何に出るの?

柊 つかさ: お(興味を示した意思表示)

柊 かがみ: うーん

泉 こなた: 図星?ねえ、図星?

柊 かがみ: こいつ、ムカつく。というわけで、体育祭に向けて自主トレとかしてるわけよ。スポーツの秋だし。

柊 つかさ: へー

泉 こなた: でも、ほんとに体育祭の為にやってんの?実は、その先の本番に向けてなんでしょ?

柊 かがみ: なにがよ?

柊 つかさ: ん?

泉 こなた: 言ってほしいの?

柊 かがみ: こいつマジでムカつく!

柊 かがみ: へー、みゆきはチーム対抗リレーなんだ。ま、分かるけど。

泉 こなた: 最初は障害物競走になるはずだったんだけどね。

黒井 ななこ: ほな、他に立候補はおらへんな?

高良 みゆき: やったことがないので、楽しみです。

泉 こなた: ダメだよ~みゆきさん。

高良 みゆき: え?

泉 こなた: みゆきさん、体の凹凸激しいから、障害物だめだよ。色々くぐるし。って言ったらリレーになったよ。

柊 かがみ: お前それ、中年オヤジの台詞かよ。

泉 こなた: そういえば、かがみ達の中学、借り物競争とかってあった?

柊 かがみ: ああ、あったね。

泉 こなた: 自分が呼ばれた事があったんだけど、結局、何の借り物で呼ばれたのだか、教えてもらえなかったんだよね。

柊 かがみ: 言えない要素に心当たりが多すぎる。

泉 こなた: ま、分からない事はみゆきさんに聞いてみよ。

柊 かがみ: そんなん、聞くなよ。限りなく答えづらいんだから。って、ほんとに聞いてるし。

高良 みゆき: 借り物競争で呼ばれそうな、ちょっと言いづらい泉さんの特徴ですか?

泉 こなた: うーん、顔にほくろのある人などではないでしょうか。人によっては気にしていることですし。

柊 かがみ・つかさ: 流石と言うか、かわし方を心得てらっしゃる。でも、違うと思う。

高良 みゆき: 体育祭は楽しみですけど、その直後にテストなんですよね。

柊 つかさ: 体育祭が終わると、一気に行事とかなくなって、寂しくなるよね。

高良 みゆき: 中間、期末、実力と、テストだけですしね。

泉 こなた: 2学期は行事詰まってて、文化祭、体育祭でエネルギー使い果たすよね。

柊 つかさ: ね。

高良 みゆき: 特に、中間テストが厳しいですよね。

泉 こなた・柊 つかさ: ふ~~

柊 つかさ: 読書の秋って言うくらいだから、本でも読もうかなあ。

高良 みゆき: テスト勉強にも過ごしやすい季節ですね。

泉 こなた: クリスマス前はゲームの新作も目白押しだ。

高良 みゆき: 先に期末テストがありますけどね。

泉 こなた・柊 つかさ: うおーー。ふーーん。ああーそうそう

柊 かがみ: 二人とも、現実から目を背けるのはやめないか?

泉 こなた・柊 つかさ: はあー

成実ゆい: そうかーそろそろ体育祭かあ。よーいどん!のピストルがあるじゃない?あれを中学の時まで本物だと思っててねー

泉 こなた: えーありえないよ

成実ゆい: それが、最初に警官に憧れたきっかけだったなあ。

泉 こなた: いや、全然関係ないのに思い込み激しすぎ

泉 そうじろう: そういえば、こなた、こなたの学校の体育祭、いつだ?

泉 こなた:ほい、今度の日曜日

泉 そうじろう:こ、今度の日曜、そんな大事な事、なんでもっと早く言わないんだ。

泉 こなた: だってこの案内もらったの今日だし。

泉 そうじろう: こうしちゃおられん!

成実ゆい: 何慌ててんだろ?

黒井 ななこ: さあ、いよいよ今日が本場や!日頃の練習の成果を見したるんやで!

泉 こなた: 先生!それほど練習していませんが、本番に強いタイプでーす。

黒井 ななこ: はっきり言うな!とにかく騎馬戦は目にもの見せたるんやで。四方から囲んでタコ殴りが基本戦法や。

泉 こなた: 防御力の低い方向からも攻めるという事ですね。

高良 みゆき: でも、帽子を取るだけですから、叩くのはちょっと。

黒井 ななこ: 細かい事気にしたらあかん、それが若さゆえの過ちちゅうもんや。

泉 こなた: 坊やなんですね!

柊 つかさ: お姉ちゃん、がんばれ~!

高良 みゆき: がんばってください!

柊 つかさ: ねえ、あのあんぱんってどうやって紐にくっついているのかな?

高良 みゆき: たぶん、クリップか何かで止めてあるんじゃないんでしょうか。

柊 つかさ: ふーん、じゃ、そんなに簡単には取れないかな。

泉 こなた: 優勝しなさーい。女の子はエレガントに。

柊 かがみ: エレガントなパン食い競争などあるか!

スターター: よーい、バン:ピストルの音

柊 かがみ: たありゃ~~たあっ、あぅ

高良 みゆき: ん、あの方、すごいカメラですね。

泉 こなた: ふふーん、いやあ、わかりやすいなあ。

柊 かがみ: あんた、次の100m走に出るんでしょ?

泉 こなた: 一応ね。

柊 つかさ: どうしたらこなちゃんみたいに速く走れるの?

泉 こなた: こういうのはイメージが大事なのだよイメージが。

スターター: 位置について。よーい、バン:ピストルの音

柊 かがみ: やけに懐かしいイメージ映像だなあ。

泉 こなた: ごーりゅ、こんな感じ?
※ごーりゅ ゴールをかわいらしく言うとごーりゅとなる事がある

計測している人: 3メートル25

泉 こなた: あー手が付いた所までになるんだよね。

柊 かがみ: どおりゃーとう、きたあ、うあ

泉 こなた: さすがかがみ、砂にまで突っ込むか。

柊 つかさ: いちにいさん、いちにいさん

高良 みゆき: ハードルは歩数でタイミング合わせるのがいいらしいですよ

柊 つかさ: 歩数?

高良 みゆき: いち、にい、さん、です

柊 つかさ: いちにいさん、いちにいさん

スターター: よーい、バン:ピストルの音

柊 つかさ: うわ さんにいさん、いちさん、あれ?えーっと、右足からだしたから、えー分かんない、今左足だから、そうすると、さんにいさん

泉 こなた: おー見事に全部倒してる

柊 かがみ: ある意味才能ね

柊 つかさ: もうちょっとお、えへへ、全然だめだった。

泉 そうじろう: いやあ、だから、娘が出場すると思ったんですよ。

泉 こなた: よくある展開だね。やっと最後のリレーだね

柊 つかさ: ゆきちゃん、がんばって

泉 そうじろう: だから、娘の、ちょっと待って、まだ何もやってない。

聴衆: よーし、ほらいけ!がんがんいけー!

泉 こなた: おおー

柊 つかさ: あ、やった、ほら2位だよ

泉 こなた: なかなかやるな

他のランナー: さち、こっちこっち

柊 つかさ: 3位になっちゃう

泉 こなた: これでこそレースだ

聴衆:がんばれ

他のランナー: はい、はい

柊 かがみ: 結構頑張ってるわね

泉 こなた: 面白くなってきた

柊 つかさ: ゆきちゃん、大丈夫かなあ

他のランナー: はい!(みゆきがばとんを受け取る)

柊 つかさ: やったー、ゆきちゃんかっこいい

泉 こなた: さすがみゆきさん、観客サービスも忘れないなあ


かがみ
「つかさだな? ま、いっか。水兵リーベ僕の船、っと……お。
ちょっと、もう少しなんとかならないの?」

(注 水兵リーベ僕の船:学生が元素記号を覚える時によく使う語呂合わせ)


つかさ
「ごめんね、音楽の授業のリコーダー四重奏でアルトを選んだんだけど、指がつりそうで」

かがみ
「なんでアルト選んだの?」

つかさ
「なんか、下のパートの方が簡単かなって。あははは……」

かがみ
「ふーん。とりあえず、何か簡単なので指を慣らしてみれば?」

つかさ
「うん」

かがみ
「はぁ……ほとんど外してるじゃない」


かがみ
「じゃあ、合わせてみるからね。せーの……ちょ、ちょっと、つかさだけ吹いてみて。
なんか違うなぁ。もっとこう、気楽に吹いてみたら? 力抜いてやれば、案外うまくいくかもよ?」

こなた
「そっか。気楽にね」

かがみ
「そうそう」

こなた
「うん、やってみるね」

かがみ
「吹いてる時より吸ってる時のほうが多くないか?」


かがみ
「たまには学食でって思ったんだけど。けっこう混むのね」

こなた
「気が遠くなるね。行列ってめんどくさいし疲れるし。いやだよねぇ」

かがみ
「あんた、こういうのイベントとかで慣れてるんじゃないの?」

こなた
「その先にワクワクドキドキがない行列はイヤ」

かがみ
「己の欲望に忠実なやつ」

みゆき
「そういえば、以前テーマパークに行った時に、アトラクションの列に並んでいると思っていたらトイレだったことがありまして」

こなた
「何の行列か真っ先に確認するのが基本だよ」

みゆき
「二時間も待ちましたのに」

つかさ
「あ、私もね、列に並んでてやっと自分の番だっていう時に、前の人で売り切れってことが何回もあったよ」

こなた
「うわー悲惨、想像するのもいや」

かがみ
「つかさは運がないだけよ」

つかさ
「ふぇうー」

みゆき
「あ、ほら皆さん、今日はなんにしますか?」

こなた
「まぁカレーでいいかな。外れがないし」

かがみ
「私はラーメンにしよ」

つかさ
「あたしもー。今日は味噌ラーメンにしようって思ってたんだ。コーンをいっぱいのっけてわかめも欲しいな」

こなた
「かがみはラーメンとプリンとエクレアでしょ?」

かがみ
「後で余裕があったらね」

こなた
「余裕はいつもあるじゃん」

かがみ
「うぅっ」

つかさ
「ゆきちゃんは?」

みゆき
「私はサンドイッチ、とりあえずイチゴので」

こなた
「あーみゆきさんらしいねぇ」

みゆき
「ふふ」

つかさ
「ねー」

みゆき
「ふふ」

こなた
「ところで、いちごのサンドイッチってデザートじゃないの? お昼ご飯に入るかなぁ?」

みゆき
「そ、そうですね」

かがみ
「妙な所でこだわるわね」

つかさ
「あ! こなちゃんがいつも食べてるチョココロネは? 菓子パンはおやつじゃないのかな」

こなた
(つかさのくせにツッコむか)
「まーそれはさておき。残念なことだがみゆきさん。サンドイッチの列あっちだよー」

みゆき
「うぁ!?」

かがみ
「らしいなー」

こなた
「あの子萌え要素だからね」

つかさ
「あーほら、こなちゃんの番だよ」

こなた
「カレーください。ルー多めで」

おばさん
「はいはい」

かがみ
「ちゃっかりしてるわねー」

こなた
「もらえるもんはもらっておくよ」

おばさん
「はい、次の人ー?」

かがみ
「醤油ラーメンください。麺かためで」

おばさん
「はい、ちょっと待っててねー」

おばさん
「はい、カレーお待たせ」

こなた
「私先に行って席取ってるから」

かがみ
「よろしくー」
つかさ
「ありがとー」

おばさん
「ええっと次の人?」

つかさ
「あーはい、味噌ラーメンお願いします」

おばさん
「ごめんね、さっきの人で麺がなくなっちゃって。ラーメン売り切れになっちゃったの」

つかさ
「ふぇ!?」

かがみ
「あのさぁ、醤油でよかったらこれ食べる? 私はきつねうどんでいいし」

かがみ
「うー、ありがとうお姉ちゃん」


つかさ
「ねぇお姉ちゃん」

かがみ
「ん?」

つかさ
「私たちって出てきた順で姉と妹が決まったんだよね?」

かがみ
「そうねぇ」

つかさ
「私妹でよかったなー、って」

かがみ
「あはは、なんで?」

つかさ
「だって、お姉ちゃんが妹に宿題見せてもらったり、勉強教えてもらったりじゃ情けないし」

かがみ
「とりあえず宿題写すとかは、そういうの関係ないと思うけどね。だいたい双子なんだから、姉も妹もないわよ。気にしてないで、さっさと宿題やっちゃいな」

つかさ
「うん」
(でももし私のほうがお姉さんだったら、お姉ちゃんみたいにしっかりしてて……)

かがみ
『お姉ちゃん、宿題見せてえ!』

つかさ
『また!? もうしょうがないなぁかがみは』

つかさ
「うぁーすごいことになっちゃってるよぉー!」
かがみ
「おーいだいじょぶか? しっかりしろー」


こなた
「だだん! ニュータイプ、[???]アはがきがぁ、載ったぁーー! 五月十日売り号だよー」

かがみ
「埼玉県泉こなた。へぇー、よかったじゃん。よく載ったなこれ」
こなた
「あきらが白石を踏みつぶしたやつねー、[???]

かがみ
「はっ!?」

こなた
「うぅ~」

かがみ
「すごいじゃん、超びっくり! こんなことあんまないわよね!」

こなた
「いやもうほんとにね! 購入の楽しみがまた一つ増えたっていうか、褒めるな褒めるな!」


こなた
「う~ん」
(千二百六十円と、五百六十七円かぁ。あと一冊でポイントに届くんだよなぁ。じゃ、とりあえず何か……いや、それでは奴らの思う壺。そうは問屋が卸さないのだよ。ポイント欲しさに予定外のものまで買わせてしまう。それが奴らの手口! ふっふ、その手に引っかかるほど私は愚かではないのだよ。っと!? おぉ、五巻出てるの忘れてた。よし、これでオッケ)

店員
「お会計二千五百八十七円になります」

こなた
「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぅぅぅぇ~~~~……ま、いっか!」


青年
「離れないねー。離れたくない」
少女
「あ、ごめんなさい! えぇ。はぁ、はぁ……そう?」

こなた
「ああいうのって、漫画やゲームだけかと思ってたけど、実際あるもんなんだねぇ」

かがみ
「そうねえ」

こなた
「ってことは……あの二人、思いっきりフラグ立ったね!」

かがみ
「こなた、ファンタジーは幻を想うって書くんだよ。夢と現実を分けないか?」
(注 ライトノベル・漫画等では、『幻想』に『ファンタジー』という振り仮名を振ることがある)

こがみあきら
「らっきーちゃんねるー! おはらっきー! 夢色ハートで愛をお届け、ラッキーチャンネルのナビゲーター、こがみあきらでぇーす!」

白石
「同じく、アシスタントの白石みのるでーす」

こがみあきら
「いやー早いものでもうこの番組も八回目ですよねー」

白石
「そうですねぇ。そろそろ目新しいこと考えないと、マンネリと言われちゃいますしねぇ」

こがみあきら
「なんだって?」

白石
(どうすんの俺どうすんの!?)

白石
「いや、ただあの、色々やってみたいなぁなんて思っちゃったりなんかして……」
こがみあきら
[???]? やれよ」

こがみあきら
「あ、そうそう、こないだ街を歩いてたら、声かけられちゃった!」

白石
「エステのアンケートですか?」

こがみあきら
「やーだー白石さん、それマジっすかー? ううん、もちろんファンの人からよ? あんたこんなことないわよねー!」

白石
「うわ、なななないです!」

こがみあきら
「そうだよね! アシスタントだもんね! ま、頑張りたまえー、きゃーはーっははは!」

白石
「で、でも、僕宛てのファンレターが……どっこいしょういち、こんなに!」

こがみあきら
「ががーん!? な、なんでよ!? ちょっと伊藤、あたしには来てないのー!?」
白石
「すごーい、なんか声優みたい」

こがみあきら
「んぐぐぐぐぐぐ~っ、あんじゃねえかよ! 一枚だけ? 会員証の有効期限が近づいています……ってコラァ! レンタルビデオのDM(?)じゃないかよ! テレビの前のみんなー、あたしにもファンレター送ってくださいねー、大・大・大募集です!」

白石
「ぷっ、くくく……あきら様? そろそろ本題のほうを」

こがみあきら
「調子乗ってんじゃないわよ。あんたの代わりはいくらでもいるの」

白石
「はっ!? すいません」

こがみあきら
「じゃっじゃーん、発表しまーす! なんと、この番組でフィギュアを作成することになりましたー!」
白石
「あきら様、フリップ! フリップさかさま!」

こがみあきら
「チッ」

白石
「ねーもう分かっててやってるんだからー! もう、うまいなぁあきら様!」

こがみあきら
「実はですね! 今回の企画は……ペロ、ペロペロ、ペロ……ペロ、ペロ、ペロ」
白石
「ドントタッチミー」

こがみあきら
「あれ、おかしいなぁ。えー、今回の企画はですねぇ」

白石
「ドント、タッチ、ミー」

こがみあきら
「えー今回はっ、ぺ、ペロッ、ペロッ、ぺ、ぺ、ぺ、んぐぅーっ……あーっ! どうなってんのよこれー! チッ、あぁ~っ……! ち、ちょ、ちょぉっと誠志(?)! かぶってんだろ、かぶってる! あたしにかぶんな、かぶんなっつーの!」
白石「あ、あぁぁぁちょっと落ち着いて! それは中の人の、マネージャーの名前ですよ、ちょっとぉ!」

こがみあきら
「って、まさかコラァー!」
白石
「め、滅相もない!」

こがみあきら
「はい、というわけで、今回のフィギュア化は皆さんからの投票でどのキャラにするか決定しまーす! このキャラをフィギュアにしてちょ、という熱い想いを待ってるね!」

白石
「ごはぁ! ……うぅ、皆さん投票よろしくお願いしますぅ」

こがみあきら
「はい、それじゃあ今日はこの辺で」

白石
「次のラッキーチャンネルをお楽しみに!」

こがみあきら
「ばいにー!」

こがみあきら
「こんな投票したら本編のキャラが一位とるに決まってんじゃないの。何これ? あたしかませ犬?」

白石
「いやーまだそうと決まったわけじゃないですよ。はぁっ、そうかついに僕もフィギュア化か!」

こがみあきら
「何言ってんの? これってある程度――」


つかさ
「ゆきちゃんすごーい!」

みゆき
「お粗末様でした」

かがみ
「みゆきの意外な一面を見たわね」

みゆき
「そんな、恥ずかしいです」

つかさ
「ねえねえじゃあゆきちゃん。二人で歌おうよ」

みゆき
「あ、そうしましょうか」

かがみ
「お~、歌え歌え! デュエットか?」

つかさ
「どれなら歌える?」

みゆき
「そうですね……」

こなた
「じゃあ~この場つなぎにわたくしめが」

かがみ
「すかさず歌うのか!」

こなた
「かがみもどんどん歌いなよ」

かがみ
「何これ?」

こなた
「西遊記、まちゃあきの孫悟空よかったなぁ~」

つかさ
「あれ、慎吾ちゃんじゃなくて?」

こなた
「それは三度目のリメイク! これは1978年から1980年にオンエアされた最初のシリーズの主題歌だよ」

かがみ
「何歳だよあんた!?」

かがみ
「長いイントロね」

こなた
「ここで! 芥川先生の名ナレーションが流れるんだよー」

かがみ
「知らないって!」

こなた
「あ、来た来た! アチャーーーーーーーー!」
かがみ
「またシャウトか!」

こなた
「ぼーんぼーあえっがあまうんてん、あ、もうここ英語だったか、もういいやこれ」

かがみ
「散々引っ張っておいてそれかよ」


ナレーション
「さーて次回のらき☆すたは?」

みゆき
「みゆきです。物事のものすごく大きな様などを表現する時に、超ド級という言い方をすることがありますが、この語の中にあるドとは、1906年に就役したイギリス海軍の戦艦ドレッドノートのドに由来しています。つまり超ド級とは、戦艦ドレッドノートより大きなクラス、というのが元々の意味なのですが、それが転じて、先に述べたような意味として使われるようになったそうですよ。次回、『そんな感覚』」

ナレーション
「お楽しみに!」