おぎゃああああぁぁぁぁっっっ!!!!!!!!!!(倉田語で『ボス決して走らず急いで歩いてきてそして早く僕らを助けて……』の意味)
ここが噂に聞いた、不死身なファンタジア文庫かぁ! 夢と冒険とロマンと愛と友情と根性とちくわとラブでコメな匂いがヘレヘレヘレと漂ってやがるぜっ、ばびゅーん、とねっ! なぜちくわっ!?
「おいおい誰でぇおめぇは、俺っちは黒田洋介大先生のプリティサミー最新刊の上巻を読み終わって感涙にむせび泣いて下巻の展開に胸躍る思いで胸毛を踊らせてるのによ」という人、or「オー、フーアーユー? 僕様はまんがの森新宿店の地下1階の文庫本コーナーで発売日の前々日ぐらいに入荷した黒っチのプリティサミー最新刊を手にとって買おうかどうかとりあえず解説とかあとがきとか見てから決めようかと思ってるのによ」という人、または「それはそれとして『ブロークン・アロー』スゲぇな。やっぱジョン・ウー監督は男の中の男だっ!」とか思ってる人、全部まとめてハロー! 特に最後の人には男らしくごアイサツ、バロォォォォォッッッ
俺は倉田英之、人呼んで〝黒田洋介に物理的に一番近い男〟!
なぜかとゆうと、会社で席が隣にあるからダ! もちろんチョコは大好きさ!
そんな物理的な俺が上司であるところの師匠であるところのクロダヨウスケさんに「今度のサミー、上下巻になったから上巻の解説書いて」と新宿地下の伝言板に『XYZ』と書いて依頼され、「ようがす、解説書かしていただきましょう」とセガのロボピッチャを改造した通信機で返事をしたのだが四文字しか出ないから『ヨウョウ』なんてメッセージになっちゃって、めんどくさいから会社に戻って『コミックビーム』の『新ハイパーあんな』を読みふけってるクロダさんと「やるっス」「うん」と会話してイカすIBMのアプティバちうパソコン(通称『東方不敗二号』)でパチパチとキーボードを叩いて原稿を書いてディスクを渡して印刷されて製本されて流通されて講読されて今まさに愛しすぎるアナタに読まれているこの文を書くコトになってしまったナリよキテレツ。あー読みにくい。
とまあ、ここまで書いた時点で唐突に気づいたが、いやウソだが、本当はうすうす前から感づいてはいたのさ。俺は他人の本の解説など書いたコトがナッシングあるよ! はー困った困った、どーするね。これもウソ800だがな。本当に困っているのは目前に迫ったシナリオの〆切だあっ! 今週中に、あと二本もあるのだっ! どーすればいいのだ、シナリオの神よーっ! 英語で言うとゴッズオブシナリオーっ!
しかしまあ、この解説の〆切もあと一時間ぐらいとかなので、とりあえずこっちから書かねば書かねば書けば書く時書こうああもうなにがなにやら。
解説だったな。解説を書くのは初めてであるな。なにごとも、初めてというものは緊張するものであるな。その緊張を優しくときほどいてくれるという意味でも、初めての相手は歳上がいいな。だから俺は『同級生』でも真子先生だし、好きなキャラは『ミスター味っ子』の味吉法子さんなのだな。と話がズレたな。というか、無理やりズラしたのだが。
やめやめやめっ! 頭の中が持って帰る時に道に落としたからあげ弁当のようにぐちゃぐちゃのにちゃにちゃであるっ! リフレッシュのためにリセーット! そのために気分を大高揚させ、かつ浄化し、昇天させるCDをラジカセにセットオン! プレイ!
『おねえちゃんに、きけぇ~』
大回復。
やぁみんな(キラッ)(←歯が光る音)(←ただし金歯)、今世紀最大のラブラブ小学生センチメンタルメランコリックアヴァンギャルドセクシーヘモグロビン小説『プリティサミー』はいかがだったかな? えっ、つまらなかったって? はっはっはっ、まいったなぁこのチンカス野郎ぉぉぉぉぉぉぉっっっ!! この口か、この口が言うのかオラオラオラもういっぺんその恥ずかしがりやさんなハートの奥を伝えてみろろろっ! えっ、おもしろかった? そうだよそうだよそうだよなああなんて最先端な感受性の持ち主なんだ君わ同志スパシーボよそのセンスさえあれば未来のびっクリエイター間違いなしさ!
平和的かつ自由民主的に『プリティサミー』は大オモシロイと大決定したトコロで今度こそ大解説に大挑戦しようではないかと思う前にやっぱりちょっと言っておきたくて「大好きです」「今度は噓じゃないっす」花道ー。ステキー。ステキよー。今のジャンプは二人のバカが支えているっ! 花道とマサルさんだっ! すごいよ!
あスマンちょっとおしっこ(席を立つ私)。
ただいま(席に戻る私)。
あー、そろそろマジメに解説を書かねば良識ある読者諸兄がお怒りになって『セブン』の犯人のごとく私を超惨殺なさるおそれもあったりしてそうなると来月から給料アップの俺としては中古映画ビデオとHなCD─ROMが買えなくて大大未練となってゴーストとなるのは大決定なのでマジメに書こう。
なんていうか、ね(ここでハマキの煙を意味なくくゆらせながら)。物理的に一番近いちゅうことは、読むのも一番早かったりするワケですよ。だって隣のプリンターで印刷してんだもん。それで、まだできたてホヤホヤの人肌ほんのりの原稿を、一番に読んだりするワケですよ。土曜の昼に。そんでゲラゲラ笑って「おもろいっす、サイコーっすよ!」とカンパチ笑顔で大絶賛するんですよ。心から。だっておもしろいんだもん。本当に。
『サミー』ってば、他の小説さんとはかなり異なる文体で書かれてると思うですよ。マニアネタ、ちゅうか『マニアでも絶対わからんもう超絶にディープネタ』とかやたらと散りばめられてるし。で、ね。そーゆうのが、一番わかるのは、もう絶対に俺だと断言できるのですよ。例えば砂沙美と美紗緒の『どっちが長い間ぼーっとできるか勝負』が『ハイパーあんな』が元ネタだとわかる人が日本にどれだけ……。けっこういそうだよな。特に大きいおともだちに(いやホントは鷲羽ちゃんの天才十二歳の元ネタが、岡村靖幸ちゃんの『青年14歳』だというネタを書こうかと思ったんだけど「あの文章、後編だよ」と言われてズギャッ! とショックで、でも結局書いちゃったからいいかぁ。後編もお楽しみに)。
いやでもしかし、元ネタが日本で一番わかる、ちゅうのは本当ですよ。だって俺の机の下に『コミックドルフィン』とかが転がってんだもん(意味がわからん人は『高気圧少女編』の一六六ページを素早く見りゃっ!)。
んー、だからなにがゆいたいかとゆうとですね、んー、んー、んー、ただの自慢です、ハイ。だからまあ、俺のようなバカ文章書きがこんなトコで解説書いてるのも許してね、てな感じの具合の意味を思ってください。
こーゆーのって、ただの内輪ボメにもとられるかもしれんですが。でも正直、神には誓わんけれども(俺無神論者だしー)、中学一年の三学期から二七歳の四月の今にいたるまでひたすら敬い讃え続ける俺にとっては神ふうな忌野清志郎に誓って、この小説はおもしろいと思うです。マジで。いやホントに。俺は女にでも子供にでも老人にでも親にでも平気で噓をつくロクデナシⅡですが、本に関してだけは噓をつきません。高校二年の夏休みから二七歳の四月の今にいたるまでひたすら崇め愛し続ける俺にとっては仏ふうな夢枕獏的あとがき的表現方法を用いてこの本の感想を一言で言いあらわすとするならば、
「すげぃぜぃ」
なのです。
いやまぁ、所々出てくるミョーにめらんこりっくなコッパズカシー描写を読むと「ナニときめきメモリアッてんだいこのアニキは(笑)」とか苦笑まじりで思うこともありますけどね。まあそれは実体を見てる人間のアレ、ちゅーことでヨロシク、と。なにしろ、もう五年のつきあいだからなぁ。ちんちんも見たしなぁ。
ほんでまぁ、この解説とは名ばかりの駄文をしめくくるとするならば、
〇本編をまだ読んでない人には→おもしろいから読みなさい、であり、
〇本編をもう読んだ人には→おもしろいから後編も読みなさい、なのです。
では、アディオス。
96年4月の真ん中、『ハードロック・ハイジャック』の中古ビデオを買ったはいいが、忙しくて見れなくて悶々としてる夜に。