言語セルステータス
ステータス機能の概要
Message Studioは、翻訳ワークフローをサポートするメッセージステータス機能が実装されています。
ここでは、このステータス機能と翻訳作業の大まかな流れを解説します。
ステータスと言語ツリー
言語ツリーは、翻訳対象のとなる言語をツリー上にした構成する情報です。(下図)
この例では、日本語を直訳英語に翻訳した後、各言語のメッセージを作成する構成を想定した言語ツリーを表しています。
言語ツリーは翻訳順序と各言語の依存関係決定する要素です。
MessageStudioの翻訳ワークフローは、言語ツリーに従い翻訳を行うことが基本となります。言語ツリーは、プロジェクトの新規作成時に設定ウィザードにより設定することができます。
また、言語ツリーは、プロジェクトの設定画面(メニュー>プロジェクト>言語の追加と削除)により、後から再設定することが可能です。
言語セルの操作方法
言語セルとは、翻訳言語とメッセージラベルで一意(ユニーク)に決まるメッセージの要素です。
メッセージの入力はこの言語セルに対して行います。
言語セルの操作は、セルのコンテキストメニューから実行できます。(メニューはセルを選択して、右クリックすることで表示されます。) セルのステータスや、ユーザーに操作の権限により、実行できない操作はグレーアウトされます。
言語セルに対してステータス操作が完了すると、セルの背景色が変化して別のステータスになったことが分かります。
言語セルステータスの定義
MessageStudioの言語セルは規定の言語セルステータスという作業上のステータスを持ちます。
この言語セルステータスは、ユーザー(メッセージの編集者や管理者)の操作により変化していきます。
下の表は言語セルステータスの一覧です。表の背景色は、各ステータスにおける実際のセルの背景色です。
| ステータス | 説明 |
|---|---|
| 初期状態 | 何も入力されていない初期の状態 |
| 編集中 | 入力作業を開始した状態 |
| 元言語編集中 | 言語ツリーの親言語が編集を開始している状態 |
| 翻訳依頼中 | 親言語から翻訳を依頼されている状態 |
| 翻訳依頼中 | 編集官僚後に親言語から再度翻訳を依頼されている状態 |
| 編集完了 | 編集が終了している状態 |
言語セルステータスの状態により、ユーザーが行える操作は変わります。
例えば、編集完了ステータスになるとメッセージの編集機能はロックされるためメッセージの変更は行えません。
言語セルの操作
言語セルのスタータスは、セルに対する操作により変化します。 下表はセルに対する操作の一覧です。
| 操作 | 操作内容 |
|---|---|
| 翻訳依頼 | 子供の言語に翻訳を依頼する操作。依頼元の言語は編集完了ステータスになる |
| 編集完了 | 末端の言語が作業を完了する操作。依頼先がないこと以外は翻訳依頼と同じ |
| 再編集 | 翻訳依頼/編集完了後にメッセージを編集中に戻す操作。言語ツリー上影響のある言語は元言語編集中となる。 |
| メッセージ調整 | 日本語のルビの修正のような修正するが子供の言語に影響がない修正を行う場合の操作 |
レビュー機能
レビュー機能とは、翻訳依頼前に各言語の内での品質管理をサポートする機能です。 この機能は、各言語毎に有効/無効を設定できます。
レビュー機能を有効にした言語では、翻訳依頼のスタータス操作を行う前に、言語セルはレビュー承認状態になっている必要があります。
レビュー機能の利用
レビュー機能の使用はデフォルトでは無効になっています。 この機能を利用する場合は、言語設定ウィンドウ(メニュー>プロジェクト>言語の追加と削除)のチェックボックスによりレビュー機能を有効にする必要があります。
レビュー機能をオンにすることで、言語セルを右クリックした際にレビューを選択できるようになります。 下図は、レビュー申請を実行している例です。
レビュー申請が完了すると、レビュー承認が行えるようになります。
通常、レビュー機能を利用する場合は、レビュー申請が可能なロールとレビュー承認が可能なロールは分けるようにユーザーパーミッションを設定することになります。
レビュー承認状態になったセルは翻訳依頼を行うことができるようになります。
再翻訳依頼と差分表示
一度翻訳されたテキストについて、翻訳元言語が更新された場合は、セルの状態が再翻訳依頼中となります。 この状態になると、右下に履歴アイコンが表示されるようになり、 このアイコンにマウスカーソルを合わせるだけで、変更差分を確認することが出来ます。
この差分表示機能に必要な情報は全てメッセージファイル(*.mstxt)に収められているため、 差分を表示するために外部のサーバなどと通信が発生しません。 そのため高速に動作します。 ただし、Message Studio Ver1.2以前に再翻訳依頼中となったセルについては、この機能は利用できません。
はじめに
言語設定
メッセージ編集
共通のバイナリフォーマット