Part 01: 美雪(私服): はぁ……やっぱり冬休みの期間中は、寝倒して過ごすのに限るよねぇ……。 一穂(私服): うん……こたつが暖かくて、とっても気持ちいいよ……。 菜央(冬服): ゴミ、捨ててきたわ……って美雪、一穂も。いくらなんでも、こたつの中でゴロゴロしすぎよ。 菜央(冬服): 元旦は、お参りとか神社の手伝いとかがあって忙しかったけど……それ以外は新年に入ってからずっと、家にこもりっきりじゃない。 菜央(冬服): 自主練に出ていった千雨を見習えとは言わないけど、少しくらいシャキッとしなさいよね。 美雪(私服): んー……いいじゃんか、休みの日くらい。それでなくてもクリスマス期間と年末年始は、色々と手伝いとかにかり出されたんだしさ。 美雪(私服): 菜央だってたまにはこうやって息抜きしておかないと、いつかパンパンの風船みたいになって破裂しちゃうよ。 菜央(冬服): ……どう見ても今のあんたはガス抜きを通り越して、ガス欠になって動かなくなった車同然なんだけど。 美雪(私服): おぅ……その表現は言い得て妙だねー。というわけで今日も夜までのんびりだらりと特番を楽しみながらこたつ生活っと……ん? 菜央(冬服): チャイムの音……誰か来たみたいね。美雪、玄関に行って応対してきて。 美雪(私服): えー、せっかく暖まってるのに身体が冷えちゃうじゃんか。……一穂、よろしくー。 一穂(私服): そ、そんなのずるいよ……。美雪ちゃんが頼まれたんだから、私は……ひっ? 菜央(冬服): ……あたしが行ってくるわ。そこで春まで冬眠してなさい、こたつむりたち。 美雪(私服): おぅ、任せたー。 一穂(私服): ご、ごめんなさい……。 菜央(冬服): ったく、あの2人は……今日から#p興宮#sおきのみや#rの商店街も営業開始だって話だし、千雨に頼んで買い出しにでも行かせましょう。 菜央(冬服): それはともかく、誰が来たのかしら……はーい、今出ますねー。 レナ(正月着物): こんにちは、菜央。休みの日に突然押しかけちゃって、ごめんね。 菜央(冬服): お、お姉ちゃん……どうしたの、その格好っ?初詣の時とは、違う着物よねっ? レナ(正月着物): うん。さっきまで魅ぃちゃんと一緒に、着物の着付けの練習をしていたんだよ。 魅音(冬服): 今度興宮で行われる成人式の時に、運営の人から着付けの手伝いを頼まれちゃってさ。で、勘を取り戻すためレナを実験台に……。 魅音(冬服): もとい、モデルにしてイベントで使う晴れ着をこうして試着してもらったってわけ。 菜央(冬服): なんで呼んでくれなかったのよ、そんな最高の場にっ!あたしもお姉ちゃんの着付け、手伝いたかったー! 詩音(冬服): いやいや、外を見てください。……この積雪量ですよ?さすがに危なくて気軽に呼べませんって。 レナ(正月着物): ごめんね。でも、とってもかぁいい感じにできたから菜央にも見せてあげたいな……って。 菜央(冬服): ほわぁ……あ、ありがとう……っ!すぐにカメラを持ってくるから、上がって待ってて! レナ(正月着物): うん。それじゃ、お邪魔しまーす。 魅音(冬服): っていうか、菜央ちゃん……さっき手伝うって言っていたけど、晴れ着の着付けもできるってこと? 詩音(冬服): さすがはデザイナーの卵ってやつですね……。まだ11歳なのに万能過ぎるオールラウンダー、将来がどうなるのか恐ろしいくらいです。 レナ(正月着物): あははは……でも、はしゃいでいる顔はとっても愛らしくてかぁいいよね~、はぅ♪ 詩音(冬服): まぁ、この衣装姿のレナさんを見ればテンションが上がる気持ちもわかりますよ……うん? 一穂(私服): あ、あの……さっき菜央ちゃんが、ものすごい勢いで2階に上がっていったんだけど……? 美雪(私服): んー、さぶさぶ……ってレナに魅音、詩音?3人が揃って訪問なんて、また何か用でも……? 詩音(冬服): くすくす、そう警戒しないでください。……確かに相談があってきたのは事実ですが、今回はそんなに重い内容ではありませんので。 美雪(私服): 頼みたいことがあることは、あるんだね……。まぁ、話を聞くくらいは構わないけどさ。 千雨(冬服): ただいま……って、魅音と詩音?またトラブルでも起きたってのか? 魅音(冬服): ……完全にトラブルテイカー扱いだね、私たちってさ。 一穂(私服): あ、あははは……。 Part 02: 美雪(私服): 羽根つき大会の、開催……? 魅音(冬服): うん。以前、雪合戦をよりスポーツ的にしたゲームを村を挙げてやったことがあったでしょ? 魅音(冬服): あれがもう、バカウケでさ!噂を聞きつけた近隣の村や町も「ぜひやりたい!」って来年辺りに大会を開くことになったんだよ。 一穂(私服): それって……菜央ちゃんがアイディアを出してくれたものだよね? 壁に隠れながら相手の陣地に近づいて、全滅させるか旗を取ったら勝ちってルールの……。 千雨(冬服): あぁ。私たちの「世界」で流行り始めてる新しいタイプの雪合戦だよな。……って、いいのか?このままだと、この時代で流行ったことになるんだが。 美雪(私服): まぁ、10年やそこら起源が早くなったところでそこまで「世界」の流れに影響はないと思うよ。だいいち雪合戦自体は、元々あったわけだしさ。 美雪(私服): ただ……その雪合戦と羽根つき大会にどういう関連性があるっての? 魅音(冬服): おっとごめん、話がそれちゃったね。そういう動きもあって年寄り連中から、昔の遊びを復興するのはどうだ? って提案があったんだよ。 菜央(冬服): なるほど……リバイバルブームを起こそうってことね。たとえ昔の遊びでも、あたしたち若い子にとってはある意味新鮮で、興味深く感じたりするものだもの。 詩音(冬服): さすが菜央さん、理解が早くて助かります。そんなわけで数日後、早速羽根つき大会を古手神社で行うことになりまして……。 詩音(冬服): 皆さんにもぜひ、ふるって参加してもらえたらありがたいということをお伝えに来た次第です。 千雨(冬服): 数日後って……ずいぶんと急な話だな。だがまぁ、その程度ならいい運動にもなるし私は別に構わないぞ。 菜央(冬服): えぇ。楽しそうだから、あたしも参加するわ。一穂と美雪も、もちろんOKよね? 美雪(私服): ……NGです。寒いので、家でゆっくり寛がせてもらいます。 一穂(私服): み、美雪ちゃん……?! 菜央(冬服): ちょっと美雪、いい加減にしなさいよ。いくら寒いのが苦手だからって、そうやって引きこもっていたら健康にも――。 千雨(冬服): ……ここは任せておけ、菜央。美雪、ちょっとあっちで話をしようか。 美雪(私服): な……なんだよ、千雨っ!言っとくけど腕力で無理矢理従えようとしたって、私は屈したりしないからねッ! 千雨(冬服): ふん……そんなことするわけないだろ?私は常に平和主義者だ。……来い、美雪。 …………。 レナ(正月着物): はぅ……2人とも、戻ってきたよ。何を話していたのかな、かな……? 千雨(冬服): 別に、ごくごく普通の状況説明ってやつだ。なぁ美雪……お前も参加するよな? 美雪(私服): ……ハイ。喜ンデ参加サセテイタダキマス。 一穂(私服): なんで片言っ? しかもロボットみたいに?! 菜央(冬服): どういう説明をしてそうなったのか、あんまり想像したくないわね……。 レナ(正月着物): (そんなこんなで、全員が快く(?)参加を決めた#p雛見沢#sひなみざわ#rの羽根つき大会……) レナ(正月着物): (穏やかな雰囲気で進行すると思われていた大会は、誰も予想していなかった「超大穴」の参入によって大変な事態に陥ることになってしまった……!) 魅音(冬服): くっ……これで、決めるッ!! 羽入(晴れ着): あぅあぅあぅ~~!! 沙都子(冬服): って、またしても羽入さんが打ち返しましたわっ?完全に死角をついた一撃でしたのに……! 梨花(巫女服): みー……もはや背中に目がついているとしか思えないほどの超反応なのですよ。 羽入(晴れ着): あぅあぅ~~!!どうです魅音、たとえ百戦錬磨のあなたであってもこの僕を前にしては足元にも及ばないのですよ~! 羽入(晴れ着): あーっはっはっはっはっ!! 一穂(私服): って、人格まで変わっちゃってる……?ど、どうしよう美雪ちゃん……?! 美雪(私服): いや、どうしようって言われても……さすがに呪いのアイテムを装備した相手に対して、私たちにできることなんて限られてるでしょ? 一穂(私服): そ、そうだけど……っ……。 全ての始まりは、昨日のこと。羽根つき大会を前日に控えた私たちは、全員で練習に励んでいたのだけど……。 羽入(晴れ着): 『あぅあぅあぅ~!僕だけ全然打ち返すことができなくて、ちっとも面白くないのですよ~!』 羽入ちゃんはそう言って、べそをかきながらその場にへたり込んでしまった。 以前に経験があったという魅ぃちゃん、詩ぃちゃんの指導のおかげで私たちはほぼ全員がある程度打ち合いができるようになったのだけど……。 羽入ちゃんだけは何か感覚が違っていたのか、あるいは適性がないのか……何度繰り返しても1ポイントもあげることができない様子だった。 美雪(私服): んー、なんでだろうね……?羽子板のスイングは普通だし、落下地点のポイントもちゃんと押さえてるように見えるんだけど……。 千雨(冬服): ……身体の動きと、意識とのずれだな。自分がここで打つというタイミングの時に腕の始動が遅れたり、早かったりしてる。 千雨(冬服): 怪我をしたり、年齢のせいで衰えたりしたベテランのスポーツ選手によくある現象だ。ただ……。 美雪(私服): ただ……どうしたの、千雨? 千雨(冬服): あ、いや。このずれが起こりえるのは、「しっかり動いていた」という自身の記憶が逆に足かせになってこそなんだが……。 千雨(冬服): 羽入ちゃんは羽子板が初めてだというのに意識のずれが起こるのはどうしてなのか、と不思議に思ってな……。 美雪(私服): ……? 羽入(晴れ着): あぅあぅあぅ……やっぱり僕は、出場を止めておくのです。このままでは迷惑をかけてしまうのですよ。 レナ(正月着物): 羽入ちゃん……。 羽入ちゃんは意気消沈してしまったのか、肩を落としてしょげかえっている。 私たちとしては、なんとか励まして参加してもらいたいという思いがあったけど……何を言えばいいのか、見当がつかなかった。 魅音(冬服): さて……どうしたものかねぇ。私たちはうまい下手なんて関係なく、楽しんでほしいだけなんだけどさ。 詩音(冬服): といっても、うまくできないのに無理矢理付き合わせても嫌な思いをさせるだけです。だったら、他の人の応援に回ってもらうのも……。 梨花(巫女服): ……みー。それなら羽入、ボクにいい考えがあるのです。 そう言って羽入ちゃんに手を差し伸べたのは、何かを考え込んでいたのかずっと黙っていた梨花ちゃんだった。 沙都子(冬服): どうするんですの、梨花……? 梨花(巫女服): 古手家の力でなんとかしてみせるのです。羽入が羽根つきを上手になるための秘策に、実は心当たりがあるのですよ……! 羽入(晴れ着): り、梨花……? 一穂(私服): なんか、嫌な予感しかしないんだけど……。 Part 03: 美雪(冬服): で……梨花お姉ちゃんが以前倉庫で見つけたという羽子板を渡して使わせてみたら、あぁなったと。 羽入(晴れ着): あぅあぅあぅ~! 見えるッ!僕には玉の軌道が、全て見えるのですよッッ!! 魅音(冬服): あぁっ?……って、負けちゃった。今の羽入には、全然勝てる気がしないよ。 千雨(冬服): つまり……いや、責めるわけじゃないが羽入がおかしくなったのは、あの羽子板か……? 梨花(巫女服): みー……どうやら、羽子板を間違えてしまったのです。 菜央(着物): 間違えたって……あれは古手家の秘宝じゃなかったの? 梨花(巫女服): よく似ているのですが、違うのです。ボクがあの時言っていたのは、羽根つきが上達するまでその手を離れなくなる『技術養成羽子板』なのです。 美雪(冬服): ……そっちはそっちで、厄介そうだけど。 梨花(巫女服): あれは『般若羅刹の羽子板』といって、羽根つき名人の怨念がとりついているものなのですよ。 美雪(冬服): って、正真正銘の呪いアイテムっ?なんでそんなものが、古手家の倉庫の中に収められてたのさー?! 梨花(巫女服): ボクにも経緯がわからないのです。ただ、羽子板が鬼だの物の怪だので飾られていたのでなんだかおかしいとは思っていたのですよ。 美雪(冬服): いや、そこで気づこうよ!確実に怪しさ大爆発の代物じゃんか?! 梨花(巫女服): ……神の羽入なら、大丈夫だと思ったんだけどね。それほど強い呪いだったのか、それともあの子がポンコツだったせいか……。 一穂(冬服): ……梨花ちゃん? 今、何か言った? 梨花(巫女服): なんでもないのです。ただの独り言なのですよ、にぱー☆ 梨花(巫女服): いずれにしても、あの羽子板の呪いを解くには上回るほどの技量を見せて打ち負かすしかないのです。つまり羽根つきで勝てば、解放されるのですよ。 レナ(正月着物): ……だったら、勝つしかないね。 菜央(着物): お姉ちゃん……? レナ(正月着物): 大丈夫だよ、菜央。ここはレナに任せて。 羽入(晴れ着): ……あぅあぅ? 性懲りもなくまた、僕のこの(#p疾風怒濤#sシュトルム・ウント・ドラング#r)羽根つきの前に立ちはだかろうというのですか……? 美雪(冬服): いや、疾風怒濤羽根つきって……。 千雨(冬服): ずいぶん偏ってるというか、あっち方面にこじらせた痛い悪霊のようだな。 レナ(正月着物): うん……負けないよ。必ず、羽入ちゃんを返してもらうからッ……! 圭一(正月着物): おぉっ、また決まった……これであと1点だぜ! 魅音(冬服): すごいね、レナ……!羽根つきは子どもの時に遊び程度でしか経験がないって言っていたけど……。 詩音(冬服): あのラケット……じゃない羽子板さばきは、往年のプロテニスプレーヤーでさえ裸足で逃げ出すほどの見事さですよっ? 美雪(冬服): いや……これって羽根つきだから、むしろバドミントンの方が近いんじゃない?凄腕だってことは認めるけどさ。 千雨(冬服): にしたって、あいつの動体視力と反射神経は一般人のレベルをはるかに超えてるな……!もはや武術の達人クラスだ。 千雨(冬服): もしレナが武道を習い始めたら、あっという間に全国級まで登りつめるだろう……ふふっ、あいつとなら結構楽しめそうだ。 美雪(冬服): ちょっ……待って千雨、ストップ! 落ち着いて!今のキミの顔、すっごく悪人みたいになってるから! 菜央(着物): お姉ちゃん、頑張ってー!! レナ(正月着物): 任せて、菜央……たあぁぁぁああっっ!! 羽入(晴れ着): ぐっ? はぁ、はぁ、はぁっ……! 羽入(晴れ着): ば、バカな……!羽根つきの腕を極めるために数十年の研鑽を重ねてきた我が、こんな小娘の前に敗れ去ろうというのか……?! 美雪(冬服): いや、羽根つきに数十年の研鑽って……その努力は認めるし大したものだとは思うけどさ、もっと他のものに費やしてもよかったんじゃない? 羽入(晴れ着): 他のものだと、もっと才能のあるやつに打ち負かされるに決まっているだろうが!! 羽入(晴れ着): 我が求めるのは、常に勝利者としての愉悦っ!だからこそ競争相手の少ないこの羽根つきに、我が人生を捧げてきたのだ!! 千雨(冬服): ……最低だな、あの悪霊。 レナ(正月着物): ……。だから、だよ。 羽入(晴れ着): なにっ……? レナ(正月着物): レナは……私は、知っている。才能があってみんなからの期待と評価を集めていても、その状況に甘えず努力を続ける子のことを。 レナ(正月着物): その過程の中で、いっぱい失敗もする。挫折もするし、負けることだってある。レナたちが感じる以上に、苦しい思いだって……! レナ(正月着物): ……でも、その子は絶対に諦めない!自分の夢のため、未来のために必死になって前を見て進み、頑張っている! レナ(正月着物): だから、レナは……私は、そんな妹に尊敬してもらえる姉になりたいから……! 菜央(着物): お姉ちゃん……! レナ(正月着物): 過去にすがるしかない……敗北を恐れて困難から逃げているお前なんかに、負けるわけにはいかないんだぁぁぁ!! 羽入(晴れ着): ほんげぇぇええぇぇぇっっ?! …………。 一穂(冬服): 羽入ちゃん……しっかりして!私たちの声、聞こえる……? 羽入(晴れ着): っ、……あぅあぅ?僕は今まで、何を……? 菜央(着物): ……とりあえず、無事のようね。額に球をぶつけたところも、赤くなるくらいですんでるみたい。 沙都子(冬服): はぁ、よかった。正気を取り戻してくれて、何よりですわ。 梨花(巫女服): みー、これで一件落着なのです。にぱー☆ 美雪(冬服): ……梨花お姉ちゃん。さすがに今回の一件の責任については、あっちで話をさせてもらっていい……? 羽入(晴れ着): あぅあぅ……僕は、負けたのですか……? レナ(正月着物): うん、ごめんね。……でも、やっぱり勝負はどんな時でも自分の実力でつけてこそだよ。 レナ(正月着物): だからまた、改めて勝負しよう!次もレナは負けないつもりだけど、羽入ちゃんも頑張って……ね? 羽入(晴れ着): レナ……あぅあぅ、わかりましたのですよ……! 魅音(冬服): さーて、では決着もついたということで恒例の罰ゲームといきますかー? 羽入(晴れ着): ば、罰ゲーム……?そんなものが、この大会にあったなんて初耳なのですが……?! 詩音(冬服): くっくっくっ……そんなの、言わずもがなじゃないですか。 詩音(冬服): 羽根つきの敗者といえば、墨で顔に落書き。これは古来から決まっているルールですよ……? 羽入(晴れ着): ひっ……ひぃいいいいぃぃぃっ?! 羽入(晴れ着): なっ?……は、離してください梨花、沙都子っ!2人で羽交い締めにするなんて、酷いのですよー?! 梨花(巫女服): くすくす……暴れると余計に墨が広がるわよ、羽入。 沙都子(冬服): 新しい年始めの初化粧が墨汁とは、きっといい一年になると思いましてよ……をーっほっほっほっ!! レナ(正月着物): は、はぅ……ごめんね、羽入ちゃん。できるだけ目立たないようにするから……! 羽入(晴れ着): 助けてくださいなのですよー、あぅあぅあぅ~!!