あとがき




「どうもこんにちは……本巻の巻末を担当させていただきますフィエナです。じやくはいものにてせんえつではありますが最後までお付き合いいただければ──あれ? どしたんですか?」

「(作者)……いや、その……今回は進行のほうがテンション低いなー、と思って、あっけに取られてしまった」

「わたし、テンション低いですか?」

「うーん……こーゆうふんにがなんだよなぁ」

「…………」

「…………」

「……こうなったら配役交替──」

「さあ! 枚数も少ないことですし、はしはし行きましょう! 巻末の進行は『考えてみると今までの巻末キャラでヒロインらしいヒロインはわたししかいないぞ』フィエナでぇーすっ! 十四歳、やぎ座のA型──」

「(……このパターンか)なんだかなぁ。で、ぼくが作者の──」

「身長百五十一センチ、スリーサイズはヒ・ミ・ツ♥(実は計ってない)趣味はボートと水遊び♪ チャームポイントは『見えないところに隠してます』♥」

「いや、あの──」

「ちなみにこれが足型よ♥ というわけでわたしの足型付きサイン色紙、読者プレゼントのさきは──」

「やかましい! と叫びつつ宮戸のソバットぉっ!」

「ひああああああっ!」

「エンジンかけると止まらんのか、このクソアマ!」

「い、いーじゃない。ちょっとくらい自己主張したって……」

「一発使い捨てキャラのプロフィールなぞいらんわっ!」

「ひ、ひどい(泣)」

「ったく、つまらんことで枚数使わしおって……」

「いつか復活してやる……(ぶつぶつ)」

「無理だ無理(笑)。さて気を取り直して、気が付いたら本屋さんで四冊目まで、むくむくぞうしよくいたしました、このシリーズでございます。読者の皆様方におきましてはごあいのほど、毎日毎夜多謝いたしております作者ですが(ホントですよ)」

「にしても、ホントに『気が付いたら』よねー」

「実はこの巻で、このシリーズが世に出てから一周年となるわけですが」

「一年で四冊……シリーズ物のペースとしちゃ、まあまあってトコかしら。連載もあるし」

「けっこーがんったんだけどなぁ。もっとペースを上げようとはしてるんですけどね」

「ま、それはそれとしてちょっと怖いのは……」

「なに?」

「この巻の内容なんだけど、きようの秘密宗教結社、人質のじゆうの密造……って、どこかで聞いたようなネタがずらずらと出てくるのよね」

「ゔ……いまいちしゃれになっとらんが──でも、一応断わっておくと、この話のプロットを作ったのって、去年の十二月のことなんだよ。それに実際の内容にしてみれば、あんま関係ないんだし」

「まあ、そうなんだけどね──とか言いつつ、これでまた次の巻で、地震発生装置を作った某国軍に対してなぞの宗教結社がこくする、とかいうネタ出したら、さすがにわたしも怒るわよ」

「……怒ったところで、もう出番なんてないじゃん、お前」

「あ、あー! またそーゆうことをっ!」

「だいたい、この巻末に出てきたキャラクターは二度と出番がないことになっておるのだ。実は。だから一巻の巻末にアザリーが出てこなかったのさ」

「うっ……そんなわながあったとは……!」

「もう遅い。しかも今回の巻末もそろそろ終わりが近づいておる。ゆいごんくらいは言わせてやろう。ほれほれ」

「なんちゅー性格悪……でもヒロインは負けないのよ! 全国のわたしのとりこさん♥たち──わたしの復活支援ハガキは、編集部気付で受け付けております♥」

「ないないッ! ンなものっ! と叫びつつ──」

「甘いわよ! げいげき! くり正伸の攻撃ぃっ!」

「どああああああっ!」

秋田禎信