だがそれでも、マクドガルは聞き返してきた。

「なんと言った?」

「わた……しは……」

 フィエナはうつむいて、り返す。どちらにせよ聞こえないが。彼女の巫女の顔がこわれていくのを、マジクはなんとなく不安になりながら見つめていた。

 マクドガルが、部屋に一歩み入れる。

「半年前、森の中で迷っていたお前を保護してやったのは、わたしなのだぞ」

「わたしは……迷ってなんかいませんでした」

 うつむいて、半歩ほど後ろに退がりながら、彼女。マクドガルのかたまゆが、器用にぴくんと引きつった。

「迷っていなかった? では、なにをしていたというのだ?」

「探していたんです……」

「……なにをだ」

 フィエナは、震える声を出した。

「あ……あなたを」

 それを聞いてマクドガルはいぶかるように眉をひそめたが──やがて思いついたように言った。

「ならば導きだ。ちがうか?」

「…………」

 フィエナは答えない。マクドガルが、また一歩進む。

「この計画にはお前の存在が不可欠だ。そもそも……お前が現れなければ、このだいな展望は開けなかったのだからな。それは感謝している。感謝には──」

 と、肩をすくめる。

「感謝には、こたえるべきだ。そうだろう? フィエナ。お前には、その力があるのだからな」

「力……なんて……」

 フィエナがまた、口ごもる。マクドガルが、おおいかぶさるように続けた。

「まさしく、力だよ──そうだろう? フィエナ。お前は、ドラゴンの魔術をあつかうのだからな」

(……な──?)

 とつぴようもないその一言に、マジクは、一瞬頭の中を真っ白にした。

 その間にも、マクドガルは続ける。腕組みして、

「その力で《森》の心臓をさがし当てるのだ。お前にしかできないことなんだぞ、フィエナ」

「わたしは……──」

 と、フィエナがまた聞き取れないせりふをり返す。彼女が胸元でにぎっている手を、がっ、とマクドガルが乱暴につかみ上げた。

「聞き分けのないことを言うんじゃない。お前のがままはいくらでも聞いてやったろうが──このうすぎたない魔術使いもお前にくれてやった」

 マクドガルがこちらを示す。さすがにムッときたが、マジクはまだ身体が動かなかった。

 教祖は続ける。

「空気を吸いたいというから、窓も開けさせてやった──土をみたいというから、三日に一度《森》を散歩することもきよしてやった! だが、お前はわたしに協力しないというのだな!? お前は恩知らずのねこだ──」

「いいかげんに──」

 マジクはそこまで声を出してから、息を吸いなおした。

「しろっ!」

 その声をじゆもんにして、魔力を解放する。とたん、マクドガルの身体が一瞬だけ宙に浮き、部屋の向こうへとき飛ばされた。フィエナから引きはがされて、丸テーブルにげきとつするマクドガルをにらみえながら、マジクはベッドから起き上がった。まだ負傷した部分にかんがあるため、ゆっくりとしか動けないが、なんとか立ち上がってフィエナとマクドガルの間に割ってはいる。

「この魔術士──」

 マクドガルが、毒づいた。厳しいぎようそうをさらにゆがめて、どす黒くしている。正直、こういう手合いと向き合いたくはなかったが、この際引き下がるつもりはなかった。

「マジク!?

 背後から、彼女の声。マジクは、だいじようだとうなずきながら、

「もうけんじゆうなんかにはやられないさ。お前が抜いてねらいをつけるより、ぼくが呪文をとなえるほうが早い」

 魔術が成功すればの話だけど、と胸中で付け加える。かなり深刻な問題ではあったが。

 マクドガルは、にやりとして、自分のふところに左手をやった。

「ほう──こいつのことを知っているのか」

「おさまに習った。そいつは、王室令で製造も所持も禁止されてるはずだろ? なんでお前なんかが持ってるんだ」

「わたしは──」

 マクドガルが、立ち上がる。

「わたしは、手に入れたいものを手に入れる。手に入れるべきものが、手に入るのさ──女神にむかえ入れられる運命なのだから」

(女神……?)

 マジクはいぶかった。

運命の三女神ウイールド・シスターズしんこうなら、キムラック教会のはずだろう?」

「わたしの女神は、そのようなものではない──わたしに力をあたえてくれる女神さ。いい気になるな、魔術士」

 マクドガルの手が、じりじりと懐の拳銃へと近づいていく。

「貴様の魔術など、はるかに及びもつかない強い力を、わたしは得るのだ。《森》の……心臓でな」

「……くっ……」

 意味もなく、マジクはうめいた。マクドガルの手は、ついに上着の中へともぐりこんでいる。みぎわきったホルスターには、拳銃があるはずだ。

(もし、やつが本当に抜いたら──)

 冷や汗を浮かべつつ、かくを決める。

(ぼくはあいつを殺さなければならない。じゃないと、殺される──)

 それはあまりにも現実離れした想像ではあった。自分が人を殺すなど、夢の中でも考えたことがない。実のところ、現実に可能だとも思わなかった。

(お師様なら、こんなときどうするんだ──?)

 マクドガルは、続ける。そうぼうえたぎるようなものを浮かべつつ、

「必要な武器は、手に入れてきたのだ──この拳銃も、用心棒も、そして、そのフィエナもだ!」

「彼女は、お前のものなんかじゃない!」

 マジクは反射的に叫んで、右手をり上げた。同時に、思ったよりも数段素早い挙動で、マクドガルも拳銃を抜く。

「我は放つ──」

 叫びつつ、マジクはがくぜんとした。放出した魔力が、思うようにみ上がってくれない。

(失敗した!)

 マクドガルの銃口が、はっきりと、こちらのけんを指している。黒い銃口の奥のなまりだまが見えるような気がした。

(やられる──!)

 が──

 マクドガルの左手は、こちらにねらいをつけたまま、ぴくりともしなくなっていた。冷ややかな顔付きで、マクドガルがつぶやく。

「お前のわざだな……フィエナ」

「……はい」

 マジクの背後で、フィエナがこうていした。マクドガルがいらだたしげに言う。

「魔術をけ……腕が動かない」

「マジクを殺すつもりがなくなれば、動けるようになります。そういうふうに暗示をかけました」

(精神……支配?)

 マジクはびっくりしたまなしで、肩越しに彼女を見やった。心を支配するのは白魔術のわざだと、師、オーフェンは言っていた。だがそれにしても、フィエナは呪文の声を発していない。

(人間の魔術じゃない)

 がくぜんとしている間に、すっ……と、マクドガルの腕が下がる。彼はき捨てるように息をもらし、ホルスターに拳銃をおさめると、

明後日みようごにちに……出発する。それまでに準備をませろ」

 そのせりふに、フィエナが、はっと息を飲む。マジクはなにも分からないながら、すじかんが走るのを覚えた。

「待って──」

 彼女が、声をあげる。が、マクドガルは無視して部屋を出ていった。ばたん、と冷たい扉の音が、すべてをさえぎる。

 ちんもくの部屋に残されて、マジクはぺたんとゆかにひざをついた。体力がきて、汗がき出てくる。声をあげて手をかけてくるフィエナを見上げて、マジクは聞いてみた。

「計画って?」

「…………」

 彼女は答えない。まあ仕方ないかと思いつつ、彼は、なんとか立ち上がった。

「ぼくの服はどこかな……ここに来るとき、着てたやつ」

「……! 村を出ていくの?」

 フィエナが、不安そうな目を見せる。

「まさか」

 なにが『まさか』なのだかは分からなかったが、マジクはなんとなくそう答えた。

「少なくとも、今はまだだよ。でも、あのマクドガルってやつは危険だ。こっちも、いつでも行動を起こせるようにしておかないと」

「行動?」

 不思議そうに、彼女。マジクは、思わずあきれたような声をあげた。

「決まってるだろ!? げるんだよ、こんなとこからは。フィエナだって、あの男にいじめられてたみたいじゃないか」

「でも──」

「でも、じゃないよ。とにかくこの村を出て、《森》の外まで逃げるんだ。お師様だってこっちを探してるはずだから、なんとか合流すれば、あんなマクドガルなんて、お師様がどうにでもしてくれるさ。たのめば、ミンチにだってしてくれる」

「あの……」

「ああ、ごめん。今のじようだん。でもお師様がなんとかしてくれるってのはホント──」

「そうじゃなくて、その、言いそびれてたんだげど」

「……ん?」

 フィエナが、申し訳なさそうな声で続ける。

「その人も、もうつかまっちゃったのよ」


 ◆◇◆◇◆


「なにを考えてるんですかぁぁぁっ!」

「……さけぶな。頭が割れる」

 ろうの、地べたのゆかに寝っ転がって、オーフェンはうめいた。頭の中にはちめ込まれたみたいに、わんわんとひびそうおんが耳の中からはなれない。ふついのときのように身体に力が入らないし、動かす気にもなれない。左肩のナイフの傷はもうあとも残っていないが、むしろつうの傷の痛みでもないと、そのまま気絶しそうな気分だった。

 苦痛は、おくがもどってからやってきた。まるで苦痛のことまで忘れていて、記憶といっしょに思い出したような感じだ、とにくげにオーフェンは考えた。

 牢の前にはさっきまで見張り役の村人がふたり立っていたのだが、マジクといっしょにやってきたフィエナとかいうむすめの一言で、席を外している。マジクが簡単に説明したところでは、彼女はこの村ののような存在らしい。

 そして、先刻の夢(?)の中に出てきた少女でもある。

「人がせっかくたよりにしてるのに、あっさり捕まって、しかもなんなんですか身動きできないって!」

 牢のてつごうにかじりつくようにして、マジクが叫ぶ。のシャツの脇腹のところに、人差し指の太さほどの穴と、漂白剤で落とそうとした血のみがついているのが気になったが、とりあえずオーフェンは別のことを言った。

「……生きてるだけでもほめて欲しいよ。ディープ・ドラゴンに精神こうげきを食らったんだ」

 と、ドラゴンという単語を聞いたしゆんかん、フィエナが身体を一瞬すくませるのが見えた気がした──が、ただのげんかくだったかもしれない。そちらのほうが、むしろ可能性は高いかもしれなかった。マジクが続ける。

「生きてるだけでほめてもらおうなんて、虫が良すぎます! 人間はやっぱり、成果を残してこそ──」

「あー、うるせえな。ったく。ならてめえは、なにやってたってんだよ。一番最初に、あっさり捕まったのはお前だろ。俺はそれを助けにきたんじゃねえか」

「そーゆうことを言いますか?」

 マジクは、いつになく強気な様子で、フフンと鼻息をいてみせた。

「聞いておどろいてくださいよ──ぼくはなんと、この二十四時間以内に、三回のきゆうを魔術を使って切り抜けたんですからね」

「あのぅ……」

 と、マジクの後ろから、フィエナがくいくいとそでを引く。マジクはそちらをちらりと見て、ちょっと考え込んでから、

「ええと……まあ確かに、三回目に関しては、彼女にちょっとだけ手助けしてもらいましたけど、でも──」

(……こんガキャ、女の前だと思って調子に乗ってやがんな)

 オーフェンは胸中でいんけんなつぶやきを発した──その三回の窮地とやらの中に、一匹でもディープ・ドラゴンなんて化け物がいたとしたら、ほめてやるさ、くそ。

 が、マジクはなおもしつこく続けてくる。

「これはもう、お師様もぼくを一人前と認めざるを得ませんよね。しかも、まったくの無傷ですよ!」

「あのぅ……」

「あ、いや、確かにちょっと手傷は負いましたけど、でも無事です。おや、お師様、元気なさそうですね?」

「てめえ、回復したら覚えてろよ……」

 おどしの声に、マジクの表情が少しだけちゆうちよするように引きつったが、とりあえず目先の楽しみのほうを優先することにしたようだ。やや及び腰になりながらも、続ける。

「こうなったら仕方ないですから……どうです? 一人前のぼくがお師様を助けてあげましょうか」

「あと一言でも言ってみろ。こっちにもそれなりの報復手段があるぞ」

「どんなです? 今のお師様になら、ぼくだって勝てます」

「クリーオウにマッサージさせちゃる」

「……それが報復なんですか?」

「やられてみりゃ分かる。だいたいな、お前、身動きできない俺を相手にふんぞりかえるなんざ、どう考えてもフェアとは言えねえぞ」

「そりゃそうですけど……でもお師様、精神攻撃って、なんです?」

「そのまんまだよ」

 オーフェンはつちかべてんじようを見上げながら、苦々しくつぶやいた。

「一発にらまれただけで人格が消し飛んだ──それでも俺は《とう》で精神制御の訓練をてつていして受けさせられていたから、まだこの程度で済んだんだ。つうの魔術士なら、お前、はいじんになるだけじゃなくて、へたすりゃ肉体そのものまで分解されてちりになってるぞ」

「はあ……でも、精神攻撃で、なんで身体が分解されるんです」

「なんで身体が分解されないと思うんだよ」

 オーフェンが聞き返すと、マジクは困ったような顔を見せた。

「だ、だって──精神でしょう?」

「じゃあ、その精神とやらが一体なんなのか、お前に分かるか?」

「…………」

 マジクは腕組みして、しばし天井を見上げた。

「分かんないですけど」

「それみろ。要するに、俺たち魔術士の間で『精神』つったら、二種類の意味がある──ひとつは、精神制御マインドセットみたいな、記憶や神経の情報のこと、もうひとつは──こっちが本義なんだが──物理的に存在しないもののそうしようだ」

「はあ……」

 分かったような分からないようななまへんを、マジクが返す。オーフェンは痛む頭をかかえながら、上半身を起き上がらせた。

たましいとか、予言とか、心の声とか、時間とか──そんなようなもんだよ。人間じゃ、白魔術士があやつる領域だ。俺たち黒魔術士が用いる『力』──つまりエネルギーと物質と意味情報のみっつだが、これとは領域が異なる。ただ、力でおどし付けて人間を心変わりさせることができるように、白魔術の領域から物理現象を起こすこともできるんだ──ディープ・ドラゴンはな。人間の白魔術士には、そこまでの力はねえけど。精神攻撃ってのは、生き物に対してはきよくたんに効力がある。だから、その暗黒魔術にけたディープ・ドラゴンには逆らえねえのさ」

「……そんなに危険なんですか? ディープ・ドラゴンって」

「あのなぁ──いいや。俺の今の姿を見て、勝手に判断しろよ……」

 と、オーフェンはマジクの後ろに立つ少女に顔を向けた。たったそれだけの動作で、のうずいに痛みが走る。

「フィエナ……だったっけ? 聞きたいことがあるんだが」

「は、はい」

 少女は、どもった──どうもこちらを直視できないようで、ななめ下あたりに視線をはわせている。彼女が、こちらの心に語りかけるすべを持っているのは知っているが──もしあれが本当に彼女のわざだとしたら、あれは人間に使えるような魔術ではない。

「このろうがあるのは、あの塔だよな、村の真ん中の。なら、このとなりにでっかい建物があったと思ったんだが、あれはなんのせつなんだ?」

「あれは……」

 と、だまり込む。語るのを禁じられているのか──なんにしろ、知らないというわけではなさそうだったが、しつこくじんもんするような気力は、まだ回復していなかった。

 オーフェンは別のことを聞いた。

「なら……ドラゴンだ。昨日、ディープ・ドラゴンが村の真ん中に現れたが、ありゃなんなんだ?」

「なんなんだ、というと……?」

 目をせて、彼女が聞き返してくる。オーフェンはたんそくした。

「ディープ・ドラゴンは《森》の守護者だ──少なくとも、伝説ではな。《森》に立ち入った人間をたちまちほろぼす。なのに、村の真ん中で、あのドラゴンはだれひとり攻撃をしなかった──俺をのぞいて、だけどな。まさか、本当にこの村の守護神だってんじゃねえだろな」

「…………」

「しゃべりたくないのなら、いい。これで最後だ、なんでこの村の教祖──マクドガルとかいう名前だったか?──は、俺たちをしたんだ? 単に《森》に入ってきたからって、かたぱしから旅人を捕まえるわけじゃないんだろ?」

「それは……あなたたちが、魔術士だからです。情報があったので……最近村に迷い込んできた地人が、自分たちは魔術士に追われている。もう近くに来ているはずだって、マクドガルに。マクドガルは魔術士がきらいなんですよ」

「……あんの福ダヌキども……いちいち人をさいなんに……痛てっ」

 それだけ聞けば、知りたいことはもうおおむねなかった。というか──どうしても知りたいことに関しては、このフィエナはなにも話してくれないような気がする。おまけに、話していたら頭痛もひどくなってきた。

(自分で調べるしかねえか……なんにしろ、動けるようになるまで待たなけりゃなんねえが……)

 なんでこんな《森》の中にドラゴンしんこうの村があるのか──

 あのディープ・ドラゴンは、なんなのか──

 マジクの話に出てきた、マクドガルの使ったけんじゆう、フィエナの魔術(?)、そして、計画──

 そしてこれはおまけだが、ボルカンのくそダヌキども、どうやって血祭りにあげてくれようか──

 どの疑問に関しても、ある程度るいすいすることはできる。

 だがあえて答えは出さずに、オーフェンはつぶやいた。

「フィエナ」

「は……い?」

 不意をつかれたように、彼女が顔を上げた。オーフェンは短くつぶやいた。

いやしてくれてありがとうよ。命の恩人ってことになるんだろうな」

「そんな……」

「癒したって、お師様を?」

 マジクが、彼女に横から聞いている。オーフェンは、彼女がマジクにのたのた説明してやるのを待つつもりはなかった。無視して、続ける。

「あのときはよく分からなかったが、今なら分かる──俺はいったん、精神的には滅びたんだ──人間の力では、それを癒すことなどできない。それは、君も知ってるんだろう?」

「……はい」

 うなだれるように、フィエナがうなずく。オーフェンはすいと戦いながら口を開いた。

「だが君は癒した」

「…………」

 彼女は、答えなかった。腹の前あたりで弱々しく手を組み合わせて、こちらを見ている。いや──見ているのは、こちらの寝ている地面の、ほんの少し手前だ。あまり人をぎようしたくないらしい。

「ひとつだけ、質問させてくれ──答えなくてもいいが、目をこちらに向けて欲しい。勝手にこっちで読み取る」

「お師様、そんなじんもんみたいなこと──」

 が、マジクの抗議をさえぎったのは、オーフェンではなく、フィエナだった。彼女は、すっと視線をこちらにばすと、

「答えられます。答え……られる……ものは」

 だんだんとしりすぼみになっていく。恐らく、答えられないことのほうが圧倒的に多いのだろうなと思いながら、オーフェンは聞いた。

「なら答えてくれ。そんな力を持っていながら、いったいなにを恐れる必要があるんだ?」

「…………」

 フィエナは答えなかった。そしてそののような無表情からも、なにも読み取ることはできなかった。